2018年1月18日木曜日

日刊動労千葉 第8391号

闘春 新支部長あいさつ
3月ダイ改阻止!
反合・運転保安確立、定年延長を!

分社化・転籍攻撃粉砕! エルダー雇用の場の確保を!
佐倉支部長 坂尾 誠 


 明けましておめでとうございます。12月5日の第7回支部大会で支部長に選出されました。よろしくお願いします。
 「エルダー新提案」は水平分業が前提、グループ会社への出向が原則と明記しているように、大量退職によって欠員が生じる職種には一時的にJR本体雇用を行いつつ、労働者を分社化・転籍に追い込んで外堀を埋める攻撃です。われわれの闘いは、外周にエルダー社員の雇用の場を確保と「本体雇用拡大」ではなく定年を延長し、65歳まで働き続けることの出来る労働条件の確立を目指す闘いです。
 安倍政権による「働き方改革」―労働法制、8時間労働制解体攻撃と対決し、労働運動の復権を目指してストライキを含む闘いを配置して18春闘勝利を目指します。大幅賃上げ獲得を目指すとともに、乗務手当廃止絶対反対、分社化・転籍攻撃粉砕、3月ダイ改阻止に向けた最大の焦点と位置づけ全力で闘います。
 佐倉支部は他の支部と協力して闘っていきたいと思いますので互いに頑張りましょう。

ローカル線切り捨て・労働強化許すな!
銚子支部長 伊藤 彰 


 明けましておめでとうございます。
 大量退職をむかえ、エルダー問題が大きな課題となっています。地域に就労先が無いとの理由から、遠距離通勤を選択せざるを得ない現状があり、外周区の組合員にとっては切実な問題です。昨年、「エルダー業務枠拡大」の提案がありましたが、われわれが望むことは、定年を延長し、JR社員として安心して65歳まで働くことです。今後も、会社に対して求めていきたいと思います。
 この間のダイ改の度に行われているローカル線切捨て施策は、内房線、久留里線で行われ、そして、次期ダイ改では外房線においても事実上の「系統分離」が行われようとしています。成田線においても、すでに昼間時間帯において成田駅にて折り返し行路が組まれています。この事態は、ローカル沿線住民の利便性の低下と労働強化を伴うものであり、管内に波及するものと捉えなければなりません。
 銚子における乗務行路は、1日平均7時間を超え、他区に比べても突出しています。他支部と同様に、行路内容も含めて改善を要求していかなければなりません。
 銚子支部は、利潤のみを追求した「80キロ圏直通運転構想」に反対し、定年延長による65歳まで働くことのできる労働条件の確立、安全・運転保安確立をめざして取組みたいと思います。

問題点や矛盾の集中を団体交渉の先頭に
交渉委員 青山 浩


 9月の大会で交渉委員に選出された津田沼支部の青山です。宜しくお願いします。
現在、JRでは、ダイ改が行われるたびにロングランや長時間拘束が強制され、ハンドル率も上がるなど、運転士の労働条件は非常にきつくなっています。
 また、一方では、地域の切り捨てが進んでいます。昨年は内房線での系統分離が強行され、今年は外房線でも5本の列車を削減する提案が出されています。
さらに、エルダーの関係では今年から本体雇用によりエルダーで本線を運転するというこれまでにない状況になります。
 当面、3月のダイ改に向けて団体交渉が行われることになります。団交では、各支部の組合員の皆さんが、現場で感じていること、行路の問題点や矛盾、改善が必要な内容を具体的に明らかにし、会社側を追及していく必要があります。現場からの意見無しに会社との団体交渉は成り立ちません。
 反合・運転保安確立、行路緩和、地域切り捨ての3月ダイ改粉砕に向けて頑張りましょう。

日刊動労千葉 第8391号へのリンク