自ら作った赤字の責任をほおかぶりし
大リストラを進める斎藤(日本郵政社長)・鍋島
(郵便事業社長)らにすべての責任ををとらせよう
団結をつくりだして共に闘おう
郵政非正規ユニオンからのアピール
郵便局で働くみなさん、新年明けましておめでとうございます。郵政非正規ユニオン執行委員長の齋藤裕介です。
昨年1年はJPEX統合の混乱や未曾有の大震災の中で正規社員は一時金一律3割カット。ゆうメイトの大量雇い止めの強行と揺れる中での年末繁忙期を迎えました。日々の楽とは言えぬ労働環境のもとご苦労様です。
昨年から立ち上がった非正規労働者による労働組合である「郵政非正規ユニオン」も無事に定着し日々組合加入や相談の集まる実行力のある組織として成長しました。労働業界では全国における2千万非正規労働者のみならず、闘い続けてきた多くの活動家にとっても大きな可能性として注目を集め、思想、産別、性別、年齢を問わず希望の光となっています。
昨年1年は、国鉄分割民営化、郵政民営化、原発問題など様々な問題の終着点が非正規労働者の爆発的な拡大による貧富の格差です。労働者間、仲間内での分断、孤立化であったと認識を深める年となりました。
2012年はそれら多くの社会問題の中で生涯の雇用を保証されないすべての労働者が自らを主張し、失い続けてきた権利や人としての誇りをとりもどす年となると思います。その為に国内でも最大数の労働者を抱える郵便事業においての非正規16万決起は絶対条件であり、本年において全国1千名建設は急務の課題であります。
そのために郵政非正規ユニオンは激しく闘い続ける事で可能性と展望を切り開き、失われた仲間意識、郵政民営化の結果内包してしまい外部には伝わらない悪辣な職場状況を社会に発信し労働環境の健全化に邁進していきたいと思います。
わずか1年を経たずして当ユニオンのスローガンは日本全国を駆けめぐり、隣国韓国の1千万非正規労働者とも繋がり、アメリカを始めとして労働者間の国際連帯も完成しつつあります。共に闘い、共に笑い、共にささえあう2012年としたいと思います。
トゥジェン、ソリダリティー、団結!