2019年12月24日火曜日

「社友会」に反対します! 2019年12月23日

http://dourousien28.kane-tsugu.com/renrakuban/syayukaidame5.pdf


マリフェス準備より 職場環境の改善を
乗客の命を守っているのは現場労働者

 幕張車両センターでは11月23日にマリフェスが開催されました。一方、現場では日常的に仕 事で必要なものがまともに整備されない状況が続いています。何年も前から安全衛生委員会で要求しても、全く改善しようとしません。

何年も改善されない職場環境

 例えば、交検線のピットにはヒビが入っていますが、少しずつしか直しません。洗浄線の屋根上点検用の通路はコンクリートですが、ボルトが外れ、ほとんどの部分が手で持って動かせる状態です。何年も前から危ないと指摘しても、一部分しか直していません。
 ここ数年多い車両のスカート修繕用の現在の機材は、強度の関係で一度に修繕できる範囲が狭いものです。
 その上、重くて作業性が悪いのです。小型のものの購入を何年も前から要求しても、動きがありません。
 会社は乗客の命に関わる検修業務を何と思っているのでしょうか?
 鉄道の安全と乗客の命を守っているのは現場労働者です。職場環境が改善されないために怪我をしたらどうするのか? 現場労働者をないがしろにして何が「お客様第一」なのか。

予算も人も「マリフェス優先」

 そんな中、マリフェスには人も時間も大量に使われました。物品関係だけで数百万円、人件費まで含めれば1千万円単位の費用がかかっていておかしくありません。
 予算だけではありません。職場は人が足らずに仕事を先送りせざるを得ないことまで起こる状態です。その中でマリフェスの準備に優先的に人が配置されたのです。

本来業務をおろそかにするな!

 車両センターの本来業務はどちらなのか? 管理者のポイント稼ぎのために検査修繕がおろそかにされています。
 会社は鉄道業務の全面外注化―分社化を狙っています。それが検修業務をここまで軽視する状況をうみだしました。こんなことを続ければ、必ず大事故につながります。会社はただちに職場環境を改善し、業務外注化を撤回すべきです。

※職場での問題やご意見等あれば是非お寄せください。

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