2014年6月30日月曜日

集団的自衛権反対ニュース

http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/images/syudanjieinews03.pdf


7月1日の夕方に「臨時閣議」が招集されています。

とんでもない「閣議決定案」を許さないために、6・30~7・1官邸前抗議行動に集まりましょう。

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2014年6月28日土曜日

動労水戸 7月竜田乗入れを中止せよ!

http://file.doromito.blog.shinobi.jp/2c8511af.pdf



7月竜田乗入れを中止せよ!
6・30第3波ストライキへ

誰も乗っていない電車の竜田乗入れをやめろ!

 いわき運輸区で働く仲間や、原発事故避難者の反対を押し切って強行された6・1常磐線竜田運行再開から1か月が経とうとしている。
 町全体が避難区域になっている楢葉町で鉄道を利用する人はごくわずか。一時帰宅で家に戻るのも、マイカーを利用する人がほとんどだ。仮設住宅から楢葉町まで直接送迎を行うバスを町が運営しているが、「鉄道の再開で送迎バスが廃止されるのではないか」と、鉄道の再開で逆に不便になることを心配する避難者も多い。「利用しているのは役場の職員や、福島第二原発で働く作業員がほとんど。それも、町が回数券を無料で配って電車を使わせているからだ」という話も上がった。

 竜田まで乗務する乗務員は今も線量計を2つ持って乗務している。高い値が出ても、会社は今までと同じく「機器の誤作動だ」と言ってまったく取り合おうとしない。竜田駅の線量も日々変化している状況の中で、乗務員は自分がどれだけ被ばくしているかすらわからないのだ。ここまでデタラメな鉄道運行はありえない!あいまいさなく、ただちに中止あるのみだ。

帰町宣言なき運行再開 支社団交で徹底追及

 6月17日の支社団交では、会社側が竜田乗入れの目的や被ばく問題について、まったくまともに回答できないことが明らかとなった。
 支社は当初、「帰町の判断が出れば運行を再開する」と言っていた。しかし、今回の交渉では、「運転再開の目的は復旧・復興のため」と回答した。会社はいつの間にか運行再開の理由を「復旧・復興」にすり替えたのだ。楢葉町は避難区域のまま、無人の町であることには変わりはない。「復旧・復興」とさえ言えば誰も反対しないとでも思っているのか!会社は、誰も望んでいない運行再開だという事実から目を背け、ただただ安倍政権の「復興キャンペーン」の手先として鉄道を利用していることがますます明らかとなった。

一体いつから私たちは「放射線従事者」になった?

 放射能がある場所に電車を乗り入れることや、線量計を持って勤務することは労働条件の変更ではないのか、労働組合の合意が必要ではないのかという追及に対しては、会社は「放射能がある場所に入るから問題があるとは会社は考えていない。合意は必要ない」と回答。労働者・利用者が被ばくすることがどうして「問題ない」のか!
 さらに、会社が被ばくの基準とする「一日1ミリシーベルト・年間20ミリシーベルト」は放射線従事者の基準ではないかという追及に対しては、「放射線従事者だということだ」と回答。会社の施策で私たちは勝手に「放射線従事者」にされているのだ!
 このような状況の中で、竜田には今も電車が走り続けている。会社は労働者・利用者が被ばくしようと何とも思っていないということが、今回の交渉ではっきりした。こんな電車は断固ストライキで止めるしかない。

命を守るストライキへ!

 すべての仲間の皆さんに訴えたい。私たち鉄道労働者は日々誇りと責任を持って働いている。それに比べて、この会社の体たらくはどうか。
 乗務員の仕事はダイ改のたびに行路はきつくなるのに、乗務員休憩所はますます休めない環境になっている。乗務員にどんどん押し付けられる、所持品に「ルール」、ライフサイクルと勤務評定。その上さらに会社は竜田乗り入れを開始し、乗務員に被ばくを強制しながら電車を運行している。
 検修・構内業務を請け負っているMTSは、採用からわずかな期間の不十分な教育訓練のまま、プロパー社員に仕事の責任を押し付けようとしている。勝田車両センターでは、移動禁の取り扱いがJR本体とMTSでバラバラという、安全の根幹に関わる事態まで起こっている。

 「会社の施策が強行された後は、もう諦めるしかない」…あらゆる組合が「常識」にしてきたことだ。本当にそうだろうか? 諦めを積み重ねて、その上に新たな労働強化や理不尽な施策が次々とのしかかってくる…みんな仕事が嫌になる一方で、会社は極限まで金儲けを追求し、鉄道の安全はどんどん崩壊してきたのではないだろうか。
 労働者が団結しストライキで会社と真っ向から闘えば、この現実は変えることができる。動労水戸は、組合員の団結に賭けて勝利を切り開いてきた。6月30日、私たちは第3波ストに起つ。共に闘おう!




竜田乗入れ中止を求める
いわき駅前抗議行動

6月30日(月)15:00

スト決行・いわき駅前にて街頭宣伝
のち、いわき運輸区にて抗議・激励行動

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2014年6月26日木曜日

日刊動労千葉 第7730号

2年で26名の大量採用、
半年ほどの検修業務経験で仕業検査
CTSプロパー社員を守り、外注化を粉砕しよう!

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7730.htm


あまりに異常な訓練計画
十分な時間をかけられるはずだ


 12年10月の検修・構内業務外注化強行以降、CTSプロパー社員の採用から教育訓練の過程はあまりに異常だ。

日刊動労千葉 第7730号へのリンク

外注化阻止ニュース 第126号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9



CTS清掃部門 労働条件の
抜本的改善を求め申入書

 動労千葉はCTS(JR千葉鉄道サービス)に対して6月18日、清掃業務の労働条件改善を求める申入書を提出しました。
 要員が足りず休日も取れない。清掃している後ろを管理者が監視して回る。十分な教育・訓練もないまま鉄道の安全に関わる業務を行わせる。低賃金で正社員登用もごく一部。まともに 生活できる賃金を払って、希望者は正社員に登用するべきです。以下は申入書です。

要員を増やすこと

❶清掃業務については、要員不足により「休日勤務」が強制され、年休が取得できずに流されている者がいることから、直ちに要員を増やすこと。

安全問題の改善

❷移動禁止合図旗を設置する際の擬似マスコンキーの取り扱い及び洗車機の操作については、現在、契約社員が行っている場面が多々あるが、安全にかかわる問題については、従前どおり、正社員が取り扱うように徹底すること。
❸安全に関する教育が全くできていないことから、安全に関する教育・訓練等を、十分な時間をとり、定期的に実施すること。
 また、訓練にあたっては、形式的な口頭による説明だけではなく、実際の車両や機械を使った実践的な内容に改めること。

背面監視を中止せよ

❹清掃作業中に管理者が労働者の背後をつけ回す「背面監視」や作業の「あら探し」を 行うようなやり方を直ちに中止すること。
 また、点呼時に本社管理者が「辞めてもらう」等の発言を行うような姿勢は直ちに改めること。

サービス残業の是正

❺出勤時間以前に清掃作業等の準備を行うなどサービス労働が行われている実態があることから、直ちに是正すること。

希望者を正社員に

❻希望する者については、直ちに正社員に登用すること。
 正社員への登用にあたっては、所長等の恣意的な意思が入らないように取り扱うこと。

賃金・手当ての改善

❼賃金の引き上げを行うこと。
❽夏季手当については、社員に準じて取り扱うこと。
❾住宅手当を新設すること。

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2014年6月25日水曜日

日刊動労千葉 第7729号

労働学校実践編 第1回 布施前副委員長が
「私が職場でやったこと」と題して講義

 5月24日、布施前副委員長が労働学校の実践編で「私が職場でやったこと」と題して講義をおこないました。講義の内容を簡単に紹介すると共に感想文を紹介します。

日刊動労千葉 第7729号へのリンク

全国協ニュース第66号を発行しました!

http://www.godoroso-zenkokukyou.org/grz/wp-content/uploads/76f247e8f2441fdb69473b8e916d4d80.pdf

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◆本部ニュース554号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/12299275.html

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2014年6月24日火曜日

日刊動労千葉 第7728号

外注化粉砕! 1047名解雇撤回! 組織拡大決戦へ!

第71回定期委員会に集まろう

 6月29日、第71回定期委員会が開催される。定期委員会の成功から外注化粉砕、1047名解雇撤回、組織拡大に全組合員が総決起しよう!



外注化粉砕! 仲間と仕事をJRに戻せ!

7・2出向無効裁判に集まろう

 7月2日11時30分より出向無効裁判が行われる。大結集でJR―裁判所を追い詰めよう。

日刊動労千葉 第7728号へのリンク

2014年6月22日日曜日

日刊動労千葉 第7727号

CTS清掃部門
労働条件の抜本的改善を求めて申入書を提出

 6月18日、動労千葉はCTSに対して、清掃業務の労働条件改善を求める申し入れを提出した。
 これまでCTSでは本当にひどい労働条件が強制されてきた。さらに、幕張事業所での清掃不正問題をごまかすため、矛盾が労働者に押しつけられている。
 要員不足でまともに休日も取れない。清掃している後ろを管理者が監視して回る。十分な教育・訓練も受けさせないまま鉄道の安全に関わる業務を行わせる。こんな現実を許すわけにはいかない。
 また、CTS幹部には年間1千万円もの報酬を払いながら、現場労働者には徹底した低賃金が強制されてきた。正社員に登用するのもごく一部だけだ。まともに生活できるだけの賃金を払い、希望者は正社員に登用するべきだ。
 そして、外注化を強行し、CTSのこの現実をつくっているのはJR自身だ。絶対に許せない。
 JR―CTSは不正問題の矛盾を労働者に押しつけるな! 業務外注化を粉砕! JR―CTSを徹底的に追及し、人間的に働き生活できる労働条件をかちとろう!

日刊動労千葉 第7727号へのリンク

動労水戸 命を守る第3波ストへ!!

http://file.doromito.blog.shinobi.jp/dbaee357.pdf 


 全く無意味!
被曝強制の竜田乗入れを直ちに中止せよ!
命を守る第3波ストへ!!

 2014年6月1日は、JRが命と安全への責任を完全に投げ捨てた日となった。JRは、労働者や利用者のためではなく、帰還強制を進める安倍政権のために、放射性物質が山積みの無人の町に電車を走らせている。一体これのどこが「復興」なのか!
 JRはこれまで、住民が鉄道の再建を強く望んでいる地域(南三陸など)はバスでの復旧で済ませる一方、人が住んでいない楢葉町には鉄道を走らせ始めた。労働者が被曝しながら電車を動かしていることを「原発事故からの復興だ」と喜ぶ人が果たしてどこにいるのか?
 マスコミが大宣伝した「運行再開に住民の笑顔」…しかし私たちが5月31日、「いわき総決起集会」を通して身をもって知った避難者の思いは全く違う。家も田畑も奪われ、「復興」の名の下で原発事故などなかったかのように切り捨てられることへの深い怒り。そして労働組合がリスクを恐れず運行再開に反対していることへの圧倒的支持だ。
 労働者と乗客、地域住民の命と安全を守るため、困難な中から立ち上がることこそ、人々の生きる希望になることを、私たちは行動を通して確信した。

会社の「放射能対策」で無知と無責任があらわに
 矛盾に満ちた運行強行だからこそ、会社の「放射能対策」には「運行できれば後は知らない」という考えが貫かれている。
 乗務員の線量計は、積算線量が会社のパソコンに記録されるというが、どれだけ被曝したのかを本人には知らせない。何年も経ってから発症するような健康被害の原因を追うためには、長期にデータを蓄積することが不可欠だ。しかし、JRの態度は、放射能への無知と無自覚に貫かれている。だから、管理者は「不安があるなら添乗する」などと圧力をかけてくるのだ。放射能の脅威は、外部被曝よりも呼吸や口から入る内部被曝がより深刻だ。放射性物質は通常のマスクでは防げないという事実すら無視し、会社は「N95マスク」の配備を拒否している。こんな無責任な経営者と管理者が、不安を口にする労働者を監視しているのだ!
 また、会社は枠外訓練の中で、「広野~竜田間運転中の異常時で列車から降りる際、線量計が1マイクロシーベルト以上あった場合は、指令に連絡して車内に待機せよ」と言っている。何が安全第一だ! 放射能のある場所に鉄道を走らせること自体が不可能だということを、会社はいい加減に認めろ!

 いわき運輸区では、白血病やガンで仕事から離れている労働者がいる。しかし、病院や会社は「被曝との因果関係はない」と言うだけだ。逆に「風評被害をあおるな」「復興にとってマイナスだ」と沈黙を強いられる。被害者と加害者が逆転している。これこそ現在の福島の現実ではないのか。かつての戦争がそうだったように「死人に口無し」だ。労働者が病気になろうが、死のうが、嘘とペテンで逃げ切れると思っている。こうして原発を推進し、事故を引き起こした連中は誰も責任を取らない。

組合の団結でストに起ち運行強行を止めよう!


 今こそ労働組合が本気で問われている。いわき運輸区では何度も職場集会が開かれ、誰もが運行再開に反対している。当然の不安や怒りだ。職場の怒りに突き上げられ、東労組でさえ動労水戸の30・31日の乗務員ストの代務ができなかったのに対し、「こういう時こそ会社に恩を売るべき」とスト破りに加担した組合幹部は、とことん腐っている。労働者の命と未来を、目先の利益で売り渡している。
 ところで東労組は、国鉄採活動家の強制配転を「組織破壊」として東京地本でスト方針を確立したと宣伝している。本当にストで闘う必要があるのは、命と安全の危機に立ついわきの仲間ではないのか。現場労働者の命のためにストはやらないが、組織温存のためにはストを構える東労組幹部。彼らもまた、青年たちの深い怒りを買っている。

 動労水戸の10日・30・31日の2波のストと抗議行動、そして520名で集会とデモを貫徹した5・31闘争は、福島の人々から圧倒的に支持された。JR労働者・青年たちからもかつてないほど熱い注目を受けた。動労水戸組合員は、鉄道労働者としての信念と仲間への思いを貫いて、目先の利益を乗り越え続けてきた。「動労水戸の選択は絶対マイナス」…だとしたら照沼君や羽部君はどうして明るく、生き生きとしているのか?
 今こそ私たちと生きる道を選択し、共にストライキで竜田乗入れを直ちに止めよう!

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2014年6月21日土曜日

日刊動労千葉 第7726号

日勤増で夕食時間確保の勤務変更
過酷な労働条件だと認めた証拠だ

6/10成田労基署に要請行動


http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7726.htm


金子さんの労災認定をかちとろう
成田労基署にCTSの勤務体系変更について説明


 6月10日、亡くなった金子さんの妻である秀子さん、金子さんと同じ職場で働く永田行雄さん(千葉転支部)とともに成田労基署を訪れた。

日刊動労千葉 第7726号へのリンク

動労千葉を支援する会ニュース273号

http://www.jpnodong.org/pdf/20140615.pdf


◆本部ニュース553号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/12285930.html


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2014年6月20日金曜日

日刊動労千葉 第7725号

国鉄闘争全国運動6・8全国集会報告③
10万署名集めきり解雇撤回を


1047名解雇撤回に向けた決意

日刊動労千葉 第7725号へのリンク

閣議決定で「戦争する国」にするな!首相官邸前で抗議行動

http://million.at.webry.info/201406/article_12.html


昨日の17日(火)は、朝8時から約1時間、首相官邸前での抗議行動に参加しました。この日は朝から閣僚会議が行われることになっており、「閣議決定するな!」の声は安倍首相らに聞こえているはずです。でも国民の声には聴く耳を持たないと暴走している閣僚たちには、ただの音としてしか感じられないかもしれません。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2014年6月19日木曜日

日刊動労千葉 第7724号

JR貨物 夏季手当「1・25箇月」の
超低額回答を弾劾する!


 貨物会社は6月16日、今年度の夏季手当について「1・25箇月」という超低額回答を強行した。この超低額回答を怒りを込めて弾劾する。
 貨物会社は、2013年度決算で、経常利益34億円を計上した。しかし、この黒字については労働者の賃金を削減した結果であり、労働者の犠牲の上に成り立っているにすぎない。
 また、日貨労は、この超低額回答を「早期の決着を目指す」としてその場で妥結した。この超低額回答を容認し、資本の救済者としての姿を露わにする日貨労を許すな。

日刊動労千葉 第7724号へのリンク

外注化阻止ニュース 第125号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


外注化を解消すれば、すべての
仲間にJRに戻る権利がある


 雇用と安全を破壊する外注化はすぐにでも解消されなければなりません。外注化が解消されればCTS(JR千葉鉄道サービス)に採用された労働者も、JRから強制出向に出された労働者も全員が仕事と一緒にJRに戻る権利があります。本来、清掃業務も含めJRが直営で行うことは当然のことです。
 その仕事のために雇われたのだから、仕事と一緒に働く者も戻るのは当然のことです。

阪急電鉄では実際に直接雇用に

 実際、阪急電鉄では、外注化の解消に伴って約840人の労働者が外注先の会社から阪急電鉄への直接雇用に切り替わりました。阪急電鉄が外注化を解消した理由は「安全強化」「偽装請負を疑われる」「迅速な対応ができない」「待遇の格差による士気低下」でした。
 阪急電鉄は、私鉄の中で先頭を切って鉄道業務の外注化を進めていた会社です。車掌業務は下請会社からの出向で、本体の労働者と下請労働者が混在して乗務していました。さらには運転士まで外注先で採用・養成する計画さえも立案されていました。しかし、外注化は解消されました。職場が成り立たなくなったからです。
 外注化が「偽装請負」という違法行為にならないためには、本体と外注先の労働者間で直接のやり取りはできません。運転指令・駅・乗務員の連携の際にも、本体会社から外注先の作業責任者を一つひとつ通さなくてはなりません。
 同じ車掌でも賃金などの労働条件に大きな格差が生じました。その格差は労働者のやる気を失わせていきました。外注化が職場を破壊した結果、解消せざるをえなくなったのです。

CTSの全業務をJRに

 外注化の目的は、どこまでも労働者を低賃金に突き落とし、会社はさらに儲けることです。それは職場をバラバラにして安全も破壊していきます。JRとCTSは今すぐ外注化を撤回し、すべての業務と労働者をJRに戻せ!

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◆本部ニュース552号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/12275041.html 


2014年6月18日水曜日

郵政非正規ユニオンNEWSNO46号

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2USlBQX2Y1UGJydzg/edit?usp=sharing



東京八王子西局Sさんの
パワハラ解雇は認められない!

JP労組中央は解雇を容認するのか!


「業務の適格性欠如」のデッチあげ解雇は違法だ

 JP労組全国大会に結集された大会代議員・組合員の皆さんに訴えます。
 日本郵便・八王子西郵便局は、3月24日正規職で入社した1年目のSさん(お客様サービス部)を、何の予告もなく「業務の適格性欠如」を理由に即日解雇にしました。
 Sさんは大学を卒業後日本郵便・八王子西局に採用され、9月まで中央郵政研修センターで研修を積み、10月八王子西局で業務に就きました。
 ところが局長や部長は、「言うことを聞かないやつだ」などと言いなし、12月にはロープレの試験に受からなかったらやめろ等の退職強要のパワハラが繰り返されました。

周辺住民もあきれたパワハラ退職強要

 昨年12月以降、まず出勤時間を一時間早められ、所持品点検が行われ、業務は全体とは切り離され隔離部屋にうつされ監視され、トイレも背伸びすることも、掛け時計を見るのも許可制、トイレの水道料金を請求するぞなどすさまじいものです。そして管理職を集めて、お前はパラサイト(寄生虫)等と罵声を浴びせ、局長室にSさんを呼びつけて、お前は精神病だ逓信病院に診察にいくことを「業務命令」だと脅しました。また「指示命令違反」の脅しが朝から夜まで連日繰り返されました。
 2月以降部長は、自主退職に応じないSさんに対し、ボールペンの先が手に当たった等と大騒ぎし、暴行事件をデッチあげようとしました。
 退職強要の地獄のようなパワハラ攻撃の中で、Sさんは郵政非正規ユニオン及び合同労働組合八王子に加盟し、2月28日パワハラの退職強要を直ちにやめるよう八王子西局に団体交渉を要求したのです。
 またパワハラについて東京労働局に申立を行い3月31日には、八王子西局に出頭命令が出されました。こうした中で追いつめられた日本郵便・八王子西局は3月24日Sさんを何の予告もなく即日解雇にしたのです。
 これは明らかに団体交渉を要求したことへの不当労働行為解雇です。

SさんはJP労組の仲間です。解雇に断固反対しよう

 JP労組代議員・組合員の皆さん。5月1日解雇撤回を求め日本郵便本社に申し入れ行動に決起した郵政非正規ユニオンの組合員Sさんは地獄のような退職強要の中で、東京多摩南支部・八王子西局分会に何度も相談に行きましたが取り合ってもらえませんでした。
 そのうえで中央本部は、解雇と同日にSさんのJP労組員としての権利を剥奪しました。理由はふざけきったものです。「解雇も退職」と同じだから権利が喪失したと言い放ちました。
 解雇には全く反対せず本人の意志も確認しないで権利を剥奪することは、二重の解雇攻撃です。本大会でこのような中央本部の対応を撤回し、Sさんの組合員としての権利を認め、解雇撤回闘争を闘うべきです。労働組合の原点は一人の首切りも認めないと言うことではないでしょうか。

JP労組中央は郵政労働者の敵になったのか?

 解雇や雇い止めとも闘わない、スキルダウンも賃下げも闘わない、パワハラや自爆営業にも闘わないJP労組中央はもはや労働組合とはよべません。
 JPEXの破綻から3年、いまや郵政はブラック企業そのものになりはてました。
 期間雇用社員の雇い止め解雇は12万人を超え、正規社員ですら膨大な業務量と責任を押し付けられ心身とも疲労して次々と倒れています。その中で配達中の仲間が死亡事故によって亡くなったという事態すら続発しています。もはやパワハラという概念では通らないような、すさまじい「発病に追い込め」、「詰めろ」という退職強要が行われています。
 私たち郵政労働者は正規社員も期間雇用社員も過酷な条件で働かされていることになんら違いはありません。誰もが「こんなところで働きたくない・・だが生きていくためには我慢して耐えるしかない。疲労で倒れるか、病気になるまで」、というギリギリの毎日です。
 本来ならこうした状況にならないために労働組合は存在し職場改善や賃金向上を闘わなくてはなりません。それがJP労組であり、JP中央の役割です。だがJP中央は解雇に対して、なんら闘わず郵政当局と一体となって徹底して攻撃してくるのです。私たちすべての郵政社員から天引きした膨大な組合費を徴収しても、組合員のためには一切使わないのです。

郵政非正規ユニオンに入って共に闘おう

 郵政非正規ユニオンには非正規だけではなく正規社員からの相談や加盟が増えています。日本郵政と40万社員に寄生して組合費を食い物にしているJP労組中央と郵政当局こそ「寄生虫ではないのか!」
 この両者こそが今のブラック企業となった日本郵政を産み出したそのものではないのか?
 私たち郵政非正規ユニオンは徹底して闘い職場を変えるために、そしてそれによって闘わない御用組合であるJP労組を変えるために、全国化と1000名の組織化を本気で目指しています。
 郵政非正規ユニオンはすべての郵政労働者のための労働組合です。期間雇用の社員だけでなく、苦しめられている正規社員でも加盟して連帯できる組織です。団結して共に闘おう。

低賃金・格差社会の温床非正規職を撤廃しよう
違法・不当な退職強要のパワハラをやめさせよう


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日刊動労千葉 第7723号

外注化粉砕、1047名の解雇撤回、組織拡大へ
第71回定期委員会の成功をかちとろう


 動労千葉は、6月29日、第71回定期委員会をDC会館において開催する。
 第71回定期委員会の成功をかちとり、1047名解雇撤回闘争の勝利、外注化攻撃粉砕、組織拡大をかちとろう。

日刊動労千葉 第7723号へのリンク

2014年6月16日月曜日

日刊動労千葉 第7722号

最高裁署名第3回提出行動
2万4953筆を提出

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7722.htm


10万筆達成し解雇撤回・JR復帰判決かちとろう!

 6月12日、最高裁への「解雇撤回・JR復帰」署名の第3回提出行動を行った。解雇者当該の中村俊六郎さんや弁護団長の葉山先生を先頭に、各支部組合員、支援の仲間が結集した。

日刊動労千葉 第7722号へのリンク

◆本部ニュース551号発行!

http://blogs.yahoo.co.jp/shinsaikyuenhonbu/12265901.html

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2014年6月14日土曜日

日刊動労千葉 第7721号

ー 6・8集会報告③ ー


http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7720.htm


なぜ23日間のストライキを闘うことができたのか 
韓国鉄道労組ソウル地方本部 オム・ギリョン本部長


日刊動労千葉 第7721号へのリンク

2014年6月13日金曜日

日刊動労千葉 第7720号

国鉄闘争全国運動6・8全国集会報告②
国鉄闘争の新たな発展を!
3労組・全国運動呼びかけ人からアピール

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7720.htm


最高裁闘争に勝利しよう
全国金属機械労組港合同 中村吉政 委員長

日刊動労千葉 第7720号へのリンク

解雇撤回・JR復帰を求める最高裁署名

5万6408筆(6月12日) 




6月12日第3次提出行動 2万4953筆を最高裁に提出

2014年6月12日木曜日

外注化阻止ニュース 第124号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


被曝強制の常磐線の運転再開反対
動労水戸 命を守るストライキ


 JR東日本水戸支社は6月1日、東日本大震災と福島第1原発事故で運休していた福島県内の常磐線のうち広野(広野町)―竜田(楢葉町)間の運転再開を強行しました。楢葉町は第1原発から20㌔圏内で誰も住んでいない区域です。
 動労水戸は運行再開に反対して5月30日から31日、全乗務員がストライキを決行しました。
 運転再開は楢葉町から申し入れがあったからとJRは説明しています。しかし、5月29日に楢葉町長は「帰町を目指す時期は来春以降になる」との見解を出しています。
 JRは運転再開の前提などまったくないのに運行再開を強行したのです。
 政府は「年間20㍉シーベルト以下なら住んでも大丈夫」と避難住民の帰還を強制しています。
 しかし、チェルノブイリ原発事故では5㍉シーベルトで住民は直ちに避難となりました。日本の法律でも病院や研究施設などで年間で5・2㍉シーベルト以上になれば
放射線管理区域に指定されます。この基準で一般人は立入禁止なのです。
 放射能汚染で人が住むことが禁止されているところに、なぜJRは30億円もかけて電車を走らせるのでしょうか。運転再開を「福島復興と安全のシンボル」に仕立てあげ、住民に帰還の圧力を加え、政府・東電が行っている補償を打ち切るためなのです。
 安倍政権は、まるで原発事故などなかったかのように原発を再稼働し、原発を海外に輸出しようとしています。これにJR東日本が協力しているのです。

労働組合として認められない

 福島原発事故は何ひとつ終わっていません。福島現地では、政府のウソによって真実は覆い隠され、住民は不安や怒りを声に出すこともできない状況です。
 いわき運輸区では白血病やガンによって仕事から離れる労働者も出ています。いわき運輸区では何度も職場集会が開かれ、誰もが運行再開に反対しています。当然の不安や怒りです。東労組でさえ動労水戸のストの代務ができない状況です。
 労働組合が本当に問われています。動労水戸は、職場から実力でこの現状を打ち破り、運行強行を止める闘いを開始したのです。

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2014年6月11日水曜日

日刊動労千葉 第7719号

国鉄全国運動の本格的な発展を


http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7719.htm


6・8集会に1650名が結集
解雇撤回最高裁署名55860筆(6月9日)

 6月8日、東京・文京シビックホールに全国から1650名が結集し、国鉄闘争全国運動の全国集会がかちとられた。今年の全国集会には、韓国鉄道労組の元本部委員長であり、昨年の23日間の歴史的なストライキをソウル地域本部長として闘ったオム・ギリョンさんが参加し、闘いの報告を行った。
集会は、鈴コン闘争支援連帯共闘会議の花輪不二男さんの開会あいさつで始まり、連帯のあいさつをふくしま共同診療所建設委員会の佐藤幸子さん、全国運動呼びかけ人・団体からは、港合同の中村吉政委員長、関西地区生コン支部の柳充副委員長、呼びかけ人の伊藤晃さん、そして動労千葉の田中委員長が、国鉄闘争全国運動の本悪的発展を訴えた。(集会詳細は次号)

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全国協ニュース第65号を発行しました!

http://www.godoroso-zenkokukyou.org/grz/wp-content/uploads/dc1d3a2445f4b2c8fbf51ce9ffcd16da.pdf

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2014年6月10日火曜日

国鉄闘争全国運動 6・8全国集会

最高裁判決を前に改めて「国鉄闘争全国運動」への結集を訴えます

国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)

 「国鉄闘争の火を消してはならない」。2010年6月、私たちは、国鉄1047名解雇撤回闘争の「政治決着」路線に抗し、動労千葉の呼びかけに応えて、あくまでも解雇撤回の基本要求を堅持して闘う運動組織「国鉄闘争全国運動」を新たに立ち上げました。それは、抗いがたい流れに小さな船を出すような前途の見えない闘いの始まりでした。しかし、全国各地からこの闘いに結集して下さった皆さんの力が全国運動に生命を吹き込みました。

 こうして、2012年6・29東京地裁判決、2013年9・25東京高裁判決がかちとられました。初めて「(JR不採用基準は)国鉄分割・民営化に反対する労働組合に所属する職員を不当に差別する目的、動機の下に策定されたもの」と認定させたのでした。あと一歩で「解雇撤回・JR復帰」をもぎとるところまで追い込んだのです。

  私たちの闘いは、一旦全員解雇・選別再雇用方式をもって国鉄労働運動を解体しようとした、政府・国鉄・JRの共謀関係、国家的不当労働行為の真実を暴きだしています。これは、民営化・外注化・非正規職化、解雇自由などの起点となった国鉄分割・民営化攻撃、「国鉄方式」下の現実をひっくり返す確実な糸口です。止めどなく後退する労働運動の現状に一石を投じ、戦後最大の労働運動解体攻撃を打ち破る手がかりをつかんだといっても過言ではありません。私たちは、2010年「4・9政治決着」をのりこえ、今も国鉄闘争の火を全国各地で燃やし続けています。

 私たちは、最高裁判決を前にしてあらためて訴えます。ぜひ、国鉄闘争全国運動にもっと多くの力を結集させて下さい。30年に及ぶ国鉄分割・民営化反対闘争と労働運動再生に向けた努力、全国運動がきりひらいてきた4年間の闘いの画期的な前進。そのすべてが時代とかみあい、労働者がおかれた現実への深い怒りと結びついて、力強く鼓動し始めるときが来ました。いよいよこれからが勝負です。本日を新たな出発点として、国鉄闘争全国運動の本格的な発展をかちとろうではありませんか。

 安倍政権は改憲、集団的自衛権の行使にしゃにむに突き進んでいます。出口のない危機が再び世界中で戦争への衝動を生み出しています。セウォル号で殺された300人の高校生、トルコの炭鉱労働者たち。資本主義、新自由主義が生み出した恐るべき現実、社会の崩壊が膨大な労働者の生命を奪い、張り裂けんばかりの怒りが爆発しています。安倍政権はこの期に及んでなお、労働者派遣法を改悪し、労働時間規制を解体し、「経済特区」という猛毒を放って「総非正規職化」と「解雇自由化」への最後の扉を開け放とうとしています。しかし、もう限界です。労働運動が団結と共同の力を取り戻したときにすべてが動きだす時代がきました。

 尼崎事故で107名の生命を奪った民営化は、JR北海道における安全の全面的な崩壊に行き着きました。JR体制そのものが瓦解しようとしています。それにもかかわらず、貪欲な資本は外注化攻撃をエスカレートさせ、鉄道業務のほとんどを何百もの下請け会社にバラバラにして労働者ごと突き落とそうとしています。国鉄分割・民営化攻撃は何ひとつ終わっていません。今こそ闘いが必要な時です。

 昨年末の23日間のストライキに始まる韓国・鉄道労組の民営化反対闘争は、時代の変化と闘いの新たな展望を鮮烈に示しました。これまで民営化攻撃に真正面から立ち向かって団結を守りぬくことができた例が国際的にもほとんどない状況を打破し、その闘いによって世論全体を民営化反対の声に獲得したのです。

 動労千葉、動労水戸も新たな闘いに立ち上がり、動労総連合を全国につくろうと訴えています。

 外注化粉砕、運転保安確立に向けた動労千葉の5・2ストライキは、労働運動の新たな可能性をはらんだ重要な歴史的挑戦への一歩です。動労千葉はこの闘いをもって、安全問題こそ外注化の最大のアキレス腱だと訴え、外注化を粉砕するためにJR、CTS(下請け会社)を貫く労働者の組織化に踏み出しています。

 常磐線の竜田駅延伸運転に反対して立ち上がった動労水戸の5・10、5・31のストライキも労働運動の歴史に新たな1ページを記す闘いです。原発事故によって福島が置かれた現実を葬りさって再稼働、輸出の原発政策を推進することにかけた安倍政権に対し、職場生産点から反撃の闘いが始まったのです。このストライキは分断されようとしているすべての怒りの声を結びつける可能性をもつ闘いでもあります。

国労郡山工場支部の外注化阻止と反原発の闘い、国労新潟の新津車両製作所分社化反対闘争など、国労の変革をめざした職場からの新たな闘いが始まっています。

 いよいよ「国鉄闘争全国運動」がその力を発揮しなければいけないときがきました。私たちは労働者が団結をとり戻し、労働運動が再び闘う力を甦らせるまで困難をのりこえて前進し続けます。労働者の団結した闘いこそ歴史を動かす力です。私たちは国鉄闘争全国運動を持続し、発展させることで、これまで日本の労働運動が抱えてきた弱点や限界をのりこえたいと心から念うものであります。

 これまで私たちの運動を支えて下さった皆さんに訴えます。10万人署名を集めきり、最高裁で「解雇撤回・JR復帰」の勝利判決をかちとろう。全国の職場・地域に「国鉄闘争全国運動」を組織し、闘うネットワークに結びつけよう。今日が新たな出発の日です。「国鉄闘争全国運動」を発展させよう。

2013年6月8日

2014年6月7日土曜日

日刊動労千葉 第7718号

━JR貨物夏季手当ー
超低額回答を 打ち破ろう!


動労総連合申第5号


 「1・5箇月は生活給」と回答してきたことを一方的に反故にした昨年度夏季手当1・1箇月、年末手当1・3箇月という期末手当の超低額回答は、JR貨物に働く労働者とその家族の生活破壊そのものであり、到底看過できるものではありません。

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動労水戸 命を守る第3波ストへ!!

http://file.doromito.blog.shinobi.jp/dbaee357.pdf


全く無意味!
被曝強制の竜田乗入れを直ちに中止せよ!

命を守る第3波ストへ!!

 2014年6月1日は、JRが命と安全への責任を完全に投げ捨てた日となった。JRは、労働者や利用者のためではなく、帰還強制を進める安倍政権のために、放射性物質が山積みの無人の町に電車を走らせている。一体これのどこが「復興」なのか!
 JRはこれまで、住民が鉄道の再建を強く望んでいる地域(南三陸など)はバスでの復旧で済ませる一方、人が住んでいない楢葉町には鉄道を走らせ始めた。労働者が被曝しながら電車を動かしていることを「原発事故からの復興だ」と喜ぶ人が果たしてどこにいるのか?
 マスコミが大宣伝した「運行再開に住民の笑顔」…しかし私たちが5月31日、「いわき総決起集会」を通して身をもって知った避難者の思いは全く違う。家も田畑も奪われ、「復興」の名の下で原発事故などなかったかのように切り捨てられることへの深い怒り。そして労働組合がリスクを恐れず運行再開に反対していることへの圧倒的支持だ。
 労働者と乗客、地域住民の命と安全を守るため、困難な中から立ち上がることこそ、人々の生きる希望になることを、私たちは行動を通して確信した。

会社の「放射能対策」で無知と無責任があらわに

 矛盾に満ちた運行強行だからこそ、会社の「放射能対策」には「運行できれば後は知らない」という考えが貫かれている。
 乗務員の線量計は、積算線量が会社のパソコンに記録されるというが、どれだけ被曝したのかを本人には知らせない。何年も経ってから発症するような健康被害の原因を追うためには、長期にデータを蓄積することが不可欠だ。しかし、JRの態度は、放射能への無知と無自覚に貫かれている。だから、管理者は「不安があるなら添乗する」などと圧力をかけてくるのだ。放射能の脅威は、外部被曝よりも呼吸や口から入る内部被曝がより深刻だ。放射性物質は通常のマスクでは防げないという事実すら無視し、会社は「N95マスク」の配備を拒否している。こんな無責任な経営者と管理者が、不安を口にする労働者を監視しているのだ!
 また、会社は枠外訓練の中で、「広野~竜田間運転中の異常時で列車から降りる際、線量計が1マイクロシーベルト以上あった場合は、指令に連絡して車内に待機せよ」と言っている。何が安全第一だ! 放射能のある場所に鉄道を走らせること自体が不可能だということを、会社はいい加減に認めろ!

 いわき運輸区では、白血病やガンで仕事から離れている労働者がいる。しかし、病院や会社は「被曝との因果関係はない」と言うだけだ。逆に「風評被害をあおるな」「復興にとってマイナスだ」と沈黙を強いられる。被害者と加害者が逆転している。これこそ現在の福島の現実ではないのか。かつての戦争がそうだったように「死人に口無し」だ。労働者が病気になろうが、死のうが、嘘とペテンで逃げ切れると思っている。こうして原発を推進し、事故を引き起こした連中は誰も責任を取らない。

組合の団結でストに起ち運行強行を止めよう!

 今こそ労働組合が本気で問われている。いわき運輸区では何度も職場集会が開かれ、誰もが運行再開に反対している。当然の不安や怒りだ。職場の怒りに突き上げられ、東労組でさえ動労水戸の30・31日の乗務員ストの代務ができなかったのに対し、「こういう時こそ会社に恩を売るべき」とスト破りに加担した組合幹部は、とことん腐っている。労働者の命と未来を、目先の利益で売り渡している。
 ところで東労組は、国鉄採活動家の強制配転を「組織破壊」として東京地本でスト方針を確立したと宣伝している。本当にストで闘う必要があるのは、命と安全の危機に立ついわきの仲間ではないのか。現場労働者の命のためにストはやらないが、組織温存のためにはストを構える東労組幹部。彼らもまた、青年たちの深い怒りを買っている。

 動労水戸の10日・30・31日の2波のストと抗議行動、そして520名で集会とデモを貫徹した5・31闘争は、福島の人々から圧倒的に支持された。JR労働者・青年たちからもかつてないほど熱い注目を受けた。動労水戸組合員は、鉄道労働者としての信念と仲間への思いを貫いて、目先の利益を乗り越え続けてきた。「動労水戸の選択は絶対マイナス」…だとしたら照沼君や羽部君はどうして明るく、生き生きとしているのか?
 今こそ私たちと生きる道を選択し、共にストライキで竜田乗入れを直ちに止めよう!

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2014年6月6日金曜日

日刊動労千葉 第7717号

全力で6・8集会に結集を!


鉄道民営化と闘う韓国・鉄道労組からオム・ギリョンさん
(ソウル地方本部長 ・元本部委員長)参加


http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7717.htm


鉄道民営化に反対する23日間の歴史的ストライキから労組破壊攻撃と対決して闘いを継続

 国鉄闘争全国運動6・8全国集会に韓国鉄道労組からオム・ギリョンさんが参加される。鉄道労組の元本部委員長であり、昨年の23日間の歴史的なストライキをソウル地域本部長として闘った仲間だ。

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2014年6月5日木曜日

日刊動労千葉 第7716号

福島切り捨てを許さない!
常磐線竜田延伸阻止
動労水戸 5/30~31スト


http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7716.htm


人が住めない避難区域に電車を走らせる!?

 動労水戸は常磐線竜田延伸阻止を掲げ、全乗務員が5月30日から31日までのストライキに決起した。同日、JR東日本は6月1日から常磐線広野―竜田間の運行を再開すると発表した。
 しかし5月29日に出された楢葉町長の見解は、「帰町を目指す時期は来春以降になる」というものだった。すなわち、JRは運転再開の前提が崩壊したにもかかわらず、何が何でも運行再開を強行するというのだ。楢葉町は避難区域(福島第一原発から半径20㌔圏内)が解除されていない。誰一人住めない場所に電車だけ走らせるというのだ。

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外注化阻止ニュース 第123号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


5月29日「肉の日」
ちば合同労組が船橋工場で
すき家スト決行!


〝要員を増やして過酷な一人勤務を廃止せよ〟

 ネットを中心に呼びかけられた「すき家ストライキ」。ホットな注目の中で迎えた当日、千葉では船橋の食品コンビナートにあるすき家工場で「ちば合同労組」がストを決行しました。
 ちば合同労組は、さまざまな企業の労働者が横断的に加入している地域の労働組合です。動労千葉と一緒に活動しています。ストライキは予想をはるかに超える反響がありました。
 すき家は「(船橋工場以外に)ストライキが起きている店舗はない」と発表しましたが、実際には有給休暇や病気欠勤、無断欠勤も含めて全国で店舗閉鎖や営業時間の短縮、弁当のみの発売など、事実上のストライキが全国で展開されました。
 船橋工場では前日のスト通告時に同僚から歓声や拍手が起きるなど大きな反響が起き、多数の激励が寄せられました。
 すき家は、店長やエリアマネジャーでさえも契約社員で大半がアルバイトです。他の牛丼チェーン店と比較しても2倍以上のメニュー数、カウンター席を倍するテーブル席に加えて、深夜の時間帯に、注文・調理・配膳・片付け・レジ……すべての業務を一人で回すのです。
 他方で社長・小川賢太郎氏の個人資産は546億円。小川社長はひたすら労働者を酷使して日本48位の大金持ち(米フォーブス誌「日本の富豪」)になったのです。

ついに反撃が始まりました

 2001年に小泉政権が誕生し、2002年から07年まで、戦後最長の73ヶ月の景気回復が続きました。しかし、業績が回復したのは企業だけ、景気回復と言いながら労働者の平均所得は下がったのです。正社員はリストラされ、非正規雇用が4割に迫りました。
 その典型がすき家でした。働く者を無視したこんなデタラメなやり方はもう終わりにする時です。
 すき家ストライキは、働く者の声が社会を動かすことを示しました。反撃の開始です。自分たちの力を自覚する時が来たのです。

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2014年6月4日水曜日

日刊動労千葉 第7715号

6・8集会を労働運動再生の新たな闘いの出発点に


6・8国鉄闘争全国集会
■6月8日(日)13時 東京・文京シビックホール

http://www.doro-chiba.org/nikkan_dc/n2014_01_06/n7715.htm


全面的な反撃が始まった

 いま怒りに震えた膨大な労働者の声がゼネストやデモになって世界中で噴出している。韓国セウォル号で殺された300人を超す高校生たち、トルコの炭坑爆破で殺された301人の炭坑労働者。資本主義、新自由主義の行き着いた果ての恐るべき現実が膨大な労働者の生命を奪い、張り裂けんばかりの怒りが爆発している。

日刊動労千葉 第7715号へのリンク

◆救援本部ニュース550号発行!

http://www.geocities.jp/shinsaikyuenhonbu/honbu550.pdf
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2014年6月3日火曜日

5・31いわき総決起集会

2014年6月2日月曜日

国鉄闘争全国運動 6.8全国集会

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/20146814.pdf

http://www.doro-chiba.org/z-undou/pdf/20146823.pdf


 国鉄1047名解雇をめぐる裁判で昨年9月、東京高裁が不当労働行為を明確に認定しました。

http://siensurukai.blogspot.jp/2014/04/blog-post_9290.html
一審判決に続く高裁での不当労働行為の認定は、〈国鉄分割・民営化における解雇は間違いであった〉ことを認めさせる画期的判決です。「解雇撤回」の旗を降ろさずに闘いを継続した国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)の存在と、これを支援した4万5千筆に及ぶ署名が大きな力を発揮しました。

 ところがこの判決は、不当労働行為を認定しながら、解雇撤回ではなく慰謝料を支払えばよいと命じました。こんなことが許されて良いはずはありません。いま私たちは最高裁で「解雇撤回・JR復帰」判決をかちとるために闘っています。

 戦後最大の労働運動への攻撃だった国鉄分割・民営化(1987年)に対して不当労働行為と解雇撤回の判決を出させれば労働運動復権へ大きな力となります。 解雇撤回へ10万筆署名へのご支援、ご協力をお願いします。

 6月8日、東京・文京シビックホールで国鉄闘争の全国集会を開催します。多くの方の参加と署名へのご協力を訴えます。

 国鉄から始まった民営化と外注化は安全と雇用を破壊しました。JR北海道や京浜東北線川崎駅構内事故を見て下さい。恐るべき「安全崩壊」の現実が社会全体を覆っています。国鉄分割・民営化と同じ時期に制定された労働者派遣法から始まった非正規雇用化は現在は約4割。

 集団的自衛権の行使容認をはじめ安倍政権は改憲と戦争の道をひた走っています。同時に、限定正社員制度の導入や派遣の全面解禁などの正社員ゼロ化政策、残業代をゼロにするホワイトカラーエグゼンプションなどの「雇用改革」を進めています。これを許せば日本の労働者の賃金は数十兆円も減るとの試算もあります。

 安倍政権による改憲と戦争、そして総非正規雇用化の政治と対決する闘う労働組合の復権が必要です。国鉄1047名解雇撤回の闘いは今こそ大きな意味を持っています。
 6・8全国集会は誰でも参加できる集会です。多くの方の参加を呼び掛けます。

【会場への行き方】東京都文京区春日1―16―21
◎東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅▼【直結】 
◎都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅▼文京シビックセンター連絡通路【直結】
◎JR中央・総武線水道橋駅▼【徒歩約10分】

6.8全国集会記事へのリンク