2018年1月11日木曜日

外注化阻止ニュース 第353号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


雇用・安全の破壊と闘おう
JR・CTSで共に2018春闘を

 今年もよろしくお願いします。
 3月ダイ改についてJR東日本は昨年末、外房線を5本も削減する提案を行いました。内房線も一往復の削減されます。
 外房線のダイヤの切り方は尋常ではありません。5本削減のうち4本の列車で「茂原」や「上総一ノ宮」以南が切り捨てとなります。もはや鉄道を利用させないようにして過疎化を推進するものとしか言いようがありません。
 2月4日、館山市では「内房線と地域を守る会」の反対集会が予定されています。外房線削減に対しても反対運動が始まっています。

外注化ではなく定年延長を

 またJR東日本は、分社化と転籍を進めるために「エルダー制度本体雇用枠拡大」を提案し、外注化や分社化の推進協力とバーターで定年退職となった労働者に本体の再雇用をちらつかせています。東労組は、このエルダー新提案を妥結しました。
 動労千葉は、分社化・転籍に反対し、65歳まで働き続けることのできる職場と労働条件確立に向けた闘いに入ります。

無期転換から大幅賃上げへ

 今年4月1日、有期労働契約で5年を経過すれば無期契約に転換される制度が始まります。JR千葉鉄道サービス(CTS)では4月1日に二百数十人が5年を迎えます。昨年秋の段階で上半期分については全員に無期転換が通知されました。下半期分は1月中旬に通知予定です。
 動労千葉との団体交渉では全員の無期転換を確認していますが実際に通知が出るまで息を抜けません。全員の無期転換を実現し、今度は、最低賃金レベルの現実を打開することが今年の春闘の課題です。

〝闘いなくして安全なし〟

 昨年末に起きた新幹線の台車亀裂は本当に深刻な事故でした。残り3㌢で台車枠が破断すれば脱線では済まず、車体がメチャクチャに破壊された可能性もありました。
 ところがJR東日本はこのような事故があっても、現在4人の検査係が泊まっている千葉駅の検査派出を2徹体制にしようとしています。新幹線事故のように何かトラブルがあっても添乗することも、出動もできなくなります。
 〈闘いなくして安全なし〉です。JRとCTSで動労千葉と共に春闘を闘おう。

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