物販で職場に支援する会を広げよう!を合言葉に。
動労千葉を支援する会・広島第3回総会が成功!
12月23日の午後、動労千葉を支援する会・広島の第3回総会が開催されました。広島市西区民文化センターには、会員と物販協力者が70名が集まりました。
動労千葉の12・3~4のストライキでの3名の組織拡大の勝利を踏まえて、動労千葉を支援する会・広島が2011年は、いかに闘うのかを話し合う重要な総会でした。今回の総会には、昨年までとは違い、物販の購入者や初めて参加した会員が多く参加していました。集会の前には、12・3~4ストライキ報告のビデオが上映され、「広島からは応援に行けなかったが、やはりすごいストライキだ」と感動の声が上がりました。
代表の全造船三菱広機分会で70年闘争以来闘ってきた斉藤俊法さんが、「今こそ70年安保沖縄決戦を超える資本との闘いを復権させる時です。ストライキをどんどんやれるような組合が必要です。動労千葉を守り抜いて、共に職場で闘いましょう。物販にとりくんで支援する会の会員を増やしていこう。」と檄を飛ばしました。
「4・9反動と11・23の朝鮮侵略戦争が始まるような情勢の下で、戦後のあり方が崩れ去ろうとしています。全ての職場で民営化・外注化攻撃が吹き荒れている今こそ、国鉄1047名解雇撤回の闘いが輝きを増しています。国鉄の物販を武器に動労千葉と共に闘える支援する会・広島を職場に広げて、職場や労組の主導権をとろう!」と運営委員が訴えました。その上で、自らの職場である広島市職での物販のとりくみと会員拡大に向けた実践の中で、運動に確信を持ったと述べました。
総会では、国鉄闘争全国運動の呼びかけ人である大野義文さん(元安芸労働基準監督署長)の特別講演を受けて、1年間の運動方針が提案されました。
大野さんは「私が始めて着任したのが広島でした。本年8月の来広の際、旧職場に行き、あまりの管理体制の強化に怒りを覚えた。全く労働者が相談できない労基署になっている。首切りや労災、過労死や過労自殺といった『企業の犯罪』は見て見ぬふりで巷にあふれている。これでは先日の取手や秋葉原、広島のマツダでの事件が発生するのは当然だ。労働者は生きていけない社会になっている。会社・経営と妥協せずに非和解で闘う組合が必要だ。ストライキは資本の支配を断ち切り、労働者を自由にし、解き放つ。労働者は職場での団結がつくられることで、実に明るく、いきいきと生きていける。動労千葉のような闘いを国鉄闘争全国運動で自分の職場に広げていくことに労働者の生きる展望がある」と全国運動に賭ける熱い思いを語られました。さらに広島の民間の労働者から「長年物販を要請してきた人が今回始めて物販に応じてくれた。ビラも読んでいた。これで支援する会の会員を職場で増やせると思った。」という経験を話してくれました。
動労西日本の大江照己委員長は、動労総連合と動労西日本への支援に謝意を示し、JR西日本の許しがたい労働者を人と思わない労務政策に怒りを表し、山田副委員長の解雇撤回闘争を軸に反合理化・安全保安闘争で闘う決意を述べました。続いて教育労働者、郵政労働者、電通労働者、高陽第一診療所労組、広大生協労組の仲間から全国運動-支援する会の会員拡大の決意が表明されました。さらに広島連帯ユニオン草津病院支部から、組合つぶしのでっちあげ弾圧を打ち破り、動労千葉と共に闘ってきた青年労働者を職場に取り戻すという決意表明がありました。広大全学連は「国鉄決戦は反戦闘争だ。全世界で起ちあがっている学生の先頭で全学連が闘う。」とキッパリと力強い意見表明が述べられました。
最後に、広島連帯ユニオンの青年労働者は「青年が続々と起ちあがっています。国鉄闘争全国運動は青年を獲得できる。動労千葉を支援する会に青年を組織しよう。その力で闘う労働組合-青年部を甦らせ組合の権力を取ろう!」とのまとめの発言があり、会場全体が動労千葉を支援する会の運動に展望を持ちました。
そして総会は『団結ガンバロー』で終わりました。集会参加者が2011年にむけて、動労千葉を支援する会を拡大するぞ!という決意を持つことのできた総会でした。(TO)