2016年10月31日月曜日

「始まる前に戦争とめよう」ニュース 第2号

http://millions.blog.jp/archives/66946810.html


ゼネストでパックネ打倒情勢
戦争阻止の日韓共同行動
11・6日比谷へ!

 10月29日夜、「民衆総決起闘争本部」がソウルで開いたパククネ政権打倒の市民キャンドル集会は、主催者の予想の1万人を超えて3万人が集まり深夜まで機動隊との激突が続いた。チェジョンジン民主労総委員長職務代行は、「サードミサイル配備を撤回して、セウォル号事件の真相を究明して、財閥のためではなく、労働者・農民のための政策をしろというのが国民の要求だ」とし、「11月12日に100万人を集めてパククネ大統領をひきずり倒そう」と訴えた。
 このパククネ打倒情勢をきりひらいたのは、民主労総による渾身のゼネスト闘争だ。鉄道労組を先頭にした公共運輸部門の無期限ストライキだ。この闘いに呼応して、農民や学生や市民の不屈の闘いが広がった。
 11月6日(日)、民主労総ソウル地域本部と日本の3労組が呼びかける「安倍打倒集会」が日比谷野音で開催される。日韓の労働者を中心とした国際連帯で、朝鮮半島での戦争を絶対に阻止しようと訴えている。

東京・日比谷野外音楽堂 (日比谷公園内)
11月6日(日)正午から


集会内容

労働者の国際連帯で、戦争と労働法制改悪阻止!

パク政権の戦争と労働改悪にゼネストで闘う韓国から
民主労総ソウル地域本部 約30人の代表団
アメリカ鉄道労働者/ドイツ・レイバーネット ほか

安倍の改憲阻止、小池の東京都丸ごと民営化阻止!
都労連・東京交通労組や区職労の労働者 ほか
「働き方改革」に反対するアピール

国鉄1047名解雇撤回! 外注化阻止!
動労千葉争議団/弁護団
国鉄闘争全国運動呼びかけ人/署名の訴え
動労千葉/動労水戸/動労総連合

闘う労働組合の全国ネットワークをつくろう!
全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部
全国金属機械労働組合港合同
国鉄千葉動力車労働組合

★このほか、福島、沖縄、百万人署名運動などからの連帯発言、各産別からの報告と決意、民主労総・律動グループのパフォーマンスなどを予定しています。参加費500円です。
★どなたでも参加できます。集会後は銀座をデモ行進します。



「朝鮮有事」想定、米日韓が大演習

「重要影響事態」を適用
自衛隊2万5000人、
米軍1万1000人動員


 安保戦争法を適用した戦争訓練が始まった。
 防衛省は10月21日、「重要影響事態」を想定した日米共同訓練を10月30日~11月11日に初めて実施すると発表した。これには自衛隊から2万5千人、艦艇20隻、航空機260が、米軍から1万1千人が参加するという大規模なもの。日本各地やその周辺海空域だけでなく、テニアン島(北マリアナ諸島)で上陸作戦訓練も行われる。
 「重要影響事態」とは何を想定したものか。ずばり、朝鮮半島での戦争だ。法律では「放置すれば、日本の安全に重要な影響を与える事態」と定義して、他国軍への後方支援を名目にした自衛隊の出動を可能にした。この「他国軍」とは、米軍と韓国軍のことをさす。
 安保戦争法はまた、この「重要影響事態」と切れ目なくつながるものとして、「存立危機事態」という概念をうちたてた。それを「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態」と定義し、「憲法9条のもとで許される自衛の措置」として集団的自衛権の行使(武力の行使)を認めた。これもまた、朝鮮半島での戦争を最も念頭に置いたものである。
 10月22~23日、米韓の海軍と海上自衛隊が、韓国・済州島沖で海上封鎖訓練を実施した。北朝鮮船の捕獲を想定した実戦的な訓練となった。
 米韓両軍は10月10~15日、韓国沖合などで北朝鮮の首都・ピョンヤン中枢や核施設への攻撃を想定した合同軍事演習を行った。同時に米アラスカ州では、米軍主導の多国間空軍演習が実施された。「米韓の戦闘機が北朝鮮の防空網をさけて金正恩の執務室や核施設を精密誘導弾で攻撃する内容」(日経)という。演習の目的がきわめて実戦的で攻撃的なものになっている。
 これらは単なる訓練ではない。まさに戦争の入口なのだ。

南スーダン「駆けつけ警護」11月中旬にも閣議決定か

 上の写真は、10月23日に公開された、自衛隊による「駆けつけ警護」訓練の様子だ。この日は公開のため、武器使用(射撃)は隠された。だが実際は、市街地での戦闘を想定した「至近距離射撃訓練」を繰り返しているという。
 安倍首相や稲田防衛相は国会で「戦闘ではない」「首都は落ち着いている」などとウソを言って南スーダンの内戦をごまかし、11月11日か15日にも「駆けつけ警護」の閣議決定をしようとしている。
 この任務が加われば、自衛隊が「殺す」「殺される」ことになるのは避けられない。
 この状況は、朝鮮半島での戦争が切迫していることと密 接に関連している。殺りくのできる軍隊にしなければ、本当の戦争には対応できないと安倍らは考えているからだ。

ビラへのリンク

 【とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2016年10月29日土曜日

日刊動労千葉 第8188号

過去の同事例「処分なし」
報告者「処分望んでない」
仲間を守り最後まで闘おう


10/27「処分・出向通知撤回」求め緊急申し入れ提出

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_07_12/n8188.htm

「処分なし」の事例があった

 2010年4月に錦糸町駅で「運転台から用を足した」というまったく同じ事態があったことが明らかになった。もちろん会社は何らの処分も行わず、当該の運転士は定年まで運転していた。
 しかし、今回の佐倉駅停車中の列車から用を足したことについて、会社は減給処分と強制出向・運転士剥奪という重処分を行っている。
 「処分対象の行為が同じにも関わらず処分の重さが異なる」ことは、労基法の「均等待遇の原則」にさえ反する行為だ。会社は今すぐ、違法な不当処分と出向通知を撤回しろ!
 われわれは10月27日、処分と出向通知の撤回を求め、改めて申し入れを行った。

「あくまで注意喚起で報告」

 また、われわれは今回の事態をJRに報告した方の職場にも伺った。
 そこでは、「あくまで注意喚起で報告した。処分してくれと頼んだことはない。処分を望んでいるわけでもない」という対応だった。これが社会の常識的意見ではないのか。
 こんなことで運転士の人生を奪っていいのか? 乗務員を袋叩きにして何か一つでも問題が解決するのか?
 結局、報道されたことで、会社幹部が責任逃れのためだけに行った処分なのだ。こんなことで仲間がハンドルを奪われ、誇りを踏みにじられるなど絶対に許せない! 
 職場から声を上げよう!

さらに会社の嘘も明らかになった。

 本来、運転士が運転台を離れるには転動防止措置を行わなくてはならないというのが常識だ。線路におりるため、周囲の列車に抑止手配を行う必要もある。そうすれば列車の遅れは際限なく拡大する。これで駅のトイレに行くなど、ほとんど不可能な話だ。
 これについて会社はこの間の団体交渉で、「車掌が緊急ブレーキをかけられるから、指令に連絡すれば転動防止措置をとらずにトイレに行っていい」と回答してきた。しかし、こんなことは現場の乗務員には一言も伝えられていない。指導員さえ「初耳」と答えるほどだ。完全に後付の言いわけだ。
 トイレの問題が、乗務員にとってどれだけ切実で深刻かは、鉄道に関わるものなら誰でもわかることだ。
 しかし、乗務員が切羽詰まりながらも必死で乗務していることをいいことに、会社は何の対策も行ってこなかった。それどころか、ロングラン行路を次々に増やし、生理的限界さえ超えた労働強化を強制してきたのだ。
 常に監視状態に置かれ、締め付けを徹底的に強化され、乗務員の命も健康も誇りもまったく顧みられない現実。
 もう我慢の限界だ! 職場から声を上げ、断固として反撃にたとう。処分撤回・乗務復帰まで全力で闘おう。



 緊急申し入れ(10月27日、要旨)


 2010年4月14日、錦糸町駅電留線において、習志野運輸区の運転士(59歳)が運転台から用を足した問題について会社は、何らの処分も行わず定年まで運転士を続けさせたが、一方、全く同じ問題であるにもかかわらず銚子運輸区組合員に対しては減給及びCTS成田事業所への出向の事前通知という著しく不均衡な処分が行われたことについて理由を明らかにするとともに、直ちに減給処分及び出向の事前通知を撤回すること。

日刊動労千葉 第8188号へのリンク

2016年10月28日金曜日

日刊動労千葉 第8187号

10・15 動労水戸結成30周年記念レセプション
盛大に30周年を祝う

 動労水戸は10月15日、水戸京成ホテルにて「動労水戸結成30周年記念レセプション」が開催された。当日は150人を越える組合員・家族・来賓の参加で盛大に30周年を祝い、そして結成以来の30年の激闘の勝利と、11・6労働者集会ー国際共同行動にむけて総決起することを全体で確認した。
 レセプションは『燎原の火のごとく―巨大資本JRに勝利した動労水戸の30年』の出版を披露する場でもあった。

日刊動労千葉 第8187号へのリンク

2016年10月27日木曜日

11月全国労働者総決起集会

http://www.doro-chiba.org/pdf/20161106_4.pdf


国鉄1047名解雇撤回!
闘う労働組合の全国ネットワークを!

東京―ソウル国際共同行動で戦争と労働法制解体攻撃に反撃を!

11月全国労働者総決起集会

東京ーソウル国際共同行動を全世界に呼びかけ

11月6日(日)正午
日比谷野外音楽堂


外注化阻止ニュース 第286号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka286.pdf


処分撤回と乗務復帰まで闘う!
絶対に許さない
生理現象を理由に運転士生命を断つJR東

 JR千葉支社は、佐倉駅で我慢できずに運転席から用を足してしまった問題で、10月17日の動労千葉との団交の直後、当該の動労千葉組合員に、運転士の職を剥脱してCTS成田駅に強制出向する通知を行いました。
 減給処分に加え、「信用を失墜させた」として運転士生命まで断つというのです。
 絶対に許すことはできません。動労千葉は怒りに燃えて全力で反撃を開始しました。

生理現象で処分するな!

 時間厳守が求められ、運転席から離れられない乗務員にとって、トイレの問題は本当に切実で深刻です。
 「自分のトイレのために列車を遅らせるわけにはいかない」と、必死に耐えて、それでも我慢の限界に達して運転席からしてしまった。これが一人の労働者の人生を奪うまで責め立てるべきことでしょうか?
 生理現象は自分の意思ではどうにもならないことがあります。「指令に連絡すれば駅のトイレに行っていい」「列車が遅延しても構わない」という綺麗事で済まないことは、乗務員の誰もが経験していることです。
 実際に、運転席で洩らしてしまった乗務員もいるほどなのです。乗務員を責めて済む問題ではありません。

尼崎事故と根っこは同じだ

 今回の問題は、福知山線脱線事故(尼崎事故)と根っこは同じです。尼崎事故は、人格や人権まで否定して運転士を締め付けたことが、ありふれた些細なミスを、107人の生命を奪う最悪の事故にまで拡大させてしまいました。
 近鉄奈良線で車掌が高架から飛び降り自殺を図った事件は、いつ「第2の尼崎事故」になってもおかしくないことを示しています。
 「胡坐をかいた」と摘発された運転士は、今も乗務を外され、同じく運転士の職を剥脱されようとしています。
 もう限界です。こんなことを続ければ、間違いなく重大事故が起きます。処分撤回・乗務復帰へ闘う動労千葉と共に反撃の声をあげよう。

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2016年10月26日水曜日

日刊動労千葉 第8186号

安倍政権の「働き方改革」を許すな!
11・6全国労働者集会へ
11月6日(日)正午 日比谷野外音楽堂

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_07_12/n8186.htm

「働き方改革」とは?

 「働き方改革は安倍内閣の次の3年間の最大のチャレンジだ」。安倍政権は「働き方改革」につき進もうとしている。「働き方改革」とは何なのか? 
 「同一労働同一賃金」「非正規という言葉を社会から一掃する」「最低賃金1千円」「時間外労働を規制する」等、耳ざわりのいい言葉が並べられている。しかし、現実に進められ、実行に移されようとしているのは、飾りたてられた宣伝とは真逆のものだ。
 安倍政権が言う「同一労働同一賃金」とは、正社員の賃金を非正規と同一の水準まで突き落とすということだ。年功制賃金・定期昇給制度の最後的解体、扶養(家族)手当等の生活給的要素をすべて解体することも意味している。

日刊動労千葉 第8186号へのリンク

闘いなくして安全なし No.095

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFVXAyLUw2bmJKalE/view?usp=sharing


運転士の人生奪うな!
10/21動労千葉が銚子抗議行動にたつ

 10月21日、動労千葉は、佐倉駅で運転席から用を足したことを理由にした組合員への減給処分、CTS清掃職場への出向通知に対する怒りに燃え、銚子駅・運輸区での抗議行動にたちあがりました。発言を紹介します。

これ以上、犠牲者ださないため闘う
銚子支部 関根支部長

 地上勤ならいつでもトイレに行けるが乗務員は行けない。遠藤区長はどうして社員を守れないんだ。怒り心頭だ。みんなそう思っている。
 マスコミが騒いだから処分するのか。
 「2、3日したら乗務に復帰させる」と担当助役は言っていたではないか。
 若い乗務員は萎縮している。管理者として現場を守れよ! これ以上の犠牲者を出さないためには我々は声を上げた。断固として闘う。

水も控え切羽詰まって乗務
木更津支部 山中支部長

 久留里線はトイレのない駅がほとんど。乗務前は水を控え、切羽詰まって運転している。運転士を辱めるようなことをするのか。

トイレに行ったら顔写真撮られた
津田沼支部 相馬支部長

 習志野運輸区では、津田沼から千葉、そして三鷹、中野へと、2時間40分乗りっぱなしの行路がある。先日、この問題の後で初めて 指令に連絡し、中野駅でトイレに行った。駅では「運転士がトイレのため」と放送された。そうしたら、乗客に顔写真を撮られた。これが今の現実だ。

組合要求を無視した会社に責任
千葉機支部 梶ヶ谷副支部長

 貨物では3時間もトイレなしで運転する。指令に連絡すれば構わないと言うが、列車を止めると近辺の列車はすべて止まって大事に なる。だから乗務員用のトイレは必要。組合が要求しているのに、それを怠った会社が、彼を重い処分にするのは絶対に許せない。

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2016年10月25日火曜日

日刊動労千葉 第8185号

絶対に許せない!

処分撤回・乗務復帰まで闘い抜いぬくぞ!
10.21銚子運輸区門前抗議行動

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_07_12/n8185.htm

怒り心頭だ! 

処分撤回・乗務復帰まで闘い抜いぬくぞ!
10.21銚子運輸区門前抗議行動


2016年10月24日月曜日

日刊動労千葉 第8184号

強制収用を許すな!
市東さんの農地を守り抜こう!
第3滑走路粉砕! 安倍政権打倒!
10・9三里塚全国総決起集会を開催

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_07_12/n8184.htm
 
 10・9三里塚全国総決起集会が成田市東峰の反対同盟・萩原富雄さんの農地で開催された。悪天候の中、全国から720名が結集し、集会・デモを闘いぬいた。
 伊東信晴さんの司会で始まった集会は、まず病気療養中の北原事務局長のメッセージが主催者あいさつとして読み上げられた。

日刊動労千葉 第8184号へのリンク

生理現象で処分するな!運転士剥奪・強制出向を許すな! 10.21銚子運輸区抗議行動




 生理現象で処分するな!

  時間に縛られ、時間厳守が求められ、運転席から離れることもできない列車の乗務員にとって、トイレがどれだけ切実で深刻な問題なのか、鉄道で働く者なら誰だって分かっているはずだ。自分のトイレのために列車を遅延させるわけにはいかないというストレスと闘い、必死に我慢して耐えて、それでも我慢の限界をこして運転席からしてしまった。それがどうして一人の労働者としての人生を奪うようなところまで責め立てられなければならないのか。

https://youtu.be/CnJ-YRnLFPw
運輸区前

2016年10月22日土曜日

日刊動労千葉 第8183号

署名を受取れ!  団交を開催しろ!
10・14JR本社前抗議行動

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_07_12/n8183.htm

「解雇撤回・JR復帰」新署名 
2万2821筆(10月17日現在)


 JR東日本本社は「解雇撤回・JR復帰」を求める署名の提出について、「裁判の当事者ではない」といって受け取りを拒否してきた。
 しかし、われわれは「不採用基準」の策定そのものが不当労働行為であったことを最高裁に認めさせ、その作成を指示したのがJR設立委員長であったことまで暴いた。不当労働行為の責任がJRにあることが完全に明らかになったのだ。「当事者ではない」などというペテンはもう通用しない。

日刊動労千葉 第8183号へのリンク

2016年10月21日金曜日

2016年10月20日木曜日

日刊動労千葉 第8182号

不当処分・運転士剥脱絶対に許さない!
10・21銚子駅抗議行動に結集を!

10月21日14時 銚子駅前集合

 17日、佐倉駅で運転席から用を足してしまった問題で千葉支社と二回目の団体交渉が行われた。だが支社は団交が終わった途端、当該の仲間に、運転士の職を剥脱してCTS成田駅清掃業務に11月1日付で強制出向するという通知を行った。減給処分に加え、「信用を失墜させた」などと言って運転士生命まで断つというのだ。絶対に許さない! われわれは仲間を守るために闘う。強制出向の通知を直ちに撤回しろ!

日刊動労千葉 第8182号へのリンク

日刊動労千葉 第8181号

貨物労働者の課題は全労働者の課題
11・6日比谷に総決起を

貨物の3大要求!

動労千葉第45回定期大会では、①55歳での基本給3割カット、②嘱託社員の賃金があまりにも低すぎる、③本線運転士の高齢者対策について、重大な貨物の意見として出された。この件に関して16春闘における組合要求と会社の回答について再掲すると。

①、55歳以上の労働条件について
(組合)満65歳まで定年を延長すること。
(会社)65歳定年延長については、現時点では考えていない。
(組合)55歳以上の賃金減額制度を廃止すること。
(会社)55歳以上の賃金については、全体的な賃金カーブの見直しを含め勉強する課題である。
②、嘱託社員の労働条件について
(組合)賃金については、年金も含めて退職時の賃金を確保すること。
(会社)現行どおりとする。
③、本線運転士の高齢者対策について
(組合)会社の考えを明らかにすること。
(会社)嘱託社員に対しては、特別休日の増付与を行っている。
と、改善する意志がないことを明らかにしている。貨物会社の社員は約5600名。その内、乗務員が1701名、指導・内勤等が185名。年齢別では51歳以上が1611名と全体の28%を占めている。本線運転士の高齢者対策の確立、大量退職の問題は、会社にとっても否定できない現実を突き付けている。

日刊動労千葉 第8181号へのリンク

闘いなくして安全なし No.094

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFbnpyRFJXR0FiVWs/view?usp=sharing


不当処分・運転士剥脱
絶対にゆるさない!

 JR千葉支社は、佐倉駅で運転席から用を足してしまった問題で、10月17日の動労千葉との団交の直後、当該の動労千葉組合員に、運転士の職を剥脱してCTS成田駅に強制出向するという通知を行いました。減給処分に加え、「信用を失墜させた」などと言って運転士生命まで断つというのです。
 絶対に許せない! 動労千葉は怒りに燃えて全力で反撃にたちあがろうとしています。

生理現象で処分するな!

 時間厳守が求められ、運転席から離れられない乗務員にとって、トイレの問題は本当に切実で深刻です。
 「自分のトイレのために列車を遅らさるわけにはいかない」と、必死に耐えて、それでも我慢の限界に達して運転席からしてしまった。これが一人の労働者の人生を奪うまで責め立てるべきことでしょうか?
 生理現象は自分の意志ではどうにもならないことがあります。しかし、簡単には休めません。「指令に連絡すれば駅のトイレに行っていい」「列車が遅延しても構わない」という綺麗事で済まないことは、乗務員の誰もが経験していることです。実際に、運転席で洩らしてしまった乗務員もいるほどなのです。
 乗務員を責めて済む問題ではありません。

尼崎事故と根っこは同じ


 もっと重大なのは、JRのやっていることが尼崎事故を引き起こした問題と根っこは同じということです。人格や人権まで否定するような形で運転士を締め付けたことが、ありふれた些細なミスを、107名の生命を奪う最悪の事故にまで拡大させてしまいました。
 近鉄奈良線で車掌が高架から飛び降り自殺を図った事件は、いつ「第2の尼崎事故」になってもおかしくありません。「胡坐をかいた」と摘発された運転士は、今も乗務を外され、同じように運転士の職を剥脱されようとしています。もう限界です。こんなことを続ければ、間違いなく重大事故が起こります。
 処分撤回・乗務復帰へ闘う動労千葉とともに、反撃の声をあげよう。

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2016年10月19日水曜日

2016年10月18日火曜日

外注化阻止ニュース 第285号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka285.pdf


CTS労組・東労組の裏切り
就業規則改悪
正式提案前に東労組が〝容認〟

 JR千葉鉄道サービス(CTS)の就業規則改悪をめぐり東労組は大きな裏切りを行った。
 左図にあるように、CTS就業規則の修正提案が行われた8月30日の前に、東労組は、JR東日本との経営協議会(8月25日)の席上で「提案容認」を伝えていたのです。
 東労組は「CTS労組からの要請を受け」「実施にあたって労働条件が低下することがないよう」に再確認したと言っていますが、その正体は提案容認でしかありません。東労組は、労働組合の名において、CTSの脱法・違法の就業規則改悪を容認したのです。

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka285.pdf


裏切る時はいつも覚書・確認メモ

 東労組は、今回の裏切りに際し、「2012年6月の『グループ会社と一体となった業務体制のさらなる推進』に関する『覚書』にのっとっ
て、労働条件の向上を実現することを再確認した」と言っています。
 しかし、この「覚書」こそ、4年前に、検修・構内業務の外注化を東労組が認めた歴史的な裏切り文書です。
 東労組が会社と「覚書」を交わすのはいつでも職場の労働条件や雇用形態が破壊される時です。グリーンスタッフ(最長5年の契約社員)導入の時も、東労組は「雇用を守る」と称して「確認メモ」を会社と交わしました。
 東労組とCTS労組は、会社と正面対決になることを恐れて震え上がり、今度もまた裏切りを働いたのです。

東労組の容認なしに改悪なかった

 CTS労組は、東労組に丸投げして修正提案を容認しました。現場組合員の声を聞くことなくこんな裏切り行為をした河原井委員長を始めCTS労組の役員の責任は重大です。
 4月に実施できなかったことがなぜ10月1日に実施できたのでしょうか。東労組とCTS労組の容認はあまりにも重大な問題です。
 東労組とCTS労組が会社と結託して労働者の利益を売り渡す現状を変えるために、ちゃんとした労働組合が職場に必要です。動労千葉に加入してともに闘おう。

ニュースへのリンク

11月実行委ニュース 第3号

http://www.doro-chiba.org/pdf/20161106_3.pdf


11月1万結集へ
JR解雇撤回・新10万筆署名を活用しよう

現在 22,089筆!(10月5日現在)

関西生コン支部から 6000を超える署名!

 JRに対する国鉄解雇撤回新10万筆署名が全国から寄せられています。10月5日に集約したところ、2万2089筆となっています。
 関西生コンからの圧倒的な6123筆を筆頭に、東京・三多摩地区の4600筆、新潟2245筆、神奈川1506筆とぐんぐんと寄せられています。
 とりわけ関西生コン支部からの6123筆の決起は、今年の国際共同行動に対する並々ならぬ決意の現れであり、韓国民主労総の決起と一体で、ぜひ多くの職場・地域での奮闘の糧にしていただきたいと思います。

韓国から律動隊の参加が決定


 韓国からは民主労総ソウル地域本部とともに、力強い闘いの踊りを披露してくれる律動隊の参加も決定しました。5日の国際連帯集会と6日の本集会を大いに盛り上げてくれるとのことです。

ドイツとアメリカからも参加が決定


 今年はさらに、ドイツのレーバーネットの仲間、そしてアメリカの鉄道労働者の仲間の参加が決定しました。どちらも日本の国鉄闘争や11月労働者集会への関心をもちながらも、初めての参加となります。
 日韓の国際共同行動への取り組みが、国際的な注目と大きなインパクトを放っていることを示しています。
 あらためて新自由主義攻撃に対して体制内労働運動をうち破って闘う労働運動の国際的団結の歴史的なチャンスが到来しています。このチャンスを最大限に生かし、職場や地域にうってでましょう。

JRへの10・14署名提出行動を成功させよう

 11月共同行動にむかって動労千葉はCTSの就業規則との闘い、JR本体での労働強化との闘いと一体で、JRに対する新10万人署名提出行動に決起します。
 賛同とチケット販売と一体で、まずここにむけてぜひ多くの署名を集めてください。そして14日の署名提出行動を11月共同行動の組織化運動としましょう。
 10月28日にはJRによる外注化粉砕・強制出向無効確認訴訟の第一回証人尋問がおこなわれます。初の大法廷での尋問です。総決起を呼びかけます。




新10万筆署名提出行動
10月14日(金)午後
18時〜
JR東日本本社前(JR新宿南口)
 
動労総連合強制出向無効確認訴訟
第一回証人尋問
10月28日(金) 9時45分〜17時
東京地裁 第103号法廷(大法廷)

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2016年10月17日月曜日

日刊動労千葉 第8180号

10/12千葉支社団体交渉
「列車から放尿」で乗務不適格?!
怒りに燃えて闘いにたとう!

「不当処分撤回・乗務復帰」をかちとろう

 JR千葉支社は、「佐倉駅停車中の列車から放尿した」と報道されたことで動労千葉組合員に減給1ヶ月という不当処分を行ってきた。
 10月12日、動労千葉は、処分撤回と本線乗務への復帰を求めた申1号に基づきJR千葉支社との団体交渉を行った。

日刊動労千葉 第8180号へのリンク

2016年10月16日日曜日

日刊動労千葉 第8179号裏面

東労組がまたも大裏切り!
「5年で全員雇止め」を
労働組合の名において容認

東労組がまたも大裏切り!
http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_07_12/n8179b.htm

「5年で全員雇止め」を労働組合の名において容認

 CTS就業規則改悪をめぐって東労組はまたもや大裏切りを行った。
 左図にあるように、CTS就業規則の修正提案が行われた8月30日の前に、東労組は、JR東日本との経営協議会(8月25日)の席上で「提案容認」を伝えていたのだ! 現場の仲間の怒りや闘いを踏みにじり、上から圧殺するとんでもない裏切り行為だ。
 東労組は「CTS労組からの要請を受け」「実施にあたって労働条件が低下することがないよう」に再確認した、と言っているが、ふざけるのもいいかげんにしろ!
 東労組は、「5年で全員雇い止め」を労働組合の名において容認したのだ。労働契約法を骨抜きにし、「5年で無期雇用転換」の制度を悪用する新就業規則に、労働組合の名で『お墨付き』を与えたのだ。 

日刊動労千葉 第8179号裏面へのリンク


日刊動労千葉 第8179号

一人の首切りも許さないぞ!
CTS新就業規則との闘いは第2ラウンドへ

「全員を5年で雇い止め=選別し新規採用」が新制度の本質

 10月1日、CTS(千葉鉄道サービス)は多くの反対の声を押し切って就業規則の改悪を強行した。CTSでの闘いは、新就業規則のもとでの「一人の雇い止め=首切りも許さない」という新しい段階に入る。現時点での闘いの到達点と課題を再確認し新たな闘いに打って出よう。

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2016年10月15日土曜日

日刊動労千葉 第8178号

「JRに法的責任あり」「JR解雇撤回を求める」
16冬季物販の成功を勝ち取るぞ!

 2016冬季物販オルグが始まりました。
昨年の最高裁の決定は、動労千葉の組合員9名を採用者名簿から削除した事は不当労働行為だと認めました。そして「J Rに法的責任あり」を持って、新たな署名運動を開始しました。
国鉄分割民営化が既成事実とされ、先行き不安を国鉄職員全体が感じていた84年、若い青年部から余剰人員として畑違いの駅業務を押しつけられていった。中で、絶対反対のストライキにたちあがった、動労千葉の正しさと、分割民営化攻撃の不当性が明らかにされたのです。
物販オルグと新署名要請は、動労千葉と全ての闘う仲間が団結し連帯する力になります。
「闘いなくして安全なし」反合運転保安闘争の実践を報告し、韓国・民主労総ソウル本部と共に呼びかけた、世界を覆う新自由主義攻勢ー東北アジアで迫る戦争の危機に抗した「11・6東京―11・12~13ソウル国際行動」を日比谷1万人の大結集で大成功させよう。
国鉄闘争全国運動の発展と、1047解雇撤回・JR復帰を勝ち取ろう!
物販の売り上げはそれを基盤として動労千葉の解雇者を守り共に支え合う闘いです。
全組合員の支援・協力をお願いします。

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2016年10月13日木曜日

外注化阻止ニュース 第284号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka284.pdf


検修職場で何が起きているのか
動労千葉定期大会での発言
新保全体系の弊害が表面化

 検修職場で何が起きているのか。国鉄分割・民営化後、さまざまな職種が外注化され、検修職場や車両工場の業務も外注化されている。13年前の「メンテナンス近代化(第3期)計画」で検査体系が変わった弊害が出てきている(新保全体系)。動労千葉の定期大会(9月25~26日)での組合員の発言を紹介します。

バラして点検がされてない

 209系、217系のパンタグラフをあげる主バネが折れている事象が結構ある。現在、一斉交換中で、幕張車輌センターでは、209系は9割以上が終了している。
 鉄道総研に原因究明を依頼し、腐食が原因の一つと判明した。つまり工場でちゃんとバラシて点検し、疑わしいものはその場で取り替えれば済む問題だった。しかし新保全体系でずっとやっていない。

多発するドアの開閉不良

 209系2000番台の客室の乗降用のドアは、ステンレスの板が合わさった構造だが(ハニカム構造)、それが剥がれ開閉不良が発生している。配線を束ねるコネクターピンが緑青を吹き錆びている。配線を触ると火花が出るほどひどい状態で、導通不良でドアの開閉不良。これも数件発生し、これも一斉に処置している。
 全車種全編成のパンタグラフにある避雷器(アレスター)の動作開始電圧測定は本来、避雷器動作の電圧の測定は工場でやらなければいけない。それを工場でやらず現場に押し付けている。測定器もないのでメーカーから借りてやっている状況だ。

台車の空気バネのガタツキ

 木更津のDC(ディーゼル機関車)は郡山工場からの出場車だが、台車空気バネの高さ調整弁のガタツキが4か所中3か所で発見された。
 この間、排障器の脱落事故などがあり、取付ボルトの緩みを発見する「合いマーク」を付けるようになっているが、それもあいまい。本来1本のところ2本、3本と書いてあって、どれが合いマークだか分からない状態だった。
 幕張車輌センターにある485系のお座敷電車も郡山工場です。この間、ユニット不動の故障が何回か出て、郡山工場から来てもらったが、結局わからない。大宮工場に依頼して来てもらったら一発で治った。
 若い人から聞いたが、関係者の間では〈郡山工場はヤバい〉と囁かれている。工場でどのようなことが起きているのか? 検修技術そのものが低下してしまっているのか、ベテラン技術員が退職の影響なのか、何よりも工場で進む外注化の影響なのかということです。

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2016年10月12日水曜日

日刊動労千葉 第8177号

新解雇撤回・JR復帰署名署名受取拒否弾劾!
10・14JR本社抗議行動へ

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_07_12/n8177.htm

 われわれは、選別解雇に用いられた「不採用基準」の策定そのものが不当労働行為であったと最高裁に認めさせ、それを指示していたのがJR設立委員長であったという事実を暴き出した。30年に及ぶ闘いの中で、「JRに法的責任なし」という虚構を打ち破り、ついに国鉄改革法をうち破る地平を切り開いたのだ。

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「始まる前に戦争とめよう」ニュース 第1号

http://millions.blog.jp/archives/66485532.html


戦火に「駆けつけ」
11月南スーダン派兵の自衛隊に新たな任務

至近距離射撃を訓練
「殺す」「殺される」軍隊に変わる


 稲田防衛相は9月15日、南スーダンへの次期派遣部隊が「駆けつけ警護」や「宿営地の共同防護」について、実際の場面を想定した訓練を始めたことを明らかにした。市街地での「至近距離射撃」訓練などがそれである。
 至近距離で遭遇した相手が敵なのか一般人なのかを瞬時に判断し、引き金を引く。だが実際には、相手より先に撃つ以外にない。すでに武器使用の基準や手順を定めた新たな交戦規定(ROE)がつくられているという。
 南スーダンは20年以上の内戦を経て2011年に独立した国で、スーダン全体の石油資源の8割が南スーダンにある。2013年には大統領派と副大統領派との間で再び内戦が勃発、今年7月には首都ジュバで大規模な戦闘が起きて270人以上が死亡した。

青森からの交代派遣の阻止を


 自衛隊の新たな任務となる「駆けつけ警護」とは、戦火の渦の中に飛び込んでいって武器を使うことだ。11月に交代派遣される自衛隊員が、「殺し、殺される」ことになるのは避けられない。
 次期部隊は、青森駐屯地の第9師団第5普通科連隊だ。2004年にはイラクに派遣された。当時の隊員は、「あの時は砲弾が何度も飛んできたが、たまたま当たらなかっただけ」と証言している。防衛庁(当時)は、隊員の戦死を想定して、秘密裏に棺(ひつぎ)を運んでいたという。
 これまでは憲法9条が禁止する「海外の武力行使」につながるとして「駆けつけ警護」は認められていなかったが、昨年の戦争法によって可能になった。安倍政権は、南スーダンPKO部隊に適用することによって、武力行使のできる自衛隊に変えようとしている。そうして、朝鮮有事への自衛隊派兵を狙っている。

「韓国のどこにもサードはいらない」

広がる戦争阻止の闘い

 韓国・慶尚北道の金泉市で9月24日、サード(=THAAD)迎撃ミサイルの配備に反対する集会が開かれ、住民など1万人が参加した。
 パククネ政権は7月、隣町の星州への配備を発表したが地元住民の反対闘争が爆発、60日に及ぶ抗議集会の中で配備場所の変更に追い込まれた。ロッテ系のゴルフ場を配備場所にしたが、今度はサードが使うXバンドレーダーが向けられる金泉市から反対運動がまき起こった。
 パククネ政権は「北朝鮮の核実験で安全保障が危機になった」「(サード反対は)国家安保への敵対だ」と叫んで闘争の圧殺に動いたが、「韓国のどこにもサードはいらない」が合言葉になって反対運動が韓国全土に広がっている。

日韓共同行動に参加を


サードミサイルは、弾道弾ミサイルを成層圏よりも上の高度で迎撃するために米陸軍が開発したものだ。最大射程は二百㌔といわれ、実際の目的は在韓米軍基地の防衛でしかない。むしろ米韓連合軍が攻撃をしかけるための準備であり、韓国の人々にとっては休戦が解かれ、再び戦争が始まることを意味する。
 これに対して安倍政権は、米韓日の軍事体制を求めて戦争をあおっている。昨年の戦争法は朝鮮有事に対する集団的自衛権行使を最も念頭においたもので、米軍や韓国軍を守るという形で自衛隊が参戦するものだ。米韓両政府は核攻撃も辞さないと公言している。戦争させないために11月日韓共同行動に参加しよう。




Joint Action in Tokyo & Seoul
国境を越えた連帯行動で、朝鮮での戦争と改憲・労働法改悪を阻止しよう!

●11月6日(日)全国労働者集会(日比谷野音/正午)
●11月12日(土)民衆総決起闘争(ソウル)
<呼びかけ団体>【韓国】民主労総ソウル地域本部
【日本】関西生コン支部/港合同/動労千葉/国鉄全国運動

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2016年10月11日火曜日

日刊動労千葉 第8176号

「駅停車中に放尿」で減給処分―
10/5緊急申し入れ提出
不当処分を撤回しろ!

 この間、「佐倉駅停車中の列車から放尿した」と大々的に報道されてきた。 これについて会社は10月3日、「信用を失墜させた」などとして、当該組合員に減給処分を下してきた。満腔の怒りを込めて、この不当処分を弾劾する!
 われわれは処分撤回と本線乗務への復帰を求めて10月5日に緊急申入れを行った。

日刊動労千葉 第8176号へのリンク

闘いなくして安全なし No.093

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFMm5vbmxRSk1reTA/view?usp=sharing


「駅停車中に放尿」で減給処分―
動労千葉が緊急申し入れ
「処分撤回」で職場から反撃を

 「佐倉駅停車中の列車から放尿した」との報道について、会社は10月3日、動労千葉組合員に減給処分を下しました。動労千葉は、処分撤回と本線乗務への復帰を求めて10月5日に緊急申入れを行いました。

責任は100%会社にある!

 当日、本人は銚子運輸区15行路368Mに乗務し、成東あたりから尿意を催しました。千葉駅到着後は併合作業があり、1時間以上我慢しなくてはなりません。本当に切羽詰まった状態に追い込まれたのです。
 この列車は一度乗れば2時間以上乗ったままです。こういったロングラン行路を会社は次々に増やしてきました。今回の事態は、乗務員への生理的限界を超えた労働強化の結果そのものです。
 新聞報道で、「過活動膀胱」の可能性が指摘されています(上記参照)が会社は本人の健康状態について何ら考慮しませんでした。
 そもそも動労千葉は、佐倉駅ホームに乗務員用トイレを設置するよう以前から要求していました。列車の遅れが避けられない上に、乗客もいる駅構内トイレに行くことは、乗務員にとって大きな心理的負担だからです。しかし、会社はその要求を無視し続けました。
 会社が乗務員の健康状態も労働条件も一切顧みず、長時間の乗務を強制する中で今回の事態が起こったのです。それなのに、減給という重処分を下すなど絶対に許せんません。

「乗務員しめつけ」に反撃しよう

 これは乗務員全体の問題です。この間、乗務員は「誰かが見せしめ的に攻撃される」状態に置かれてきました。その一方、ディーゼル機関車への冷房設置はされないままです。
 乗務員が限界ギリギリの状態に置かれながら、何一つ顧みられない職場の現実。本当に怒りに耐えません! 処分撤回を掲げて闘う動労千葉とともに、乗務員の置かれた現実に職場から声を上げよう。




 排尿障害に詳しい日大の高橋悟主任教授(泌尿器科)は、……膀胱(ぼうこう)が縮むなどして急に強い尿意に襲われる「過活動膀胱」の可能性が高いとみる。
 「……産業医でも認識は薄い。個人のモラルの問題と片付けず、長時間持ち場を離れられない職種では、雇用する側が健康管理の対象に入れてもいい」
(9月27日 朝日新聞より)

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2016年10月10日月曜日

2016年10月8日土曜日

日刊動労千葉 第8175号

大会報告④
 今、検修職場で何が起きているのか

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_07_12/n8175.htm

新保全体系の弊害が表面化
バラして点検がやられてない
多発するドアの開閉不良
工場でやらなければいけないのに
木更津のDCでも

2016年10月7日金曜日

日刊動労千葉 第8174号

10・2千葉労働者集会が大成功
11・6日比谷野音へ総力結集を!


75人の闘う仲間が結集

 10月2日、動労千葉とちば合同労組の呼びかけで、「あなたの職場に闘う労働組合を10・2千葉県労働者集会」が開催された。両組合の組合員をはじめ、75人の闘う仲間が結集した。

日刊動労千葉 第8174号へのリンク

2016 9.30 CTS本社抗議行動


2016年10月6日木曜日

日刊動労千葉 第8173号

9・30CTS本社前―
10・1幕張・京葉事業所門前抗議行動 

CTS就業規則改悪粉砕まで闘おう!

http://doro-chiba.org/nikkan_dc/n2016_07_12/n8173.htm

 CTSは就業規則改悪の10月1日実施を強行した。絶対に許せない!
 われわれ動労千葉はこの就業規則改悪強行に対し、9月30日はCTS本社前、10月1日は早朝から幕張、京葉事業所前に、CTSの仲間を先頭に各支部から組合員が結集し抗議行動を闘いぬいた。

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外注化阻止ニュース 第283号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka283.pdf


就業規則改悪  闘いはこれからだ
CTS 高給取り天下りのしわ寄せ許せない

 10月1日からJR千葉鉄道サービス(CTS)で就業規則が改悪されました。一方的な就業規則の変更によって、労働者に不利益な労働条件の変更をすることは違法であり、無効です。
 労働契約法では、労働者の雇用と生活の安定のために「5年を超えたら無条件で無期雇用に転換する権利」(無期転換権)が定められています。CTSは、無期転換権を否定するために「契約社員・パート社員(有期)の雇用期間は最長で5年間とする」という一文を就業規則に加えたのです。悪質な脱法行為です。

希望者全員を無期雇用・正社員に


 来年度から無期雇用に向けた「申請」「面接」「判定」が始まります。会社は「これまでの更新基準と同じ」「65歳まで就労する意思確認をするだけ」と団体交渉で回答していますが、油断はなりません。
 黙っていれば「会社の経営状態」「業務量」「勤務態度や能力」といった口実で都合のいいように雇い止めを狙ってくることは間違いありません。闘いはこれからです。CTSは違法・脱法な新就業規則を撤回し、希望者全員を無条件で無期雇用にせよ!

CTSを追い詰めた現場の怒り


 2月の提案以来、CTSの全職場で沸き上がった怒りの声は、会社を追い詰めました。会社は、当初案を撤回し、大幅修正をせざるをえませんでした。
 非正規雇用が大半の職場で会社案をいったん撤回させた事例はほとんどありません。労働者が団結すれば状況を変えることは可能です。
 CTSが09年にJR東日本の完全子会社になり、千葉車両整備からCTSに社名変更してから労働条件は本当に悪くなりました。
 作業手当が次々に削減され、手取り額は激減しました。要員も削られて仕事が回らないのが現実です。
 削られた賃金は一体どこに消えたのでしょうか。JR東日本は高報酬の天下りポストを確保しながら、業務委託費を削り、下請け会社を食い物にしています。株主や一部の幹部社員だけが利益をむさぼる会社に未来はありません。
 契約やパートの賃金が安いのも、一握りしか社員になれないのも絶対に当たり前ではありません。奪われたものを奪い返そう。安心して働き続けられる職場をつくろう。

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2016年10月5日水曜日

日刊動労千葉 第8172号

大会報告③  出された主な意見

全力で11月労働者集会へ 


2016年10月3日月曜日

日刊動労千葉 第8171号

就業規則改悪の強行を弾劾する
闘いはこれからだ!

 本日10月1日から、CTSで新就業規則が適用されます。違法・脱法のかたまりである新就業規則など無効であり、撤回あるのみです。
 働く者の雇用と生活を安定させるために「5年を超えたら無条件で無期雇用に転換する権利」(無期転換権)が労働契約法という法律で決まりました。CTSは、この無期転換権を否定するために「契約社員・パート社員(有期)の雇用期間は最長で5年間とする」という一文を書き込んだのです。労働契約法の抜け穴を使い、それを逆手にとった、とんでもない脱法行為です。

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動労水戸 MTS本社・土浦事業所は要員を確保しろ!

http://file.doromito.blog.shinobi.jp/fe451517.pdf


違法な長時間労働・パワハラを許さない

一方的に強制されるU番指定と休日出勤
 
 9月25日、MTS土浦事業所・土浦駅作業所で10月の勤務が発表され、駅作業所の24名のうち男性4名が月8~9回のU番勤務(夜勤業務)担当に指定され、代わりに日勤数が減らされた。U番は拘束時間18時間という長時間労働の上、即折り(入区なしで土浦駅で折り返し上野東京ラインに向かう)で短時間の過密な清掃を深夜まで行う。事実上の泊勤務であり、月9日なら18日間も職場に拘束されるのだ。

 MTSはこれまでU番勤務を固定してこなかった。今回、突然無通告で勤務を指定した。労働者に拒否されるのを恐れてのことだ。
 さらに会社は休日勤務を前月の勤務発表で一方的に組み込んでいる。本人の断りなく休日出勤を強制するのは違法行為だ。「清掃労働者には人間らしい生活などいらない。黙って働け」と言うのか!
 管理者に抗議すると「しょうがないだろう。人数が少ないんだから協力しろ。文句があるなら準社員から正社員になって管理者になってから文句言え。準社員のくせに」「年休なんか入れるからバランスが悪くなるんだろ。年休なんか取るなよ」との暴言を吐いた。絶対に許されない。

「手待ち時間は無給」の二重勤務強制はおかしい

 10月1日の全国花火大会の対応勤務でも違法行為がまかり通っている。通常勤務と超勤の対応勤務の間の「手待ち時間」は無給扱いにすることを会社が強制しているのだ。以前から管理者は「手待ち時間は家に帰ってもいい」と言っているが、1日のうちに2回の勤務を入れる「二重勤務」はれっきとした違法行為だ。
 昨年の対応勤務では、当時の管理者は自分たちだけ一方的に作業を切り上げ、仕事も現場労働者も全部置き去りにして終電で帰ってしまったという。

清掃労働者への非人間的扱いを許さない!

 清掃を担う労働者を本社や管理者は何だと思っているのか!見せかけの「できばえ」ではなく、快適な駅や車両を支える労働者を人間らしく扱うこと、生きていける賃金、よりよい労働条件を会社に保証させよう!
 管理者は、動労水戸の長山組合員に「他の労働者に仕事のことを聞かれても答えなくていいし教えなくてもいい」「自分の仕事だけやっていればいい。自分のことだけ考えてればいいんだ」と言っている。仲間のことなど考えるなと言うのだ。関連会社だろうが本体だろうが、労働者は皆仲間だ。動労水戸は、労働者を踏みにじる職場を断じて許さない。
 
 現場では、MTS本社と団体交渉する動労水戸を「ウソとデタラメばかり言う組合」と言っているという。一体どちらがデタラメか、労働者が一番知っている。あきらめずに一緒に闘って現状を変えよう!

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2016年10月1日土曜日

日刊動労千葉 第8170号

3波の工臨行路指名ストを貫徹!
次期ダイ改へ闘いはこれからだ

泊行路緩和、高齢者対策実施、乗務員への監視・締め付けの解消へ全力で闘おう!

 われわれは、9月13日、16日、27日、千葉運輸区工臨488行路を対象にした3波の指名ストを貫徹した。
 闘いの発端は、ダイ改のたびに生理的限界をこえた労働強化がのしかかる中で、組合員が乗務中に脳梗塞で倒れたことにあった。しかもわれわれは、乗務中の一挙手一投足が撮影されてインターネットに流され、JRはそれを口実に職場を締め上げ、毎日のように誰かがイケニエになるような形で攻撃されている異様な状態の渦中に置かれている。
しかし、誰もこの現実に真正面から声をあげようとしない。今回の工臨指名ストは、何よりもこうした現実に対するわれわれの闘いの宣言であった。
 「異常な酷暑の中、50度にもなる機関車に一日中閉じこめられていたらまた誰かが倒れる、もう限界だ」。半世紀も前に製造された機関車が冷房も設置されず、あるいは冷房が壊れたまま放置されて、そこで働いてる者は顧みられることすらない。それは切実な問題であった。
 それだけでなく、工臨列車を対象としたストライキは、今乗務員が置かれた現実への全ての怒りの声を象徴する闘いになったのだ。闘いは始まったばかりだ。しかし、この小さな闘いは大きな波紋を広げ大きな共感の声が寄せられている。

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動労水戸情報607号

http://file.doromito.blog.shinobi.jp/d29dd125.pdf
安全破壊・鉄道業務軽視・労働者分断の
エルダー制度・外注化と闘おう!

 動労水戸は、「新たな再雇用制度」(以下、エルダー社員制度)について、8月31日に水戸支社と団体交渉を行った。
 高齢者の雇用確保が義務化され、エルダー社員制度は実施から8年が経過した。しかし会社はベテラン社員を65歳まで同一労働に就かせることを拒否する一方で全面外注化を進め、当初のエルダー社員制度の趣旨に反して60歳以上の労働者を再雇用先で未経験の業務に配属させはじめている。

 団交の最初に、今年度以降の国鉄採用者の退職者数(16年8月1日現在)を明らかにさせた。
http://file.doromito.blog.shinobi.jp/d29dd125.pdf

ノウハウが生かせない

 現在エルダーの行き先となっている会社は26社。会社は4年前の検修構内外注化の際、「実施から10年後に若年出向を解消し、エルダーとプロパーで業務を回していく」と説明してきた。そこで、残り6年間で若年出向を解消できる根拠について、エルダー・プロパー・若年出向者の計画を明らかにせよと要求した。
 会社は「グループ会社には来年度退職者のうち8~9割はエルダーを希望する旨を伝え、打ち合わせを行い、グループ会社が採用計画を立てる」「4年間で運転士9名・車両職7名を養成。現在運転士2名・車両職3名を養成中。次期の養成は運転士2名、車両職2~3名を予定」と回答した。
 しかし、無計画にプロパーを養成すればエルダーの行き先がなくなると指摘すると、会社は「非常に難しい時期であることは感じている。約10年後にはエルダーがいなくなるので、プロパーも育成していかなければならない」と回答するだけだ。
 65歳まで雇用を延長し、JR採用を増やせば万事が解決することだ。全面外注化を何よりも優先しているからこそ、プロパーを促成・濫造しているのだ。
 
 勝田車両センターでは、仕業検査10名中、プロパー5名、エルダー2名、若年出向者3名が配置されている。さらにプロパー3名が養成中だ。既にエルダーの入る余地などなく、出向者もいらない状況になっている。だからこそ全く未経験の清掃業務等が行き先として提示されている。暗に退職が強要され、やむなく退職する人すら出ている。熟練した清掃労働者も誇り高く労働している。エルダー社員が行けば彼らの玉突き雇い止めの可能性もある。とんでもない労働者の分断だ。

「希望は3箇所書け」→提示は1か所のみ

 さらに、エルダーを希望する社員に対して、希望と違う職種・勤務地が提示され、退職を余儀なくされるケースも増えていることについて追及した。
 会社は「全てが全て希望通りにはならないが、業種・勤務地全てがマッチしなくても、第1希望から第3希望のいずれかで100%近く雇用の場は確保している」と言う。65歳までの職場は確保してやっているのだからつべこべ言うなということだ。
 しかし、実際には再雇用先として提示されるのは一か所のみ。選択の余地はない。それが嫌なら辞めろということだ。
 動労水戸の「制度の趣旨を守れ!それができないなら外注化を止めて65歳まで雇用延長せよ!」という要求は労働組合として当然の要求だ。

エルダー・青年労働者の仕事奪う外注化許すな

 外注化後もグループ会社では人材育成も技術継承もできていない結果、技術が低下し重大事故の多発をもたらしている。 

 熟練したエルダー社員がノウハウを活用できない業種に配属される。会社は本体社員をより低賃金で無権利な関連会社のプロパー社員に置き換え、人件費を削って空前の利益を得ている。プロパー社員の配置によって若年出向者がJR本体に戻され、習熟した業務から引き剥がされる。青年たちの仕事を奪って生き残り競争をさせ、最後には「転籍」に追い込もうとしている。技術継承どころか仕事を奪われ分断されているのだ。会社の仕事軽視は命の軽視だ。

 外注化もエルダー社員制度もとことんデタラメで既に破綻している。動労水戸はこのような状況を予見して「外注化絶対反対!全ての業務を直営に戻せ!」と闘ってきた。
 外注化・無人化の進むドイツの女性鉄道員は「闘わなければ、自分たちの権利さえ守れないわよ!」と胸を張って言った。世界の労働者が同じ課題と闘っているのだ。
 外注会社の青年たちも全員をJR本体で雇用し養成すべきだ。本体労働者とプロパー社員は、お互いに仕事を奪い合う競争相手ではなく、団結して全ての仕事を奪い返す仲間同士なのだ。
 雇用を破壊し仕事を奪う「諸悪の根源」の外注化に対し、動労水戸と共に絶対反対を貫いて闘おう!




エルダ-社員制度の趣旨(抜粋)

 「定年退職者の年金満額支給開始年齢までの生活設計を安定したものとすること及び、業務の外注化を推進しながら、社員の持つノウハウ等を活用し、会社(外注会社)における人材育成・技術継承を推進すること」
(2007年3月JR東日本本社提案)



出向無効確認訴訟
第1回証人尋問(動労千葉)
10/28(金)9時40分
東京地裁 大法廷

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