11月18日(火)、動労千葉は、希望連帯ケーブル放送非正規支部の要請に基づき、川崎執行委員会を先頭に国際連帯委員会、学生や交流センターなど17人は、MBK Partnersに対する抗議行動を展開しました。この抗議行動は 韓国、日本、香港で同時に行われました。
MBK Partnersは配下のC&M(ケーブル放送)の売却を有利に行うために、C&Mで働く非正規労働者109人の解雇を強行しました。
C&M労組は正規・非正規労働者が一体となってこの不当極まる解雇攻撃と闘っており、現在高所籠城闘争を闘っています。
希望連帯ケーブル放送非正規支部からは、11月全国労働者集会に、イジョンミンさんとカンソンドクさん(高所籠城に入った2同志の内の一人)が参加されました。
MBKパートナーズ株式会社
代表取締役 加笠研一郎 殿
2014年11月18日
国鉄千葉動力車労働組合
委員長 田中康宏
動労千葉国際連帯委員会
事務局長 山本弘行
―――申 入 書――
韓国で現在、ケーブル放送C&Mの非正規労働者109人が解雇され、解雇撤回・雇用継承を求めて4カ月以上の長期闘争を続けています。テント篭城闘争もすでに130日以上になります。さらに11月12日、2人の非正規組合員が光化門にあるプレスセンターの広告塔に登り、高空籠城に突入しました。高さ20㍍の広告塔の上から「非正規職109人大量解雇のMBKとC&Mは責任を取れ」と書かれた垂れ幕を下ろして闘っています。
本日11月18日午前、韓国・ソウルで労働界・市民社会団体・宗教界・政治圏など各界各層の代表者たちが韓国のMBKパートナーズ事務室前で「解雇者復職とC&M労使関係正常化要求」記者会見及び糾弾集会を開催しています。また香港でも国際行動が同時に取り組まれています。
われわれは去る11月9日、ソウルファイナンスビル前でテント籠城をしている希望連帯C&M非正規支部の闘争現場を激励訪問し、解雇撤回・原職復帰までともに闘うことを決意しました。今も寒風吹きすさぶ高空で解雇撤回まで地上には降りないと非常の決意で闘っている2人の同志たちとも交流を深めました。
私たちは本日のソウル・香港での闘いに呼応し、MBKパートナーズ(MBK PARTNERS)に抗議する国際行動の一環として、貴MBKパートナーズ株式会社に対し、以下の点を強く要請します。
なお、11月25日(火)までに、首記連絡先まで貴社回答を頂きたくお願い致します。
* 貴社はMBKパートナーズの海外事務所であり、MBKパートナーズが買収したC&M非正規職支部に対する組合破壊と大量解雇に対して、重大な共同責任を負わねばなりません。
* 人権を無視する非倫理的な行為を中止し、109人の労働者の解雇を直ちに撤回し、原職に復帰させることを強く要求します。
以上
【
DC通信No.206から転載】