2018年1月30日火曜日

日刊動労千葉 第8397号

「国鉄1047名解雇撤回の旗を
今一度高く掲げよう!」
2.11国鉄集会に結集しよう!

新年 争議団座談会

 髙石 今も、解雇撤回の闘いを続けていられるのは全国の皆さんの物心両面わたる支援があってこそですね。本当にありがとうございます。
 JR東日本は皆さんから頂いている「解雇撤回・JR復帰」を求める署名の受け取りを拒否し、団交にも応じない。絶対に許せない。 不当労働行為の張本人、斉藤英四郎は設立委員長だった。JR自身に関わる重大な問題だよ。「関知しない」なんて言わせないよ。
 中村(仁) 動労千葉物販や署名運動に対して全国の心ある方々が、我々に対する「解雇」に対して自分の事として思って頂いて闘ってくれた30年。すごい地平だと思いますね。 だから2012年6月の東京地裁白石判決で反動判決だけれど「不当労働行為」を認めさせ、2013年9月の東京高裁難波判決でも不当労働行為」があったことを認めさせた。
 そして、合計8回に及ぶ「解雇撤回・JR復帰を求める」署名の提出行動では10万1235筆を最高裁に突きつけ受け取らせた。毎回、最高裁前で旗を立てて組合員、支援の仲間が結集した。上告棄却は絶対許せないけど、労働運動の団結の成果としてやり抜けたことが大きいと思います。
 先日の全国運動の呼びかけ人会議の時に葉山弁護士から、不当な採用基準の作成に斉藤英四郎が関与していただけではなくて、85年2月12日に設立委員会で決議していたということが新たにわかった。とのお話がありました。
 JR東日本に対して新たな労働委員会闘争を申し立ての準備しています。解雇撤回JR復帰をJR東日本に強いてやります。労働者への不当な解雇は絶対許されない。その道筋をつくり出す闘いだと思います。
 髙石 今の民営化、非正規化は国鉄分割・民営化から始まった。それが間違っていたんだよね。
動労千葉争議団は中村君以外はとうに定年の年齢だけれど、60になろうが70になろうが不当に解雇されたんだから、解雇撤回・現職復帰(JR復帰)なんだよ。
 新たな労働委員会闘争を起こしてJRに団交に応じさせ「申し訳なかった解雇撤回し採用します」と言わせたいね。
 元国労闘争団だった北海道、九州、秋田の仲間が動労総連合に結集し、動労総連合1047協議会を結成したんだよ。動労千葉争議団と一体となって国鉄分割・民営化を糾弾し、解雇撤回をいっしょに推し進めて、労働者の誇りにかけて1047名解雇撤回の旗を今一度高く掲げて前進したいと思うんだよね。
 中村(仁) 組合員が60才でエルダーとして外注会社で働いています。あまりにもひどい職場環境に声をあげています。今を変えて未来も変えて外注会社の労働者とつながる素晴らしい闘いをしています。非正規も正規もない同じ職場で共に働く仲間として団結をつくり出しています。
 2月11日には、国鉄集会が千葉の船橋で開催されます。組合員、全国の闘う労働者、そして今まで声をあげたいけどあげきれなかった人たちにぜひ参加して頂きたいと思います。全国の労働者とつながって、戦争と改憲、労働法制の解体に突き進む安倍政権に「NO」と声をあげましょう。


国鉄分割・民営化で不当解雇から31年
2・11国鉄集会


日  時  2月11日(日)15時
場  所  船橋市勤労市民センターホール(地下2階)
呼びかけ  国鉄分割・民営化に反対し、
       1047名解雇撤回闘争を支援する全国運動
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