第12期労働学校始まる!
長田書記長が実践編で講義
動労千葉 外注化阻止の闘い
第12期労働学校が開校しました。基礎編は年12回、実践編は年6回です。実践編は4月28日「非正規化・外注化と国鉄闘争全国運動」と題して労働学校講師増田さんと動労千葉の長田書記長の2人で講義をおこないました。
第12期労働学校始まる!
長田書記長が実践編で講義
動労千葉 外注化阻止の闘い
第12期労働学校が開校しました。基礎編は年12回、実践編は年6回です。実践編は4月28日「非正規化・外注化と国鉄闘争全国運動」と題して労働学校講師増田さんと動労千葉の長田書記長の2人で講義をおこないました。
◎日時:6月6日(水)
17:30 開場
18:00 オープニングコンサート寿[kotobuki]
18:30 開会
19:30 パレード出発
◎場所:日比谷野外音楽堂(地下鉄霞が関駅徒歩5分)
◎発言:呼びかけ人から 鎌田慧さん、他/賛同人から/各地の署名取り組み報告/大飯原発再稼働について
◎パレードコース:日比谷野音~東京電力本社~銀座~鍛冶橋(予定)
※夜の集会・パレードになりますので、光り物などをご持参ください。
◎呼びかけ:「さようなら原発」一千万署名 市民の会
(内橋克人 大江健三郎 落合恵子 鎌田慧 坂本龍一 澤地久枝 瀬戸内寂聴 辻井喬 鶴見俊輔)
昨年5月以来、多くのみなさんのご協力のもと集めてまいりました「さようなら原発1000万人署名」もいよいよ提出の段階を迎え、現在開会中の通常国会会期末の6月に署名を提出することになりました。みなさまからお預かりした署名を、内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長にそれぞれ提出し、「脱原発は市民の意志である」ことを高々と宣言したいと思います。また、このことを発信するとともに、原発廃止に向けた私たちの堅固な意志を確認する場として「第一次集約集会」を日比谷野音で開催することになりました。ぜひお集まりください。
なお、署名は5月末までに届いたものを第一次分として提出しますが、それ以降も継続して集めますので、ご協力をよろしくお願いします。
■連絡先:さようなら原発1000万人アクション実行委員会 http://sayonara-nukes.org/
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1F TEL03-5289-8224 FAX03-5289-8223
委託した構内入換業務で重大事故が多発!!
京葉車両センター構内業務「1日勤」と
転削業務を直ちに直営に戻せ!
検修・構内業務全面外注化の「10月1日実施」絶対阻止!
強制出向粉砕へ、動労千葉に結集して闘おう!
今年1月27日、JR千葉支社は、京葉車両センターの構内入換業務「1日勤」の外注化を強行した。
しかし、委託した構内入換業務に関して、考えられない事故や偽装請負が多発している。このままでは重大事故につながりかねない。
JR千葉支社は、外注化した構内入換業務を直ちに直営に戻せ。
コンビニ夜間集荷全面停止・全員解雇許さない!
職場の怒りをひとつにしてたたかおう!
「好きで非正規やっているんだろう」
暴言をくりかえす郵政本社を許さない!
郵便局ではたらく皆さん。日々のお仕事、お疲れさまです。
私たち郵政非正規ユニオンは、5月1日、郵政本社に対して賃上げや雇い止め解雇撤回を求めて、春闘申し入れ行動をたたかいました。そこで郵政本社の全国の仲間に対する許しがたい態度が明らかになりました。出てきた本社担当者はなんと、昨年6月に齋藤委員長ら15名の雇い止め解雇を強行したことについて、他人事だとばかりに「知らない」と言い放ちました。さらに「自爆営業の強制やパワハラをやめろ」という要求に対しても、「そういうことはないと思う」「知らない」との返答です。
人員不足で配達業務も回らないのに、雇い止めをちらつかせながら膨大なノルマを押しつけ、連日営業に駆り立て、営業成績が悪ければスキル評価を下げられる。さらに、「アルバイトの分際で組合なんかつくりやがって」などという、管理者の許しがたい暴言と不当労働行為の数々。こうしたいっさいを「知らない」の一言で済ませられるとでも思っているのか!いったい、労働者の生活をなんだと思っているんだ!
極めつけは、「正社員になりたいという人がいるなんてまさか知らなかった」「好きで非正規やってるんだろう」の言辞です! こうした連中が、過酷な業務を強制したあげく、「赤字だから」などと口実を持ち出して労働者を使い捨てにしているのです。絶対に許せない!
会社は、必死に働く現場の声に向き合うどころか、9月末の大量雇い止めを前倒しして、解雇と殺人的労働強化を進めています(裏面参照)。
こうした職場の現実に対して、多くの仲間が、怒り、声をあげ始めています。郵政非正規ユニオンに加入して声をあげよう! 職場の怒りをひとつにしてたたかおう!いつでもユニオンに連絡下さい!
コンビニ夜間集荷廃止で50人解雇の暴挙!
ヤマトへの切り替えでさらなる解雇も
日本郵便が決定したコンビニからのゆうパック夜間集荷業務全面廃止によって、東京多摩局ではこれまで夜間集荷を担ってきた「日本郵便輸送会社」が、携わってきた50人を5月末で全員解雇しました。絶対許せません。労働者にとっては働くことは生きること。仕事を失うことは生きていけないこと。日本郵便本社は郵便局で働く社員が生きようが死のうが関係はなく、大事なことはすべて金であるという姿勢は明白です。
さらに、サークルKサンクスが6月下旬から宅配便をクロネコヤマトに切り替えることも明らかになりました。このことも口実にして、さらなる解雇と労働強化を強制してこようとしています。反撃を叩き付けよう。
JPEX計画の失敗での大混乱。会社が格安で引き受けた通販の巨大な梱包は運んでも運んでも持ち戻り。バイクにゆうパックを満載することまで強制され、事故が激発しても会社は責任を取ろうともしない。民営化の失敗・破産のすべてを現場の労働者に押しつけたあげくに雇い止め解雇なんて、絶対に許さない!
「新人事・給与制度」の導入で班の団結は引き裂かれる!
絶対阻止しよう!
会社が導入しようとしている「新たな人事・給与制度」は、社員の基本給を3割カットして成果主義に切り替えるというもの。平均的な40歳郵便外務労働者の場合、10万円もの賃下げになります。
基本給をカットし、現行の手当をなくした上でポイント制の業績手当を導入。例えば、基準物数を超えた日に超勤なしで仕事を終えたら5ポイント。しかし、基準内物数の日の超勤はペナルティとして0ポイント。応援された労働者はマイナス2ポイント。朝は1?2時間も前から区分をし、昼休みも取らずに配達するということに。事故や誤配でマイナスポイント、営業もポイント化で賃金と直結。隣の班とも、同じ班の中でも、常に競争しなければならなくなります。しかも、班長には「1日1時間半の専担時間の確保」が言われ、配達に行くこともできなくなります。
こんなものが導入されたら、職場はより一層ギスギスし、バラバラにされてしまいます。
ところがJP労組本部は、会社と一体となって「新人事・給与制度」を推進し、6月大会で決定しようとしている。現場から、各班から、反対の声をあげよう!
こうした郵政労働者の怒りを集める場が6・10全国集会です。職場から東京・文京シビックホールに集まろう!
ボロボロの裁判員制度も原発も廃止を!
―5・21裁判員制度廃止!全国集会―
5月21日、裁判員制度が施行されてちょうど3年目に当たるこの日、東京・日比谷公会堂において、「裁判員制度はいらない! 大運動」の全国集会が開かれ、全国から950人が参加した。
原発再稼働許すな!
5・20 広瀬隆さん講演会
5月20日船橋において、広瀬隆さん講演会が、「原発なくせ! 千葉アクション」の主催で行われた。
広瀬さんは、これまで反原発の著作を数多く発表しているジャーナリスト。3・11の前年に発表された「原子炉時限爆弾」は、まさしく大地震切迫の危険性と原発事故の可能性を警告する内容だった。
5月18日(金)、NAZENの「すべての原発いますぐなくそう!全国署名」1万4786筆を経産省に提出しました(前回分との合計6万6896筆)。この日午後2時に、NAZENの仲間や、NAZEN署名に取り組んでいる百万人署名運動の仲間らが経産省前テントひろばに集まり、8名で経産省に向かいました。【続く…】
7・16「さようなら原発10万人集会」への呼びかけ
原発はいらない!この声で、代々木公園を埋め尽くそう
福島第一原発で発生した、世界最大級の過酷事故によって、日本の豊かな自然――田んぼや畑、森、林、川、海、そして雲も空も放射能によって汚染されました。原発周辺で生活していた多くのひとびとは、家も仕事も失い故郷を追われ、散り散りになっていつ帰れるかわからない状態です。
福島のみならず、さまざまな地域のひとびと、とりわけ子どもたちやちいさな生物に、これからどのような悪影響がでるのかの予測さえつきません。
メルトダウン(炉心溶融)とメルトスルー、そして原子炉建屋の水素爆発という、あってはならない最悪事態はいまだ収束されず、圧力容器から溶け出た核燃料の行方さえ把握できない状況です。
さらに迫り来る大地震が、原発を制御不能の原爆に転化する恐怖を現実のものにしようとしています。それにもかかわらず政府は、電力会社や財界の要求に応じて、やみくもに再稼動を認めようとしています。
日本に住むひとびとの八割以上が、「原発は嫌だ」と考えています。世界のひとたちも不安を感じています。しかしその思いを目に見える形で表現しなければ、原発を護持・存続させようとする暴力に勝つことはできません。私たちはいまこそ、日本の指導者たちにはっきりと、「原発はいらない」という抗議の声を突きつけましょう。
電気はいまでも足りています。さらに節電ができます。いのちと健康を犠牲にする経済などありえません。人間のための経済なのです。利権まみれの原発はもうたくさんです。反省なき非倫理、無責任、無方針、決断なき政治にたいして、もう一度力強く、原発いやだ、の声を集めましょう。
要請事項
1、停止した原子力発電所は運転再開せず、廃炉にする。建設中の原発と建設計画
は中止する。
2、もっとも危険なプルトニウムを利用する、高速増殖炉「もんじゅ」と再処理工
場の運転を断念し、すみやかに廃棄する。
3、省エネ、持続可能な自然エネルギーを中心に据えた、エネルギー政策に早急に転
換する。
二〇一二年五月五日
全原発停止の日に
内橋克人
大江健三郎
落合恵子
鎌田慧
坂本龍一
澤地久枝
瀬戸内寂聴
辻井喬
鶴見俊輔
検修・構内業務の全面外注化
10月1日実施絶対阻止へ!
東労組による裏切り妥結を許すな!
強制出向には絶対に行かないぞ!
「出向期間の短縮」「出向者への2000円加算」要求で誤魔化して業務外注化を推進するなど絶対に許さない!
全ての組合員のみなさん!
そして、JR東日本で働く全ての仲間のみなさん!
今年の4月1日実施を阻止して検修・構内業務の全面外注化攻撃が、「10月1日実施」で再び動き始めている。組合員の総力を結集し、そして、「業務外注化は許せない」「出向には行きたくない」という職場に充満する全ての怒りを結集して、検修・構内業務全面外注化の「10月1日実施」を絶対に阻止しよう!
配転攻撃を粉砕し、 佐倉支部を結成!
直ちに、怒りの佐倉運輸区抗議行動に起ち上がる!
5月19日、11時より、DC会館において、「動労千葉佐倉支部結成大会」が開催された。佐倉運輸区開業に伴い強制配転されて13名の仲間たちは、この日指名ストに断固として決起し、そして、全支部から結集した組合員や支援する会の仲間が見守る中、佐倉支部結成大会がかちとられた。
千葉運転区支部・銚子支部が臨時大会を開催
5・19スト-佐倉運輸区抗議行動に全力で結集しよう!
第36回千葉転支部臨時大会開催(5/13)
高沢支部長体制を確立ー団結を守り組織拡大へ
千葉運転区支部は、基地統廃合により大野支部長をはじめ5名が「佐倉運輸区」に強制配転されるという攻撃に対して5月13日、13時からDC会館において第36回千葉運転区支部臨時大会を開催し、高沢支部長体制を確立して組織破壊攻撃への反撃に起ち上がった。
OB会総会に集まろう!
高齢者切り捨て攻撃に反撃しよう!
OB会を拠点にして社会に積極的に関わり、発言する高齢者として前進しよう!
動労千葉OB会は、5月27日に第25回定期総会を開催する。各支部から結集し、OB会活動を支え、ともに闘いぬこう。
動労西日本で組織拡大
大阪で青年労働者が加入
闘う労働運動の再生に向けて、組織拡大闘争に総決起しよう!
全ての組合員のみなさん!
動労西日本は、大阪において、青年労働者1名の組織拡大をかちとりました。動労西日本に続き、千葉の地においても、本格的な組織拡大闘争に打って出よう!
「労働者に事故の責任はない」
「利益なくして安全なし」という新自由主義が高速バス事故を引き起こした!
4月29日早朝に起きた高速バスの大事故。7人が亡くなり、39人が重軽傷をおった。そして、運転手が逮捕された。これは、新自由主義が引き起こしたものであり、運転手の責任にするべき問題ではない。
規制緩和で簡単にバス事業に参入できるようになり、低価格競争が起きた。旅行会社は、バス会社にバスツアーを低価格で丸投げ委託(外注)した。バス会社は、生き残りのために、低価格競争を強いられ、結局、一切の矛盾は、労働者にしわ寄せされた。
コスト=人件費を削減するため、運転士を2~3人確保して運行するのではなく、1人運転はざらであったという。今回、事故となった運転士も、眠い目をこすって運転していたという。
事故の責任を運転手にかぶせるな!
一切の責任は、金もうけに走っているバス会社や旅行会社であり、国土交通省にある。 何よりも、国鉄分割・民営化を強行し、郵政民営化や外注化・非正規化を進めてきた資本家階級の責任だ。新自由主義を打倒し、今の「命よりも金もうけ」の社会を変えなければならない。
JAL(日本航空)の会長・稲森は、「利益なくして安全なし」と『日経ビジネス』で語っている。ふざけるな!
まさに資本の利益追求が安全を破壊してきたのだ。今、格安高速バスだけでなく、飛行機でも格安航空券がどんどん出回ってきている。これも、人件費の削減、安全確保のための検査修繕業務の外注化や簡略化が進められていくことによって可能となっている。いつ、飛行機大事故が起きるかわからない。
こういった破綻した新自由主義の絶望的凶暴化を粉砕するためにも、闘う労働運動の復権が問われている。
(動労千葉支援する会・習志野)
“『放射能は怖くない』という雰囲気を全国につくりだす”
現在、「ガレキ処理はみんなで分かち合おう」という「国民運動」が、マスコミを総動員して行われている。一体その反動的狙いは何か。それを考える上で、問題の核心をついた一文を紹介する。
5月11日にNAZENナガサキが、長崎市が被災地のガレキ処理を受け入れようとしていることに抗議した。被爆者の城台美弥子さんが朗読した申し入れ書がそれだ。
「そもそも被災地はガレキの全国受け入れなど望んでいません。ガレキの中には、被災した人たちの遺品も入っています。その意味でも被災地に埋めるべきです。長崎が原爆で被災したときも、長崎で埋めており全国にガレキは配布しませんでした」「長崎は被爆地です。この長崎が、放射能汚染されたガレキ処分を受け入れるということは、特別な意味を持ちます。『被ばく地・長崎も放射能汚染されたガレキ処分を受け入れたのだから、全国の自治体が受け入れるべき』という流れを促進するでしょう。『被災地救援』の『国民運動』の展開のもとに、『放射能は怖くない』という雰囲気を全国につくりだし、被ばくや被ばく労働も当然だということになっていきます。それは原発や核開発に反対する人たちは『非国民』だという空気を生み出し、原発の再稼動への流れに掉さすものとなっていくでしょう。……被ばく地・長崎こそ受け入れてはならないのです」
この「申しいれ書」が喝破しているように、広域ガレキ処理は、原発への怒り、福島をはじめ東日本全体を放射性物質で大量に汚染したことに対する労働者人民怒りと反原発の闘いを圧殺し、原発再稼働と原発推進の道を掃き清めるのが狙いということだ。
拡散防止・集中管理が鉄則だ
放射性物質で汚染されたものは、拡散を防止し集中管理することが絶対的な鉄則だ。その観点から、3.11大震災前は、国際的な基準に基づき、放射性セシウム濃度が1kgあたり100ベクレルを超える場合は、特別な管理下に置かれ、封じ込めてきた。
しかし東日本大震災後、当初、福島県内限定の基準として出された「8000ベクレル/㌔グラム以下であれば埋立処分できる」(従来の基準の80倍)を、その十分な説明も根拠の明示もないまま、昨年6月に広域処理の基準にも転用した。
放射能汚染物を、一般ゴミと同じように焼却してはならない。放射性物質を大気中・土壌・海洋に拡散させてしまうからだ。ドイツやフランスでは、放射性物質で汚染された物を燃やす焼却炉は、原子力発電所並に扱われている。また焼却灰や飛灰は核廃棄物と同じ扱いだ。鉱山の跡地など、セシウム等が水に溶出して外部にでないように、地下水と接触しないように、注意深く保管されている。
「放射能安全神話」
そもそも、通常のごみ焼却施設や埋め立て処分場である廃棄物処理施設は、放射性物質を処理することを想定して造られていない。焼却施設のバグフィルターは、煤塵除去のため設置されたものであり、埋め立て処分場にある、雨が降ったときの浸出水の処理設備も放射性物質の除去処理はできない。このまま汚染ガレキの全国化・広域処理が進めば、日本列島を放射能汚染列島にすることになる。 「ガレキ広域処理」を推進しているのは、「原子力村」だ。「原発安全神話」が崩壊した今、今度は『放射能は怖くない』と「放射能安全神話」を創り出し、原発再稼働や海外輸出するためにも、放射能に対する一切の不安や疑問の声さえ根絶しようしている。その最大の武器が、「ガレキ広域処理」なのだ。
「ガレキは金の成る木」
さらに「ガレキ広域処理」は、日本版「ショック・ドクトリン」そのものだ。 いま福島では、除染=安全キャンペーンと一体の「復興特区」攻撃で大手ゼネコンが群がっている。そして震災ガレキ処理には1兆円を上回る「復興予算」がつき、地元の企業ではなく大手ゼネコンが全て受注した。さらには「ガレキ広域処理」では、JR貨物や運輸関連資本がガレキ400万㌧の巨大な運搬費用を、さらには自治体は、「1㌧6万5千円」という高額な処理費用や「交付金」がはいることで、「ガレキは金の成る木」と奪い合いが繰り広げられているのだ。
JR総連“「広域処理」で収入確保を”
政府や資本家連中の手先となり「広域処理」を積極推進しているのが連合幹部どもだ。連合の各県連合会は今年3月、それぞれの知事あてに「ガレキの受け入れについて……原子力事故による残留放射線の影響などを理由に消極的な対応が目立つ。ガレキの処理は喫緊かつ最重要な課題」という「要請書」を一斉に提出した。
また、JR総連・日貨労は、「ガレキ輸送に対して、社内でプロジェクトを立ち上げ収入確保に繋(つな)げること」(「交渉速報」、2月23日付)を会社に要求している。JR貨物会社の意をくみ、経営危機をのりきろうという魂胆だ。JR総連の「反原発」がいかに偽物か、これの一点で暴かれている。
「このままでは我々被曝します。人殺しですか?」
汚染ガレキの問題は、住民の安全、そして何よりも労働者に被曝労働を強制するものだ。すでに、宮城県女川町の「汚染ガレキ」を焼却している東京都の清掃工場では、汚染焼却灰運搬の作業員が被曝していたことが明らかになっている。さらに、被ばくリスクの高い焼却炉の保守点検は、その多くが非正規労働者が行っている。
3月26日に行われた「放射性廃棄物全国拡散阻止!政府交渉」で、ある清掃労働者が怒りの告発を行った。
「バグフィルターって馬の念仏みたいに言ってますが、もう現段階で(放射能)が出てるんですよ。何とかしてくださいよ! アルバイトで清掃工場で働いてる者なんですけども、このままでは我々被曝しますよ。あなた方は人殺しですか?答えてくださいよ!」
労働運動の正面課題
「ガレキ広域処理」との闘いは労働運動の正面課題だ。被曝労働から労働者を守り、地域住民を守るための運動は、労働組合の課題である。動労水戸の闘いが示したように、この闘いは全労働者の魂をとらえ、地域住民の中に労働組合への大きな信頼を呼び起こすことは間違いない。そして、職場における外注化攻撃との闘いへの地域での大きな共感をも作り出すことになることは間違いない。新自由主義と対決する労働運動そのものなのだ。
動労千葉は、5月10日、第4回支部代表者会議を開催した。検修・構内業務全面外注化の「4月1日実施」を阻止するという大きな成果をかちとった地平を確認するとともに、当面、乗務員基地再編ー組織破壊攻撃粉砕!ローカル線切り捨て反対を掲げて、「佐倉運輸区」の開業日である5月19日に、ストライキに起ち上がることを決定した。動労千葉は、このストの中で佐倉支部結成大会を開催する。
支援する会の皆さん!全力で、佐倉支部結成大会、佐倉運輸区への抗議行動に決起することを訴える。
「最強の支部を作り上げる!」
昨年6月、JR千葉支社が「佐倉ー銚子運輸区」設置提案を行ってから11ヶ月。千葉転・銚子両支部は、5ヶ月間に及ぶ長期指名ストを闘いぬくとともに、合同執行委員会や職場集会の開催を通して意思統一を図り、団結の強化を図り、銚子地区や千葉地区における大衆行動を展開するとともに、地域や行政等に働きかけるなど一糸乱れることなく闘いぬいてきた。
こうした中で千葉支社は、3月20日、千葉転、銚子の両支部長や本部執行委員、さらにDL業務を理由にして13名に対する強制配転の事前通知を行ってきた。この攻撃に対して動労千葉は、「『佐倉運輸区』に乗り込んで動労千葉最強の支部を作り上げる」という新たな方針を確立して反撃に起ち上がった。
そして、この方針の下、5月19日の「佐倉運輸区」開業に対して、基地統廃合ー組織破壊攻撃粉砕! ローカル線切り捨て絶対反対を掲げてストライキに起ち上がる。
佐倉支部結成大会
5月19日(土)11時~
千葉市・DC会館
結成大会終了後
佐倉運輸区門前で抗議行動
「好きで非正規やってるんでしょ?」
これが郵政本社の答えか!ふざけるな!
5・1メーデー春闘申し入れ行動
「賃金上げろ!」郵政本社に要求を叩きつける!
日本郵便本社に春闘要求提出!
5月1日、郵政非正規ユニオンは「賃金上げろ! こんな低賃金・非正規労働で生きていけるか!」のスローガンを掲げてメーデー一日行動に立ちました。日比谷メーデーでは、集まった多くの労働者とエールを交わし、日本郵政本社へ向けて激しいデモを行いました。デモ終了後、郵政非正規ユニオン部隊は郵政本社前に意気高らかに登場し、「賃金上げろ! 雇い止めを撤回しろ!」という強烈なシュプレヒコールを叩きつけた。その中で齋藤委員長を始めとした3人の代表が本社に入り、賃上げや雇い止めの撤回など7項目にわたる「春闘要求」申し入れ行動をおこなったのです。
そのなかで、会社側は「非正規は好きでやってるんでしょ」と許しがたい発言をしました。「賃金が低いというなら社員になればいいじゃないか」というのです。ならば16万非正規を社員にすればいいではないか!
鍋倉社長は、何の権限もない社員に、こんな許しがたい暴言を吐かせて、自らは逃亡したのです。「無権利、低賃金の非正規を好きでやっている人がいるか! 非正規だろうと一生懸命働いているんだ。生活保障しろ」と1時間半にわたって徹底弾劾し、要求書を叩きつけたのです。
そして夕方からはさらに多くの仲間と合流し、反原発☆反失業東京メーデー集会・デモ。「非正規職撤廃!原発なくせ!」の声を街にこだまさせました。
すべての郵政労働者は、誰でも入れる労働組合・郵政非正規ユニオンに合流して、勝利をつかもう!
佐倉支部結成大会ー佐倉運輸区抗議行動に全力結集を!
動労千葉は、5月10日、18時より、DC会館において、第4回支部代表者会議を開催し、検修・構内業務全面外の「4月1日実施」を阻止するという大きな成果をかちとった地平を確認するとともに、当面、乗務員基地再編ー組織破壊攻撃粉砕!ローカル線切り捨て反対を掲げて、「佐倉運輸区」の開業日である5月19日に、ストライキに起ち上がり、この闘いの中で佐倉支部結成大会を全支部からの結集のもとでかちとり、直ちに佐倉運輸区への抗議行動に決起する方針を伝達・確認した。
全ての組合員のみなさん!
5・19ストライキに全力で決起し、JR千葉支社による組織破壊攻撃粉砕、動労千葉最強の支部を佐倉運輸区に打ち立てようではありませんか。5月19日、佐倉支部結成大会に、全支部から全力で結集しよう!
第10回団結潮干狩り 131名で大盛況に開催
5月6日、木更津・江川海岸において、動労千葉サークル協議会主催、家族会共催・木更津支部の協力の下、第10回団結潮干狩りが組合員・家族・OB,そして動労水戸の仲間たち総勢131名の結集で開催されました。
新自由主義と闘う労働運動を!
国鉄闘争全国運動 6・10全国集会へ結集しよう!
2010年に立ち上げられた国鉄闘争全国運動は、「国鉄闘争の火を消すな」と、この間、全国の職場・地域に支援・共闘組織をたちあげ、職場から闘う労働運動を復権させようと運動を進めてきた。昨年の大震災・原発事故、深刻な国家財政危機のなかで、民営化・規制緩和、公務員労働者の大量首切り策動など、ますます新自由主義の攻撃が激化している。
国鉄闘争全国運動6・10全国集会 賛同用紙 を、以下の画像をクリックすることでダウンロードできます↓。
http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/610sanndou.pdf
ついに勝ちとった稼働原発ゼロ
さあ、廃炉へ!
★「とめよう」から「なくそう」へ
みなさん! ついにこの日がやってきました! 本日5月5日夜をもって泊原発3号機(北海道電力)が停止、稼働原発ゼロ。3・11から、悔しさや怒りを胸に行動に立ちあがってきた日本中、世界中の闘いの成果です。「とめよう」から「なくそう」へ。私たちの闘いは新しい段階に踏み出しています。「廃炉」への道がどんなに困難でも、希望は闘う中にこそある。廃炉のために必要なことは何か、そして運動の側にどういう質が求められるのか。反原発の闘いの方向性について訴え、改めて闘う決意を固めたいと思います。
★福島と思いを一つに、再稼働を阻止し続けよう
まず許せないのは、政府も電力会社も再稼働を全くあきらめていないことです。私たちは運動の力で再稼働をとめていく力を培っていかなければいけないと思います。そして何より、政府はますます福島の人々の怒りをたたきつぶそうとしている。福島と思いを一つに、再稼働を阻止し続けること。再稼働阻止の署名運動をさらに強化し闘いましょう。
★労働組合こそ反原発の闘いを
今求められているのは、ビキニ事件から始まった日本の反核運動の歴史的な再生です。それは「原子力の平和利用」という、原発の容認と、その表裏の関係にあるアメリカの核の独占政策、日本の核武装に対して、反核運動が立ち向かうことができずに分裂していった歴史を、僕らの挑戦によって乗り越えていくことです。
それは、ひとつに、原発立地で住民が声を上げられる状況を作りだすことです。廃炉にしたら労働者は解雇、こんなことを絶対に許してはならないと思います。被曝を強制し続けてきた電力会社に健康も雇用も一切責任をとらせること。「原発廃炉・解雇反対」で闘うことであり、闘う労働組合を再生し闘うことです。
ふたつに、原発労働者とつながり闘う反原発運動をつくることです。「廃炉作業」において政府・東電は、非正規労働者や被差別部落出身の労働者、在日朝鮮人労働者に差別的に被曝労働を集中し、労働者をボロくずのように使い捨てるあり方を拡大しようとしている。歴史的に見て原発労働は、労働者への戦争であり、労働組合に「非正規労働者の被曝」を認めさせた団結破壊・労働組合破壊の攻撃でした。これに真正面から立ち向かい、原発労働者がともに立ち上がれる運動を作ることに挑戦し、原発を容認してきた反核運動の歴史を乗り越えよう。
★沖縄や被爆者とつながり核と原発なくそう
みっつに、怒り立ち上がり続けてきた沖縄とつながって、核兵器と原発を廃止していく闘いです。基地の集中する沖縄の怒りで、日米安保や世界的な軍事支配が崩れようとしています。沖縄とつながり、闘いましょう。
よっつに、内部被曝の隠ぺいと命をかけて闘ってこられたヒロシマ・ナガサキ、ビキニをはじめとする被爆者の闘いとつながって闘うことです。それは御用学者を生み出してきた大学を根本から変革することともひとつです。
★あらゆる分断をこえて団結を
「絆」、「痛みの分かちあい」、政府の言ううさんくさい言葉の中にあるのは責任逃れです。PAC3配備で排外主義と沖縄差別を行っておいて「絆」? 原発労働者に被曝させて「痛みの分かち合い」? 本当にふざけています。あらゆる分断も弾圧も許さず、団結して闘うことが廃炉への最短の道です。一緒に頑張りましょう!
(行動方針)
☆再稼働反対署名にご協力を☆
①再稼働も新規建設も一切やめて、全原発の停止・廃炉を、②福島の人々と子どもたちの命と生活を守れ、③国と東電は原発事故の全被害を補償せよ、の署名です。
ホームページからダウンロードできます。
☆第二次提出行動 @経産省☆
5月18日に行います。
14:00経産省「脱原発テント」前集合☆
※署名集約は5月13日。NAZEN事務所まで送付を☆
★5・15沖縄闘争ツアー★
◇「復帰」40年5・12沖縄集会
5月12日(土)18:00
那覇市民会館中ホール(沖縄県那覇市寄宮1-2-1)
主催:実行委員会
※国際通りデモ(16時県民広場)をして参加
◇5・15平和とくらしを守る県民大会
5月13日(日)
12:30~
宜野湾海浜公園野外劇場
(宜野湾市真志喜4-2-1)
※写真は昨年の国際通りデモ
★国鉄闘争全国運動6・10全国集会
国鉄分割民営化反対、1047名解雇撤回
新自由主義と闘う労働組合をつくろう!
◇6月10日(日)午後1時(12時半開場)
◇文京シビックホール
★福島診療所基金運動
福島県民をモルモットとして扱う山下俊一・福島県立医大副学長に対抗し、福島の人々や原発労働者が集まり、話しあい、学び、運動を創造できる「いのちのよりどころ」をみんなの力で福島に作ろう。
詳しくは福島診療所建設委員会まで
◆http://www.clinic-fukushima.jp/◆070-5476-6162
◆呼びかけ 佐藤幸子(NPO法人理事長)、吉田良順(広島高陽第一診療所所長)、渡辺馨(福島県労働組合交流センター代表)他
★郵便振込口座 02200-8-126405 福島診療所建設基金
★銀行口座 福島銀行 本店(110) 普通 1252841
福島診療所建設基金 代表 渡辺 馨
★Paypal clinicfukushima@yahoo.co.jp
渡辺馨(福島診療所建設委員会)
4月28日(土)、百万人署名運動主催の「改憲阻止!原発なくせ!4・28沖縄・憲法集会」を行いました。こんにちの情勢の中で改憲攻撃をどのようにとらえるか、改憲・戦争阻止をどう闘っていくかを考えていく講演集会でした。メイン講演の内容など、詳しい記事は次号(175号。6月1日発行号)に掲載します。参加は220名。【続く…】
反合・運転保安闘争に向け、新たな体制を確立!
―第21回貨物協議会総会―
貨物協議会は4月25日、第21回貨物協議会総会を開催しました。
新小岩支部と一体となった、新生千葉機関区支部のもとで、分割・民営化の矛盾の集中するJR貨物において、労働者への犠牲の転嫁と対決するとともに、反合・運転保安確立にむけた取り組みを決定しました
清水匠さんを偲ぶ会を開催
動労千葉・千葉機関区支部・貨物協議会共催
4月25日、貨物協議会総会の後、夕方から動労千葉各支部、OB会、労組交流センターの仲間が集まり、千葉機関区支部主催、動労千葉本部、貨物協議会共催の「清水さんを偲ぶ会」が開催されました。
ちば合同労組・A君を取り戻しました!
初めまして!ちば合同労働組合モリタメディック分会です。
4月12日早朝、突然ですが、分会員のひとりが不当逮捕されました!虚偽の住所を取得した罪…。でもこれ、完全にデッチ上げだったんです。彼は親元から自立するために、手取り10万ちょっとの賃金で少しずつ引越しの準備を進めてました。引越し先のアパートを借りてから、家財道具などをそろえて実際に移り住むまで思いのほか時間がかかってしまった。それが犯罪だっていうんです。冗談キツイぜ~。
彼が拘留中受けてきた拷問とも言うべき取り調べの中で検事は、容疑とは全く関係ない労働組合のことや職場のことを執拗に聞き出そうとしたり、家族にもひどい圧力をかけて彼を脅したりしてきました。結果的に、罪状の中身なんてのは全く関係なく、彼が誇りをかけてやってきた職場での労働運動をつぶすためのデッチ上げ逮捕だったってことがはっきり分かった訳なんですが。
その彼が、4月27日(金)に長い完黙の闘いを経て帰ってきました!同日夜、奪還勝利集会を行いました。
まず最初に、何よりも感激したのは、彼に会う前に電話で話したとき、「Bさんたちは元気ですか」と、職場の同僚のことを心配して聞いてきてくれたことです。キツイ取り調べに耐えるだけでも大変だっただろうに、仲間の身を案じていた彼。これまで、職場闘争にどれだけ本気だったか。そして、今回の逮捕でどれだけ強くなって戻ってきたか…思い知らされました。さすが、信じてついてきた同志だと、胸がいっぱいになりました。
会場に着くと、逮捕前より少し痩せてはいたものの、元気でキラキラとした笑顔の彼がそこにいました。普段から、仕事中も彼と他愛ないおしゃべりをしたりしていて、拘留中はずっとそれもなくて…彼の顔を見てたまらなくなった自分は、気付いたら彼に飛びついていました。
「拷問から帰ってきましたよ~!」と、来る人来る人に声をかける彼。その表情からもやっぱり、彼が今までよりひと回りもふた回りも成長し、強くなって戻ってきたことが伝わってきました。集会では、まず本人から勝利報告がありました。全国からの檄文でがんばれました、ありがとう、と話す彼。成長したんだけれども、決して奢り高ぶることなく謙虚な彼を見ると、いい意味で「ああ、変わってないところもあるんだな」なんて思いました。その後は、家族や救対で動いてくれた仲間、千葉の仲間などが発言しました。彼の帰還を心から喜んで涙する仲間たち。そのほとんどが、自分の身近なひとに彼の逮捕の話を暴露したことで、こんな本末転倒な社会への怒りを共有するきっかけにできたんだ、と話してくれるんです。こんなに嬉しいことは、本当に生まれて初めてです。
色んな形で支えてくださった全国のみなさん、本当にありがとう!そして、この記事で自分たちのような若者がいると知った方、お会いできたときはぜひ声をかけてください!話をしましょう。お互いのこと、職場のこと、今の社会のこと。そうすることが、こんなおかしな逮捕が許されるような社会を変えていく…未来をつくっていく、大きな一歩になると思うから!繋がり、共に生きて行きましょう!
新たな入管体制-「在留カード」粉砕!
-第23回外登法・入管法と民族差別を撃つ研究交流集会-
4月22日、横浜市開港記念会館において、「外登法・入管法と民族差別を撃つ研究交流集会」が、在日・滞日外国人労働者をはじめ労働者・市民、学生など480名が結集する中で開催された。