2011年6月30日木曜日

日刊動労千葉 第7159号

基地も核もいらない
5・14~16沖縄闘争報告
制動を突き破って本土からも多数結集した5・15県民大会

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国際通りをデモ。多くの声援がとんだ基地の現実を目の当たりに(嘉手納基地)

 5月14~16日、沖縄現地闘争に動労千葉から田中委員長と青年部再建委員会から2名の仲間が参加した。

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2011年6月27日月曜日

DC通信No.160 2011/6/5

国鉄闘争全国運動6・5大集会 共同宣言

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  私たちは昨年6月、「国鉄闘争の火を消してはならない」と訴え、国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)を立ち上げました。
 昨年4月9日の「政治解決」は、民営化や国家的不当労働行為による国鉄労働者の大量解雇、吹き荒れた労組破壊攻撃の社会的・法的責任を不問に付して、労働者の権利を抹殺しようとするものでした。
 1047名解雇撤回に向けた24年間の囲いは、国鉄分割・民営化から始まった新自由主義攻撃への対抗力を形成してきました。それがこのような形で旗を降ろしたとき、労働者の権利、労働運動の未来は一体どうなるのか。私たちの訴えの根底にあったのはそうした時代への危機感でした。実際、国鉄分割・民営化以降生みだざれたのは、「労働運動の不在」と言うべき現実でした。その下で膨大な労働者が非正規職に突き落とされ、社会そのものが壊されていったのです。
 それから1年。全国の仲間たちの努力によって、「国鉄闘争の火を消すな」の訴えは大きく広がり始めています。40の地域や職場に全国運動の地方組織や支援する会が結成され、新たな闘いが根を張り始めたのです。動労千葉はこの1年、何度ものストライキに立ち上がり、10年間に及ぶ攻防の上に業務の全面的な外注化攻撃を阻止し、その闘いの渦中で組織拡大を実現しています。国際的な連帯の声も大きく広がっています。
 一方、国労は「和解」した途端に連合加盟への意志を表明し、今年7月の全国大会では、規約改「正」によって解雇者の組合員資格まで剥奪し、「年度内」と言っていた「雇用問題の解決」も放棄して労資協調路線に転落しようとしています。
 戦後、つねに労働運動の中心にあって全体を牽引してきたはずの国鉄労働運動が自らその誇りを放棄しようとしているのです。こうした現実を見たとき、国鉄闘争全国運動は、もう一度階級的労働運動を再生していこうという展望の下につくりあげてきた橋頭堡だといえます。
 こうした状況の中、3月11日、東日本大震災が発生し情勢はさらに一変しました。地震が引き起こした恐るべき事態の多くは、新自由主義によってもたらされたものです。地方自治体の解体と財政破綻、公共インフラの民営化による解体、公務員労働者の際限なき削減など、国鉄分割・民営化以来四半世紀におよぶ新自由主義政策は、災害に対する抵抗力を奪っていました。とくに打ち棄てられた地方では大震災を決定的に破局化させました。さらに原発事故は、「絶対安全だ」「地震対策は万全」と言って原子力政策を推進してきた社会の仕組みが嘘に満ちたものであったことを暴きだしました。政治家、官僚、財界、御用学者、労働組合、マスコミ、裁判所などが「国策」の掛け声とカネの力の前に手を結んで真実を隠してこの現実を招き、それでもなお「直ちに健康に影響を与えるレベルではない」と言い続けているのです。起きていることは、まさに資本と国家による犯罪です。
 被災地をはじめ全国で放射能汚染による生命の危機と大失業が襲いかかろうとしています。すでに数十万の労働者が職を失って路頭に迷い、被災地の悲惨な現実を口実として政府の号令一下、公務員労働者の賃金が削減され、農・漁業は壊滅的な打撃を受け、子どもたちが日々高濃度の放射線によって生命の危機にさらされ、さらに加えて大増税や社会保障制度の解体が襲いかかろうとしています。
 怒りの声は社会の隅々まで積みあがり、デモとなり、政府や東電への抗議行動となり、生き抜くための闘いとなって燃え上がろうとしているというのに、その一方で、労働運動の深刻な危機が生まれています。労働組合はこの現実に抗議の声すらあげようとせず、「復興」の名のもとにナショナリズムや挙国一致が煽られる中、いっさいの闘いが放棄され、階級的視点が解体されようとしています。起きているのは戦争にかり出されるのと同じ危険な状況です。今こそ、国鉄闘争全国運動の本格的な発展が求められています。
 国鉄闘争全国運動が追求してきた課題がより普遍性化し、より切実に求められる時代がやってきました。私たちがこの運動で目指してきたのは、労働運動の後退・権利喪失の原点となった国鉄分割・民営化を絶対にあいまいにしないこと、全国の労働者の階級的団結をつくりだすこと、どんなに小さな芽であっても現場からの自主的な闘いを組織化すること、そして不当解雇された労働者たちを支えることです。労働運動の復権こそがこの時代に求められています。私たちは、それがいかに困難な課題であっても、確信をもってこの道を進むことを決意しました。国鉄闘争の火を消してはならない、1047名解雇撤回、新自由主義・震災解雇と闘う反失業大闘争をつくろう。全国の職場・地域に国鉄闘争全国運動を組織し、階級的労働運動を復権しよう。

2011年6月5日
6・5大集会参加者一同

http://www.doro-chiba.org/news/2011_news_1/news_11_160.htm

◆本部ニュース第85号出来ました!

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2011年6月26日日曜日

日刊動労千葉 第7158号

新運輸区設置、外注化を絶対阻止するぞ!
第65回定期委員会の成功をかちとろう!

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6・16基地再編攻撃絶対反対!構内外注化阻止!組織拡大!総決起集会を開催
150名を結集して「基地再編攻撃絶対反対!構内外注化阻止! 組織拡大! 総決起集会」を開催

 動労千葉は、6月16日DC会館に150名を結集して「基地再編攻撃絶対反対!構内外注化阻止! 組織拡大! 総決起集会」を開催した。

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2011年6月25日土曜日

日刊動労千葉 第7157号

構内外注化は偽装請負だ!
ともに闘おう!外注化を止めよう! 


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外注化に向け「教育訓練契約」
京葉車両センターの構内外注化を強行するために、JR千葉支社と千葉鉄道サービスは、「教育訓練契約」なる契約書を結んでいる。昨年8月のことだ。その時点から虎視眈々と外注化を狙っていたのである。
これは、《図》のように、構内業務を外注化するとともに、委託・外注化した業務の「技術指導」「教育訓練」を逆に千葉鉄道サービスからJRに「逆委託」することを定めたものである。









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2011年6月24日金曜日

日刊動労千葉 第7156号

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福島で1510人の大デモ
6・19怒りの福島大行動

 「福島を返せ! 生活を返せ!未来を返せ!」―福島市街に怒りの声が響き渡った。
 6月19日、福島市において「放射能に未来を奪われてたまるか! すべての原発をとめよう! 怒りの福島大行動」が開催され、地元の労働者・農民・学生を先頭に全国から1510人が結集し、「福島市始まって以来」といわれる大デモで、福島県庁に設置された政府・東京電力の原子力災害現地対策本部に激しい怒りを叩きつけた。

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2011年6月23日木曜日

日刊動労千葉 第7155号

銚子運転区・成田車掌区廃止絶対反対!
基地統廃合攻撃阻止!
6・28銚子地区総行動に結集を!


6月28日(火)13時 JR銚子駅前集合 主催動労千葉銚子支部

 JR東日本千葉支社は6月10日、一方的に銚子運転区・成田車掌区を廃止し、銚子に運転士と車掌を一緒にした職場、銚子運輸区を作ると組合に通告してきました。中身は運転士が今の約半分の45名程度、車掌が50名程度と言われています。現在の銚子運転区の標準数は86人です。今回の提案は、明らかに業務縮小による組織破壊・ローカル線切り捨て攻撃に他なりません。

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2011年6月22日水曜日

日刊動労千葉 第7154号

安全運転闘争介入事件中労委
争議権を否定する反動命令を弾劾する!

労働組合が安全確立を求めることすら否定!


6月7日、中央労働委員会は、「安全運転闘争事件」について、組合側の再審査申し立てを「棄却する」との反動命令を交付してきた。
今回の中労委命令は、中労委自身が争議権を否定するという極めて反動的なものであり、救済命令にすら値しないものである。
しかも、当時の状況からすれば、尼崎事故や羽越線事故が発生し、千葉支社を中心にしてレール破断が頻発する状況の中で、労働組合が安全を掲げて闘うことは至極当然のことだ。しかし、中労委命令は、労働組合が安全を掲げて闘うことすらも否定したのだ。
動労千葉は、あらためて今回の中労委命令を徹底的に弾劾するとともに、勝利に向けてさらに闘い抜くものである。

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2011年6月21日火曜日

日刊動労千葉 第7153号

夏季手当1.63ヶ月
貨物超低額回答を弾劾する

 貨物会社は、6月15日今年の夏季手当について、「1・63箇月」という超低額回答を強行した。貨物会社の超低額回答を怒りをこめて弾劾する。さらに日貨労はこれをその場で受け入れ、妥結した。日貨労を弾劾する。
 回答内容は囲みのとおりだが、「1・58箇月」とは昨年夏の実績と同じだ。その上で「0・05箇月」は今回限りの別枠として支払うというのだ。こんなやり方を認めたら、期末手当の抑制はずっと続き、あとは会社のさじ加減次第ということになる。こんなもったいぶったやり方で、超低額回答を固定化することを許してはならない。

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2011年6月20日月曜日

福島市で反原発集会 1500人「福島返せ」

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 JR福島駅近くの広場で開かれた集会では、市川潤子ふくしま合同労組委員長が「原発事故は全てを変えた。家や仕事、農地、家畜を奪われ、子どもたちの未来までも奪われようとしている。怒りを一つにして国と東京電力にぶつけよう」とアピール文を読み上げると、大きな拍手が湧き起こった。

 「すべての原発をとめよう!」をスローガンに福島市中心部で19日、「怒りのフクシマ大行動」と題する反原発集会が開かれた。労働組合のメンバーらが主催、全国から約1500人が集まり、「福島を返せ」などと声を上げながらデモ行進した。

2011/06/19 17:58【共同通信】

 

 

福島市中心部で、全ての原発の停止を訴えデモ行進する人たち=19日午後

生きぬくために闘う! 東日本大震災 現地救援対策本部ブログから転載

2011年6月19日日曜日

日刊動労千葉 第7152号

京葉構内10月外注化絶対反対
この現実―外注化の手先になった東労組許すな!

丸投げ外注化への突破口だ

 6月10日、千葉支社は京葉車両センターの構内業務外注化提案を行なってきた。絶対に許してはいけない。闘いに立ち上がろう。
 提案された内容は、1徹4日勤の構内業務のうち2日勤を10月1日付で、千葉鉄道サービスに外注化するというものだ。今年2月実施が画策されていたものが、われわれは全力で闘いぬいて阻止した。それを再び強行しようというのだ。再雇用されて千葉鉄道サービスで働くエルダー社員を使って外注化する計画だ。だがそれは、全面外注化・丸投げ外注化への突破口を開くことを目的にしたものだ。

日刊動労千葉 第7152号へのリンク

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銚子運転区廃止―基地統廃合絶対反対!
6・28銚子行動へ
▼日時: 6月28日(火) 13:00
▼場所: JR銚子駅前集合

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2011年6月17日金曜日

6.19怒りのフクシマ大行動へ

すべての原発をとめよう!6.19怒りのフクシマ大行動に向けたフクシマからの記事を、以下に3本紹介します。

1 いわきで全港湾など700人がデモ
http://20110311.blog.shinobi.jp/Entry/50/

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 本日(6月15日)、全港湾などが中心となっている、いわき地方労が主催する反原発集会・デモが700人の結集で打ちぬかれました。労働組合の赤旗が林立し、地域の労働組合が総結集しました。とりわけ全港湾の青年労働者の大量決起が特徴的です。
 6・19デモを呼びかけてチラシを配布し、署名も多数あつまりました。フクシマの怒りは日に日に燃え上がっています。6・19フクシマ大行動には、福島県教組・竹中委員長も賛同し、福島の農民や30キロ圏内から避難を余儀なくされた住民の発言も決まりました。また、被爆地・ヒロシマや原発と同じように基地被害とたたかうオキナワの代表も参加します。

 6月19日は、県民の怒りの総決起の日です。1000人のデモで県庁を包囲し、原発即時停止・廃止させましょう!

 

2 一歳の子どもを持つお父さんからのメール
http://20110311.blog.shinobi.jp/Entry/49/

福島県二本松市のSと申します。

新聞で6・19のことを知りました。
放射能のためにここ二本松でも悔しい思いをしており、

わが子(1歳)の健康だけが心配です。
日本に原発はいりません。
残念ながら所用があり当日参加できませんが、

カンパを振り込ませていただきました。

がんばってください!!

 

3 福島民報に告知記事!
http://20110311.blog.shinobi.jp/Entry/48/

1307847087 記事全文

19日に原発反対「大行動」

 

「すべての原発をとめよう!6・19怒りのフクシマ大行動」は、19日、福島市の街なか広場で開かれる。
実行委員会の主催。各種団体、賛同者が集い、集会アピールを採択したあと、市中心部の約2キロにわたり、デモ行進する。
呼び掛け人の清野和彦さん(元県教組委員長)、渡辺馨さん(県労働組合交流センター代表)が、10日、市内で事業概要を説明した。

 

上記記事はいずれも「生きぬくために闘う! 東日本大震災 現地救援対策本部」ブログからの転載です。
http://20110311.blog.shinobi.jp/

◆本部ニュース第76号出来ました!

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2011年6月16日木曜日

51年目のスイッチ...6月11日・新宿反原発デモに参加して...呼びかけ人・高山俊吉

6月11日、新宿では約2万人が参加した大規模な反原発デモが行われた。裁判員制度はいらない!大運動は、「反原発特集号」となる『全国情報』第19号を新宿中央公園で参加者に配布した後、デモに参加した。

これは、その後の報告である。

「51年目のスイッチ」弁護士 高山俊吉

6月11日の新宿中央公園からのデモは長丁場でしたね。午後3時過ぎに公園を出発してアルタ前は6時近く。主催者はさっさと解散っていう雰囲気。

私たち6人は近くで食事をしてまたアルタ前に戻った。現場は完全な飽和状態。

青い制服の警察官でいっぱい。ゲリラ的なリレートークが続いているが、警察官がどんどん増えて解散を迫っている。司会者の後ろの生け垣の上にも警察官たちがいる。

俺たちには表現の自由がある」と絶叫する青年。

「表現の自由」

この言葉を聞いて私にはかちっとスイッチが入ってしまいましたね。何かがおりてきてしまった。「しゃべらせろ」「何でもしゃべらせろ」とどなった。

予定の進行から外れることで困ったような顔の司会者が「どうぞ」と私にマイク。

「何だこのざまは。ふざけるんじゃない。

警察官の君たちも被曝しているんだぞ、君たちの家族も被曝しているんだぞ。

原発反対を言っているみんなは君たちの命を含めてみんなが死なないようにがんばっているんだ。

東電の味方をして自分がもっと被曝したいのか。恥を知れだ。君たちは今何をしているのかわかっているのか。

私は弁護士だ、法律家だ。いま表現の自由という言葉を聞いた。

法律家として私は断言する。そのとおり、みんなに正義がある、彼らには絶対に正義がない。

生きるか死ぬかの話の時に、何の規制か、何のルールか。

私は弁護士として言う。みんなにはいうべきことを言う権利がある。そしてみんなに言いたい。

政府も財界も司法権力も御用学者もみんな全然信用できない。政治家はもちろん信用できない。このとんでもない社会を根本から変えてゆくのは若いみんなだ。皆さんがこの社会を根本から変えてゆく。

法律家が言うべきを言わないでいることを私は詫びる。でも、力の限りがんばろうとしている弁護士も少なくない。力をあわせてこの状況を根本から変えていこう。彼らに暴走させてはいけない。彼らが暴走すれば、ここはチュニジアやエジプトに必ずなるぞ。一緒に闘おう。以上です。」

と、こんなことを話した(ような気がする)。いい爺さんの絶叫。しゃべった時間は5~6分かな。

話が終わったら完全なもみくちゃ状態。握手をしようというみんなにどっと囲まれました。

若い夫婦と子どもさんが寄ってきて、これも握手。「お嬢さんもご一緒なんですね」と言ったら、「マスクをさせていてわからないでしょうがこれは男の子です」と。そりゃごめんなさい。

「名前を教えて下さい、逮捕されたら頼みます」という青年。

外の何人もが「名前を教えて下さい」口々に。

タハリール広場とまではとても言えないけれど、アルタハ広場くらいの感じはしましたね。

後で一緒にいたS弁護士が「おおぜいいた警察官がいつの間にかすっと消えてしまった」と。

私は大学1年の時に樺美智子さんが警察官に殺された翌日の学内集会を思い起こしました。あのときも私の頭に一瞬にスイッチがはいってしまい、おとなしい俊吉青年が学友に「彼女の死を自分の問題として考えきろう」と思わず口走ってしまった。

しゃべる内容よりも、まずしゃべってしまったですね。

51年ぶりです。

タハリール広場にも51年ぶりのお爺さんがいたんだろうなぁ。

 

裁判員はいらない! 大運動ブログから転載

◆本部ニュース第75号出来ました!

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2011年6月15日水曜日

日刊動労千葉 第7151号

JR北海道石勝線事故は第2の尼崎事故だ
―事故責任転嫁を許すな! 運転保安確立に向け闘おう

 死者がでなかったのは奇跡
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 5月24日にJR北海道・石勝線のトンネル内で起きた特急列車「スーパーおおぞら14号」の炎上事故は、背筋が凍るような重大事故であった。
 車両(6両編成)はトンネル内で一晩燃え続け、原型をとどめないほどに焼け落ちた。トンネル内の温度は1000度に達していたであろうと言われている。その状況を考えると死者がでなかったのは奇跡としか言いようがない。248名の乗員・乗客の多くが生命を奪われていてもおかしくない事態であった。事故が起きた第1ニニウトンネルが685mと比較的短かったのが幸いした。だが、本質的にはまさに第二の尼崎事故であった。

日刊動労千葉 第7151号へのリンク

6.11反原発100万人アクションが全国で取り組まれました

 3.11大震災-福島原発大事故から3ヶ月目の6月11日、もう原発をすべてやめよう!!!と全国各地で多くの人々が行動に起ち上がりました。百万人署名運動の仲間たちも、全国各地で反原発デモに参加しました。東京では新宿中央公園、芝公園、代々木公園から大きなデモがあり、さらに、小平、江戸川、練馬、国立、小金井、町田などでもデモがおこなわれました。海外でもフランスやアメリカ、台湾などでも連帯した行動がおこなわれたそうです。約150ヶ所と言われています。原発をなくすために何かしなければ!と全国で1人1人が考え、動き始めています。すごいですね。このうねりをもっともっと広く強くしていきましょう!【続く…

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18時、新宿駅東口、約20000人が集まりました。

とめよう戦争への道!百万人署名運動ブログから転載

◆本部ニュース第74号出来ました!

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2011年6月14日火曜日

日刊動労千葉 第7150号

千葉支社
「佐倉運輸区」「銚子運輸区」新設と
京葉車両C構内業務外注化を提案

乗務員基地再編=新たな組織破壊攻撃粉砕!
6・16動労千葉総決起集会に全力結集を!

日刊動労千葉 第7150号へのリンク

◆本部ニュース第73号出来ました!

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2011年6月11日土曜日

日刊動労千葉 第7149号

国鉄闘争全国運動-6・5大集会
被災地をはじめ全国から1780名が結集!

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全国から1780名が結集して開催された「6・5大集会」。日比谷公会堂の2階まで埋め尽くされた

 

1047名解雇撤回闘争と反失業-反原発の大闘争で闘う労働組合の復権を!

 6月5日、13時から、東京・日比谷公会堂において、「国鉄闘争全国運動6・5大集会」が開催され、1047名解雇撤回を闘う闘争団・争議団や東日本大震災の被災地労働者・市民、全国で解雇撤回や権力の弾圧と闘いぬく仲間たちなど1780名が結集し、1047名闘争を先頭にして、反失業ー反原発の大闘争で連合など既成の労働運動を打倒し、闘う労働組合を地域・職場につくりあげることを誓い合った。

日刊動労千葉 第7149号へのリンク

「共に闘う国労の会」会報第12号

第12号(2011年6月10日)
国鉄闘争全国運動6・5大集会特集

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「共に闘う国労の会」会報第12号へのリンク

2011年6月10日金曜日

38名全員の奪還勝ち取る!

 本日6月10日、50名を不当逮捕した5.20三里塚弾圧を完全に粉砕し、残る38名全員の奪還を勝ち取りました。

 5.20直後の本ブログ関連記事↓
http://siensurukai.blogspot.com/2011/05/blog-post_21.html

日刊動労千葉 第7148号

国労ー闘争団切り捨て
連合路線に転落!?

 国労の規約「改正」案

 5月13日付で国労本部から「規約改正(案)」が出されている。7月末に開催される国労全国大会に提出されるものだ。ほとんどは字句修正的なものだが、いくつか労働組合の性格そのものを変えてしまうような重大な項目が含まれている。
 とくに問題なのは組合員資格に関する「改正」だ。現在、「(JR各社や関連企業)を基本とした労働者をもって組織し」となっているものを、「(JR各社やJRグループに雇用された労働者をもって組織し」に変更するという。「雇用された」者だけが組合員になる。
 なぜ、わざわざ「基本とした」を「雇用された」に変更する規約「改正」をしかもこの時期にやらなければならないのか。1047名解雇者を切り捨てるため以外にない。国労組合員であるが故に不当解雇され、国労に人生をかけて組合員24年間の苦しい闘いを続けてきた者に対する扱いがこれだ。これが昨年の「政治解決」だったのだ。国労の幹部たちにとっては1047名闘争団は結局「お荷物」でしかなかったのだ。嬉々として「連合からオファーがきている」「これからは企業内組合に撤する」などと述べる国労幹部にとって、闘争団はもはやお荷物どころか「邪魔者」なのだ。

日刊動労千葉 第7148号へのリンク

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2011年6月9日木曜日

全ての原発を廃止せよ!菅直人内閣総理大臣宛に1万4005筆の署名を提出

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 6月6日(月)午前11時から、この1ヶ月の間に集まったヒロシマ・フクシマ発「反原発1000万人署名」の内閣総理大臣宛・第2回目の提出行動を行いました。
 今回の提出行動には、福岡県、青森県からも仲間が参加。1000万人署名の呼びかけ人や西川重則事務局長を先頭に13名で、内閣府の会議室で、抗議申し入れと署名提出を行いました。内閣府大臣官房総務課の山田氏ら3名が対応し、申し入れ内容をきちんと菅首相に伝えると約束しました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動ブログから転載

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2011年6月8日水曜日

6・5国鉄闘争大集会ビデオ

6・5東電デモ~日比谷公会堂全国集会 すごい熱気!

●次は6・11全国百万人のデモへ
★6・5の、本気さ、確かさ、本物のたたかいがあるから6・11は間違いなく絶対成功します!!

この社会は労働者が動かしている。
労働者を軽視したり、分断するのが権力者や資本家
これに負けなければ勝てる!

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集会前に、新橋駅前から東電デモ!! 西部ユニオンも青年部先頭に!

東京西部ユニオン・反原発1000万署名運動NEWSから転載

 

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6・5国鉄闘争大集会
日比谷公会堂に全国から1780名

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2011年6月7日火曜日

国鉄闘争全国運動6・5大集会 共同宣言

 

  私たちは昨年6月、「国鉄闘争の火を消してはならない」と訴え、国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動(国鉄闘争全国運動)を立ち上げました。
 昨年4月9日の「政治解決」は、民営化や国家的不当労働行為による国鉄労働者の大量解雇、吹き荒れた労組破壊攻撃の社会的・法的責任を不問に付して、労働者の権利を抹殺しようとするものでした。
 1047名解雇撤回に向けた24年間の囲いは、国鉄分割・民営化から始まった新自由主義攻撃への対抗力を形成してきました。それがこのような形で旗を降ろしたとき、労働者の権利、労働運動の未来は一体どうなるのか。私たちの訴えの根底にあったのはそうした時代への危機感でした。実際、国鉄分割・民営化以降生みだざれたのは、「労働運動の不在」と言うべき現実でした。その下で膨大な労働者が非正規職に突き落とされ、社会そのものが壊されていったのです。
 それから1年。全国の仲間たちの努力によって、「国鉄闘争の火を消すな」の訴えは大きく広がり始めています。40の地域や職場に全国運動の地方組織や支援する会が結成され、新たな闘いが根を張り始めたのです。動労千葉はこの1年、何度ものストライキに立ち上がり、10年間に及ぶ攻防の上に業務の全面的な外注化攻撃を阻止し、その闘いの渦中で組織拡大を実現しています。国際的な連帯の声も大きく広がっています。
 一方、国労は「和解」した途端に連合加盟への意志を表明し、今年7月の全国大会では、規約改「正」によって解雇者の組合員資格まで剥奪し、「年度内」と言っていた「雇用問題の解決」も放棄して労資協調路線に転落しようとしています。
 戦後、つねに労働運動の中心にあって全体を牽引してきたはずの国鉄労働運動が自らその誇りを放棄しようとしているのです。こうした現実を見たとき、国鉄闘争全国運動は、もう一度階級的労働運動を再生していこうという展望の下につくりあげてきた橋頭堡だといえます。
 こうした状況の中、3月11日、東日本大震災が発生し情勢はさらに一変しました。地震が引き起こした恐るべき事態の多くは、新自由主義によってもたらされたものです。地方自治体の解体と財政破綻、公共インフラの民営化による解体、公務員労働者の際限なき削減など、国鉄分割・民営化以来四半世紀におよぶ新自由主義政策は、災害に対する抵抗力を奪っていました。とくに打ち棄てられた地方では大震災を決定的に破局化させました。さらに原発事故は、「絶対安全だ」「地震対策は万全」と言って原子力政策を推進してきた社会の仕組みが嘘に満ちたものであったことを暴きだしました。政治家、官僚、財界、御用学者、労働組合、マスコミ、裁判所などが「国策」の掛け声とカネの力の前に手を結んで真実を隠してこの現実を招き、それでもなお「直ちに健康に影響を与えるレベルではない」と言い続けているのです。起きていることは、まさに資本と国家による犯罪です。
 被災地をはじめ全国で放射能汚染による生命の危機と大失業が襲いかかろうとしています。すでに数十万の労働者が職を失って路頭に迷い、被災地の悲惨な現実を口実として政府の号令一下、公務員労働者の賃金が削減され、農・漁業は壊滅的な打撃を受け、子どもたちが日々高濃度の放射線によって生命の危機にさらされ、さらに加えて大増税や社会保障制度の解体が襲いかかろうとしています。
 怒りの声は社会の隅々まで積みあがり、デモとなり、政府や東電への抗議行動となり、生き抜くための闘いとなって燃え上がろうとしているというのに、その一方で、労働運動の深刻な危機が生まれています。労働組合はこの現実に抗議の声すらあげようとせず、「復興」の名のもとにナショナリズムや挙国一致が煽られる中、いっさいの闘いが放棄され、階級的視点が解体されようとしています。起きているのは戦争にかり出されるのと同じ危険な状況です。今こそ、国鉄闘争全国運動の本格的な発展が求められています。
 国鉄闘争全国運動が追求してきた課題がより普遍性化し、より切実に求められる時代がやってきました。私たちがこの運動で目指してきたのは、労働運動の後退・権利喪失の原点となった国鉄分割・民営化を絶対にあいまいにしないこと、全国の労働者の階級的団結をつくりだすこと、どんなに小さな芽であっても現場からの自主的な闘いを組織化すること、そして不当解雇された労働者たちを支えることです。労働運動の復権こそがこの時代に求められています。私たちは、それがいかに困難な課題であっても、確信をもってこの道を進むことを決意しました。国鉄闘争の火を消してはならない、1047名解雇撤回、新自由主義・震災解雇と闘う反失業大闘争をつくろう。全国の職場・地域に国鉄闘争全国運動を組織し、階級的労働運動を復権しよう。

2011年6月5日
6・5大集会参加者一同

国鉄闘争全国運動6・5大集会 共同宣言へのリンク

6・5国鉄闘争大集会 フォトレポート

日比谷公会堂に1780名

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◆本部ニュース第68号出来ました!

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2011年6月6日月曜日

日刊動労千葉 第7147号

動労千葉を支えるOB会の発展を
動労千葉OB会第24回総会

 5月29日、例年より早い梅雨入りと台風の雨という悪天候をついて、第24回OB会総会がDC会館にて開催された。今年は初めての参加者4名含め、OB32名、支部参加も含め総勢40名の盛況となった。

日刊動労千葉 第7147号へのリンク

◆本部ニュース第67号出来ました!

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2011年6月5日日曜日

関西宇部の第2次権力弾圧に対する抗議声明

2011年5月23日
全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部
執行委員長武建一

関西宇部の第2次権力弾圧に対する抗議声明

 5月11日、13日、16日、関西宇部と結託した大阪府警は労組事務所をはじめ21ヶ所の家宅捜索を行い、組合員13名を不当逮捕した。弾圧の狙いは中小企業と労働者を犠牲にして大企業の利益を拡大すること、そのために労働組合をつぶして運動を止めることにある。我々はこの不当弾圧を跳ね返し、断固として運動を強化・発展させる決意である。
 被疑事実とされるのは我々が昨年5月に取り組んだ団体行動で、関西宇部(代表・木村貴洋)に対する労働協約不履行是正を求める行動や、協同組合を建設・セメント独占が支配して中小企業の経営基盤を揺るがすことに反対する要請行動など、産業別労働組合として至極当然の取り組みである。それを「威力業務妨害」容疑とし、警察権力は多数の仲間を不当逮捕した。本件は09年2月に続き、関西宇部が仕掛けた二度目の権力弾圧となる。
 我々は一貫してセメント・生コン関連業界の健全経営に全力を傾注し、時には仲間を殺され、猛暑・厳寒にも耐えながら、「中小企業と大企業との取引関係の改善」「生コンの適正価格、品質保証、安定供給」などの政策課題を掲げ、実績を築いてきた。このような生コン労働者の血と汗がにじむ歴史を、姑息な手段で奪い去ろうとする関西宇部とこれに結託して労働組合つぶしに奔走する警察権力の行為は断じて許されない。
 この弾圧の背景には、「中小企業と労働組合の大同団結」の飛躍的な前進がある。昨年は「適正価格収受」「取引条件の改善(出荷ベース)」などを柱とする産業政策課題を掲げ、生コン業界史上初のゼネストを7月~11月(139日)に渡り敢行。大林組や竹中工務店などスーパーゼネコンの圧力を排し、大阪府下3大プロジェクトの工事現場を数ヶ月間ストップさせ、「建設独占を揺るがす」としてマスコミにも大きく報道された。また、セメント値上げに対して個社で対応するのではなく、近畿圏の各生コン協同組合が交渉窓口となることでセメントメーカーによる一方的な値上げを阻止。各生コン工場は数千万円の損失を免れた。
 また、今春闘ではセメントメーカーの直営工場が大阪兵庫生コン経営者会(交渉相手)を集団脱退して集団交渉潰しに狂奔した。しかし、生コン産業政策協議会(連帯ユニオン、生コン産労、全港湾大阪支部)と近畿圧送労組は、集団交渉を近畿圏9団体300社を擁する交渉へと拡大させることに成功。交渉の結果、賃上げ原資を大企業から吐き出させることによって「7,000円の賃上げ(一年分を東日本大震災カンパへ拠出)」を勝ち取った。
 中小企業と労働組合の大同団結が大きな成果を獲得するなか、恐れをなした建設・セメント独占の先兵役となったのが関西宇部・木村貴洋である。同者は本年4月に大阪広域生コン協同組合の理事長となり、就任挨拶で「昨年の長期ストで失われたゼネコンの信頼を回復する」と述べている。中小企業が結集する協同組合の理事長でありながら、一体どちらを向いて信義をつくそうというのか。
 過去を振り返れば、弾圧で得をしたのは一握りの建設・セメント独占であることは明らかである。1982年の権力、セメントメーカー、日本共産党、運輸一般が一体となった支部への大弾圧と2005年からの5次に渡る弾圧によって、「ゼネコンへの過剰サービス」「セメントの一方的値上げ」「生コン価格の下落」「賃上げゼロ回答」などが蔓延し、中小企業と労働者の利益が著しく損なわれた。従って、過去の弾圧と同様に我々に対する弾圧は中小企業・労働者への攻撃に他ならない。
 全国の仲間からのご支援・ご協力に心から感謝申し上げるとともに、我々は、逮捕勾留されている仲間の早期奪還に取り組み、組織活動・政策闘争を今以上に強化する。そして、国策として進められてきた原発・米軍基地・TPPへの反対闘争の勝利に向け、全国の闘う仲間との共闘・団結をさらに高めることこそが弾圧者への反撃であると決意する。

以上

 

全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部の抗議声明を転載しました。

抗議声明へのリンク
http://www.kannama.com/news2011/11.5.23/img/5.11seimei.pdf

6.19 怒りのフクシマ大行動

放射能に未来を奪われてたまるか!
すべての原発をとめよう!

Fukushima20110619

と き: 6月19日(日)13:00
ところ: 福島市・街なか広場(JR福島駅東口徒歩5分)
主 催: 6.19フクシマ大行動実行委員会
連絡先: 福島市野田町6-12-26-303 6.19フクシマ大行動実行委員会事務局
     Tel:090-2271-8514 Mail:fukushimaworkers@infoseek.jp
     仙台市青葉区仙台市青葉区藤松3-4Kビル2F 東日本大震災現地対策本部
     Tel:022-276-1871 Mail:ikinukutatakai@gmail.com
【ご注意:メールアドレスをご使用の場合は、全角@を半角 @ に打ち直してください】

 

 福島第一原発の事故は、日を追うごとに深刻さを増し、危機的な状況が続いています。1号機はメルトダウンした核燃料が圧力容器の底から溶け出し、格納容器も損傷していたことが明らかになりました。2号機、3号機も同様の状況です。すさまじい量の放射能が大量の水とともに建屋の内外に流れ出し、半径 20キロ圏内は立ち入りを禁止され、6万人の住民に避難が強制されています。
 「種もみに罪はないのに」と田植えをあきらめた農家。命よりも大事に育ててきた牛に「忘れないでね」と涙を流して別れを告げ、殺処分に出す酪農家。福島市内の学校の校庭では、大量の放射能が検出され、運動会や部活動ができずにいる子どもたち。
 文部科学省は、エアコンもない教室で、窓を閉めきって授業をしろと通達を出しながら、「ただちに健康に影響はない」と無責任なコメントを繰り返しています。こんな状況にしたのは一体誰の責任だ!

 人類と核は絶対に共存できません。私たちの生活、そして何よりも子どもたちの未来を守るために、世界中のすべての原発と核兵器をただちに廃絶しなければなりません。
 利益最優先という資本主義が、核兵器と原発を生み出しました。国鉄(現JR)の分割・民営化で新自由主義の突破口を開いた中曽根政権は、原発建設を国策として推進してきました。労働運動の後退とともに、「効率性・金儲け」だけを求めて外注化、非正規職化が激しく進み、安全対策は「ムダ」とされてきました。その結果は、JR尼崎事故と原発事故を見れば一目瞭然です。
 そもそも原発は、多くの非正規の青年労働者に被曝による犠牲を強制することなしには成り立ちませんでした。現在もまともな安全対策もとられないまま、過酷な労働条件のもとで、事故をとめるために若者が動員され、ついには死亡者まで出ています。政府・電力会社と一体となって原発を推進してきた労働組合(連合や労連)の責任は重大です。
 原発をつくるのも、動かすのも、そしてとめることができるのも労働者です。労働組合が本来の姿を取り戻すことが、原発をとめることができる唯一の可能性です。これこそ、フクシマを繰り返さない道です。

 大震災によって、多くの田畑や漁港が津波にのまれ、原発事故による放射能被害はフクシマだけでなく、東日本全体の農漁業を壊滅の危機に追い込んでいます。さらに、100万人とも言われる労働者が失業においこまれています。
 政府と東電は事故の責任をとれ! 家も仕事も田畑も、すべてを元に戻せ! 労働者の団結とすべての人びとの連帯こそが未来を開く力です。
 「放射能に未来を奪われてたまるか!」「すべての原発をいますぐ停止し、廃炉にしよう!」という大運動を、フクシマから全国・全世界に広げていきましょう。一緒に声を上げましょう!

2011年6月3日金曜日

6.5東電本社直撃デモ

6.5国鉄闘争全国運動大集会前段に、東電本社直撃デモをやります!

★大失業粉砕・全原発廃棄に決起しよう
★御用労働組合幹部をぶっとばせ
★東電・下請け労働者の中に電産労働運動の魂を甦らせよう
★6.5国鉄集会の成功をもって6.11反原発100万人行動の大爆発へ
★青年労働者は行動の先頭に立とう

デモ出発地: 桜田公園内(新橋駅 烏守口出てスグ)
日時: 6月5日(日)11時15分集合・11時30分デモ出発
桜田公園→東電前→日比谷公園まで 約30分のコース
 ※ デモ終了後、集会に合流
呼びかけ: 東京労組交流センター青年部(準)

◆本部ニュース第66号出来ました!

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2011年6月2日木曜日

日刊動労千葉 第7146号

1047名解雇撤回!新自由主義・震災解雇と闘う反失業闘争を!
6.5大集会へ 日比谷公会堂 13時開会 全力結集を

震災解雇・賃下げ攻撃!

 とんでもないことが起きている。菅政権は「震災復興」を口実として国家公務員賃金の10%削減を打ち出したが、連合・公務員連絡会は「震災の復興財源に当てるならやむを得ない」として、直ちにそれを受け入れたのだ。政府の号令いっか労働者の賃金がこのようなやり方で全面的下げられ、それを労働組合が呑んでいく。震災を口実にして、事実上憲法が停止され、労働基本権が停止されようとしている。
 しかも、国家公務員だけで止まるものではない。すでに石原都知事がこれを受けて同じことをやると言っているようにたちまち地方公務員に波及するであろう。500万人の公務員労働者の賃金が全面的に切り下げられようとしているのだ。   
 それそればかりではない。こんなことができるのだとなれば、全ての企業・全ての資本家たちが「何でもあり」とばかりに好き勝手な賃下げや解雇攻撃にでることは間違いない。
 これが菅政権による「復興」の本質だ。被災地の悲惨な現実を口実として賃下げ・首切・大増税・社会補償制度の解体など、労働者への全面的な攻撃によってこの危機をのり切ろうというのだ。こうして全てを黙らせて、噴出する被災地の怒りの声をも孤立させ、封殺しようというのだ。

労働運動の深刻な危機

 大震災以降、労働運動の深刻な危機が生み出されている。「自粛」「政治休戦」の名のもとにいっさいの闘いが放棄されようとしている。膨大な労働者が解雇され、原発事故への怒りの声をあげているというのに、メーデーすら中止してしまうあり様だ。労働者としての立場、階級的な立場が放棄され、「挙国一致で復興」へと押しながされている。
 連合は「人間の健康に直接影響する放射能の濃度は全く検出されていない。むしろ、日本内外での噂による被害が深刻化しており、人々の生活と産業を阻害している」(海外向け声明)と言うのだ。まさに資本の政府の手先になり下がっている。

6・5労働者集会へ!

 怒りの声は社会中に満ちているというのに労働組合のこの現状。今求められているのは労働運動の復権だ。 国鉄分割・民営化以来の労働運動の危機を乗り越えなければならない。
全力で6・5集会へ!

日刊動労千葉 第7146号へのリンク

◆本部ニュース第65号出来ました!

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