被爆75周年
8・6ヒロシマ大行動’20
新たな核戦争と憲法改悪をとめよう!
核廃絶の声をもっと大きく!
8・6ヒロシマ大行動’20
新たな核戦争と憲法改悪をとめよう!
核廃絶の声をもっと大きく!
8月6日(木)
●7:15~ 原爆ドーム前 8・6ヒロシマ・アピール集会
8:15 黙とう後、安倍首相弾劾デモ 中国電力本社前まで
● 12:30~ 8・6ヒロシマ大集会
広島県立総合体育館 小アリーナ
● 15:00~ 市内デモ
ヒロシマ大行進 原爆資料館前まで
集会参加費 500円
被爆者、学生、障害者 300円
高校生以下無料
関連行事 8月5日(水)東区民文化センター
※決まり次第、ビラ等でお知らせします。
主催 8・6ヒロシマ大行動実行委員会
共同代表/下田礼子 反戦被爆者の会
吉原美玲子 被爆者・キリスト者
大江照己 国鉄西日本動力車労働組合委員長
室本けい子 NPO法人よもぎのアトリエ
中島健 被爆2世
大江厚子 安芸太田町議会議員 セイブ・ザ・イラクチルドレン広島代表
新たな核戦争と憲法改悪をとめよう!
核廃絶の声をもっと大きく!
核廃絶の声をもっと大きく!
私たちは、原爆投下から 75 年目の8月6日、原爆犠牲者を追悼し、何よりも米トランプ政権の核戦争政策と、「緊急事態条項」の導入―安倍政権の憲法改悪に反対するため、全国・全世界の人々とともに、今年も8・6ヒロシマ大行動を行います。
〇核戦争への危機が強まる中での「被爆75年」
75年前、アメリカが使用した原子爆弾によって、一瞬で多くの命が奪われ、その年の12月までに14万人もの人々が亡くなりました。放射能の影響で、被爆者は今も苦しんでいます。「人間を返せ」「死者も、全部もとに戻せ」という被爆者の激しい怒り、国への責任追及、核廃絶と平和を求めるたたかいは、現在進行形であり、決して過去の問題ではありません。
しかも、今年1月「世界終末時計」は残り100秒にまで短縮され、戦後最も核戦争が切迫した情勢に入りました。米トランプ政権は、核爆発後の軍事作戦を想定した「核作戦」(19年6月)、中距離核弾頭全廃条約の破棄(同8月)、核搭載潜水艦発射弾道ミサイルの配備(20年2月)等々、就任以来「使える核」の実戦配備を進めています。新型コロナウイルスによる世界大恐慌情勢は、この危機をさらに促進しています。
安倍政権はこの中で、核兵器禁止条約を拒否し続け、東京オリンピック開催でフクシマの声を押しつぶし、原発の再稼働を進め、日本の核武装を狙っています。中東に自衛隊を派兵し、コロナウイルスさえ利用して明治憲法下の「非常大権」の復活を狙い、改憲・戦争への道に進もうとしているのです。
〇被爆者のたたかいの原点、 引き継ぐ日に
広島市は2018年より、私たちが毎年行ってきた抗議活動を「平和記念式典の静ひつさを侵害している」と、殊更問題にし、式典会場周辺で拡声器使用を制限する条例を作ろうとしてきました。複数の団体・個人によって安倍政権への抗議が行われてきたことへの、実質的な取り締まりです。しかし、こうした広島市に対し、被爆者ら広島市民、弁護士など多くの人が「言論・表現の自由が奪われるとき戦争になる」と危機感をもち、ともに声をあげ、今年の条例制定は阻止しました。すると松井市長は、今年の記念式典を「慰霊に目的を絞るという性格付けを行う」(4月9日記者会見)と言い始めています。
1950年朝鮮戦争のとき、広島では「祈り」が強要され朝鮮戦争反対の声は禁圧され、平和記念式典も中止に追い込まれました。当時の先輩はこれを打ち破って8月6日に反戦集会を行いました。今また静かに黙ってしまえば、過ちの歴史が繰り返されてしまうのではないか? 「8月6日」を慰霊だけで済ませていいのだろうか? 75年目の8月6日に、この問題が鋭く問われています。そのためにも、原爆犠牲者を追悼するだけではなく、世界に届く反核・反戦の行動が必要だと考えます。