2018年11月12日月曜日

日刊動労千葉 第8536号

千葉運輸区長は
エルダー運転士を侮辱する「見極め」をやめろ!

何が〝見極め”だ! エルダー運転士への嫌がらせをやめろ!

 千葉運輸区において、エルダー運転士になる者に対して、「見極め」と称する許しがたい侮辱行為が行われている。
 10月末に退職し、11月から千葉運輸区でエルダー運転士となる組合員が、「知悉度を調べる」として見習がやる内容をそのままに、40ページにわたる用紙への記入が強制されたのだ。
 千葉運輸区長は、「運転士として最低限必要であり、新人の登用と同じことをやってもらう」と言い放った。
 これが40年にわたって本線運転士として乗務してきた者に対する態度か! 絶対に許すことはできない!

「合格しなければ乗務させない」!?


 そもそも、こんな〝見極め”なるものが行われているのは、千葉運輸区だけだ。こんなことが本当に必要なのか?
 エルダー運転士を本人が希望し、会社も必要だと判断した。それ以上に、〝知悉度を確認しなければ乗務できない”といった条件など全くない。
 40年にわたって本線運転士として乗務し、退職日まで乗務を続けてきた。それが、また明日から乗務するというだけのことだ。一定期間、乗務から離れていたわけでもない。あえて見習時の〝見極め”をする必要などあるはずがない。
 だが、千葉運輸区長は、「合格しなければ乗務させない」とまで言ったという。
 会社がエルダー運転士として再雇用を決めているのに、まったく不必要な〝見極め”の結果で乗務させない!? 一区長が何の権限で、そんなことが言えるのか。
 40年乗務してきた運転士への信頼も信用も一切ないということだ。これこそ〝いじめ”や〝パワハラ”と呼ぶべきものだ。ただただエルダー運転士を侮辱するだけの行為だ。本当に怒りに堪えない!

職場から侮辱行為へ怒りの声!
団結をかため反撃しよう!


 60歳を超えて本線に乗務するという経験のない、誰もが不安を覚える状況の中、こんな嫌がらせが許されるはずばない。
 職場からは怒りと抗議の声がわきあがっている。われわれは二度とこのような侮辱行為を行わせないよう、ただちに千葉支社への抗議と申し入れを行った。
 千葉運輸区長は「これから全区でやる」とまでいっている。こんな行為をこれ以上許すことは絶対にできない! 怒りの声を結集し、反撃にたとう! 千葉運輸区長は今すぐ侮辱行為をやめろ!

11/26~28 エルダー組合員交流会の成功をかちとろう


 大量退職が始まり、エルダー組合員の占める位置はますます大きくなっています。そして、勤務する職場・職種も多岐にわたるようになりました。
その中で、エルダー組合員同士の情報や意見交換、団結強化のためにエルダー組合員交流会を開催します。多くのエルダー組合員の結集で、交流会の成功をかちとろう。
◎エルダー組合員交流会
場所:DC会館
日時:①11月26日13時~
    ② 〃  18時~
    ③11月27日13時~
    ④ 〃  18時~
    ⑤11月28日13時~
    ⑥ 〃  18時~
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