2016年8月21日日曜日

日刊動労千葉 第8147号

戦争と改憲に突き進む安倍政権
まるで「戦前回帰」、今秋が正念場
11月労働者集会の大成功を勝ち取ろう

「反戦教師がいたら密告せよ」

 7月の参議院選挙前後、「まるで戦前回帰」ともいうべき重大な事態が起きている。
8月12日発行の「日刊動労千葉」でも紹介したように、18歳選挙権のスタートに伴い、自民党が学校現場における「政治的中立性」なるものの調査を行った。いわく『「子供たちを戦場に送るな」と主張し中立性を逸脱した教育を行う先生方がいることも事実です』と、そういう先生の指導や授業があれば、学校・教員名、授業内容などを密告せよというのだ。
 そして参議院選挙中の7月6日、名古屋の中学教師が授業で「与党が3分の2を獲得すると、憲法改正が可能になり戦争に行くことになるかも」などと発言したと保護者からの「密告」があり、その後、「生徒に誤解を与えた」と謝罪させられことも起きている。

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