2010年6月29日火曜日

国鉄闘争全国運動

 国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(略称:国鉄闘争全国運動)のサイトができました。

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2010年6月28日月曜日

6.27「動労千葉支援する会・三多摩」結成集会


主催者あいさつ
 
 私たちは、6月13日、「国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回」新たな全国運動スタートの大集会を勝ち取りました。文京シビックホールをうめつくす1635名の結集をかちとり、ものすごい熱気と高揚感あふれる戦闘的な大集会でした。日本の労働運動を階級的に変革する新たな「国鉄分割・民営化反対!1047名解雇撤回」大運動がスタートしたのです。

● あの熱気と高揚感に包まれた6.13大集会をいかにして勝ち取ったのか。
労組交流センター全員が打って一丸となって全力で闘いぬいたからです。

・民主党政権による国鉄1047名解雇撤回闘争に対する政治和解攻撃は、国労本部ら4者4団体を取り込み、1047名解雇撤回闘争の惨めな屈服を強制し、絶対反対で闘う動労千葉と我々動労千葉派の労働運動を破壊し、日本労働運動の大政翼賛会化を狙った攻撃でした。
・私たちは猛然といかりを燃やし、自分の職場の職場闘争を闘いつつ、地域の労働組合、今まで付き合った事のない三多摩の多くの労働組合に動労千葉物販を片手に訪問し、「国鉄闘争の火を消すな!」「新たな全国運動」への結集をオルグして回りました。
 また、照る日曇る日、雨の日を問わずへとへとになるまでの街宣につぐ街宣を闘い6.13に向かって闘いぬきました。
 さらに、北朝鮮哨戒艇事件で北朝鮮侵略戦争策動をむき出しにした鳩山民主党の普天間基地移設・日米合意押し付けに怒る沖縄人民の怒りを共にして、米軍普天間基地撤去・安保粉砕4.28-5.15沖縄闘争を闘いぬき鳩山民主党政権に怒りをたたきつけました。 この闘いの真っ只中で、わたしたちは6月2日、鳩山・小沢民主党・連合政権を打倒しました。私たちは鳩山民主党・連合政権成立したその時から、国鉄・沖縄決戦で民主党・連合政権を打倒すると宣言して闘い抜いてきました。そして断固これを実現したのです。こんどは菅政権打倒です。

●鳩山民主党・連合政権打倒の最大の攻防点は動労千葉破壊をねらった検査修理業務の全面外注化攻撃と国鉄1047名解雇撤回闘争の政治和解による解体攻撃との闘いでした。この国鉄攻防に打ち勝ってあの6.13大集会勝ち取ったという事が大事な点だと思います。
 なんといっても、この1月―4月、動労千葉は研修業務全面外注化攻撃を5波のストライキを打ち抜き、青年部結成をめざす青年組合員がその先頭に立って闘い、JR東労組の青年労働者のこころを揺さぶりJR東を震撼させ、4月1日実施を完全にストップさせた勝利が決定的だったと思います。動労千葉の反合理化・運転保安闘争路線こそ大恐慌下の資本による労組破壊・大失業と改憲・戦争の攻撃を打ち破っていく唯一の路線です。

●しかし、大事なことは、6.13「新たな全国運動」はまだスタートだと言うことです。
・政治和解を断固として拒否して闘う4名の国鉄闘争団、動労千葉争議団の「国鉄分割民営化反対・1047名解雇撤回」の闘いはこれからです。この闘いは道州制・公務員360万人の首切り許すな!の闘いに火をつけ、また、2000万人の怒れる青年の決起を必ず呼び起こす闘いです。マツダ・広島工場で非正規労働者による「第2の秋葉原」が起こりました。2000万青年労働者、6000万労働者のこの怒りを、世の中をひっくり返す闘いに結合できるのは「全国大運動」だけです。労組交流センターを先頭とする動労千葉派労働運動だけです。
 この「全国大運動」を拡大・発展させるために、今日、「動労千葉を支援する会・三多摩」の結成をだんこかちとりましょう。そしてあらゆる職場に「支援する会・三多摩」の会員を作り、反合理化職場闘争を闘う労組交流センタ労働運動を拡大しましょう。
 「動労千葉を支援する会」は1987年に始まりました。三多摩では現在まで○○名(○○口)の会員、運営員○人です。これまで支援してくださった○○名の方々にお礼を申し上げるとともに、○○名の方々も含めて、今日をもって職場に根を張る「動労千葉支援する会・三多摩」として大きく飛躍していくことを目指して三多摩労組交流センターを先頭に共に頑張りましょう。


2010年6月18日金曜日

動労千葉を支援する会・三多摩 結成集会

国鉄分割・民営化反対!1047名解雇撤回!6.27集会

「国鉄分割・民営化反対闘争は、かれこれ30年近い闘いになる。その結末が、国鉄改革法の承認、『JRに法的責任なし』の承認でいいのか。労働組合はもっと素晴らしい力をもっているはずだ。全世界から怒りの声が吹きあがっている。この大運動の中から大恐慌時代に通用する新しい労働運動をつくろう。私たちの解雇撤回闘争はこの闘いと一つだ」
―― 動労千葉の田中康宏委員長は、6・13国鉄大集会で新たな全国運動の意義を熱く訴えました。この呼びかけに応え、「動労千葉を支援する会・三多摩」を結成します。6・27集会にお集まりください。

と き: 2010年6月27日(日)13:30開会
ところ: 八王子市子安市民センター(第1会議室)

基調報告◇ 国鉄労働者から
アピール◇ 動労千葉を支援する会
発言◇ 金属/自治体/医療/交運/合同労組など

国鉄分割・民営化反対! 1047名解雇撤回! 6・27
動労千葉を支援する会・三多摩結成集会参加の呼びかけ

 20万人もの国鉄労働者を職場から放逐し、200人もの自殺者を出した国鉄分割・民営化は、当時の国鉄赤字の責任をすべて労働者の責任とし、「国鉄改革法」をもってJR発足にあたって労働者を選別再雇用した、まさに国家的不当労働行為そのものです。国鉄1047名解雇撤回闘争は、1987年の国鉄分割・民営化以来24年にわたって戦い続けてきている、戦後労働運動で最大の解雇撤回闘争です。
 この国鉄1047名解雇撤回闘争が、今重大な情勢を迎えています。

■不当労働行為を争うな、雇用保障なしの「和解案」は認められない

 4月9日、の与党3党・公明党と政府の間で「和解案」の合意が成立し、同12日、国労本部など4者4団体が連名でこれを受け入れました。「和解案」の内容は、①すべての裁判を取り下げ、②不当労働行為や雇用の存在を二度と争わない、③雇用は保証できないという3項目を、国労や闘争団など4者4団体が機関決定することを条件に、なにがしかの和解金を出すというものです。こんなものを受け入れては、労働組合としての存在意義は完全に奪われます。
 しかも動労千葉は、はじめからこの和解から排除されているのです。それは動労千葉が国鉄1047名解雇撤回、国鉄分割・民営化に一貫して反対して闘い続けているからに他なりません。
 4月26日の国労臨時大会は、組合員に屈辱的な3条件の内容をひた隠しにしたまま、反対する組合員を機動隊で排除して強行されました。雇用の解決まで闘争を継続するかのようにいいくるめ、原告団904人から承諾書をとりつけるや、生活援助金打ち切り、物資販売会社アルバの解散を決定し、闘争団を路頭に放り出そうとしているのです。

■動労千葉、国労闘争団員4名が「和解案」を拒否して決起!

 国鉄分割・民営化の張本人である中曽根康弘が「いい解決できた」と喜んだという「和解案」など断じて認めるわけにいきません。
 動労千葉は「1047名の人生をかけた闘いが踏みにじられようとしている。23年間の闘いはなんのためだったのか。国鉄分割・民営化との闘いは何一つ終わっていない。動労千葉と動労千葉争議団9名にとってすべてはこれからである。国鉄闘争の火を消してはならない。この闘いの勝利のなかに労働者と労働組合の未来がかかっている」と訴え、国鉄1047名解雇撤回闘争の勝利まで闘う決意を示しています。
 さらに4名の国労闘争団員が、この「和解案」を拒否し解雇撤回を貫くと宣言しました。ついに国労の中からも、労働者の誇りにかけて屈服を拒否する仲間が立ち上がったのです。そして6・13国鉄大集会をもって、下欄の40人と1労組の国際的な呼びかけ陣形で新たな全国運動がスタートしました。

■検修外注化4月実施を粉砕!動労千葉のように闘おう!

 国鉄・分割民営化をもって始まった民営化・外注化、労働組合破壊、非正規職化の攻撃は、貧困と大失業時代をもたらし、労働者の怒りは地に満ちています。この労働者の怒りは、沖縄の怒りと一つになって、ついに鳩山・民主党-連合政権を打倒しました。替わって登場した菅政権は、辺野古新基地建設、公務員労働者の大量首切り、大増税を打ち出し、破綻した新自由主義を極限的に押し進めようとしています。連合は、この政権の立場に立って民営化・外注化、首切り・賃下げの先兵となっています。国鉄1047名解雇撤回闘争は、この連合労働運動と対決する、闘う労働運動の柱です。国鉄闘争の火を消してはなりません。
 動労千葉は、この春闘で5波のストライキを打ち、検修外注化4月実施を完全に粉砕しました。動労千葉のように、反合・運転保安闘争路線をもって職場から闘いを巻き起こしていくことが、新自由主義の攻撃を打ち破っていく道です。
 その闘いの推進軸となるために「動労千葉を支援する会・三多摩」を結成します。6・27集会に集まり、ともに闘う労働運動を甦らせましょう。




《呼び掛け》
伊藤晃(日本近代史研究者)/入江史郎(スタンダード・ヴァキューム石油自主労働組合委員長)/宇都宮理(愛媛県職員労働組合委員長)/大野義文(元安芸労働基準監督署長)/大和田幸治(全国金属機械労働組合港合同事務局長)/北原鉱治(三里塚芝山連合空港反対同盟事務局長)/金元重(韓国労働運動史研究家)/高英男(全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部副委員長)/鈴木達夫(弁護士・法政大学弾圧裁判弁護団長)/高山俊吉(弁護士・憲法と人権の日弁連をめざす会代表)/手嶋浩一(元国労九州本部書記長)/中江昌夫(元国鉄動力車労組副委員長)/花輪不二男(世田谷地区労働組合協議会顧問)/葉山岳夫(弁護士・動労千葉顧問弁護団長)/山本弘行(動労千葉を支援する会事務局長)/矢山有作(元衆議院議員)/ジャック・ヘイマン(国際港湾倉庫労働組合ローカル10 執行委員)/韓国・民主労総傘下の主要な連盟、労組の代表23 人全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部


6.27集会ビラの閲覧/ダウンロード

2010年6月15日火曜日