今こそ労働組合へ!
感染対策かちとろう
感染対策かちとろう
動労千葉 CTS清掃職場 団体交渉
日常清掃以外の業務中止と自宅待機を確認
4月28日、動労千葉はJR千葉鉄道サービス(CTS)との団体交渉を行いました。CTSは清掃業務等を外注化されているJR東日本グループ会社です。
団体交渉では、緊急事態宣言の期間である5月1~6日まで、日常清掃以外の特別清掃等を中止して、作業担当の労働者を自宅待機とすることが確認されました。団体交渉の翌日から、各事業所で自宅待機を含む勤務の通知が始まりました。
現場の怒りと労働組合の闘いの力
これまで管理者には自宅待機等の感染防止対策が取られてきました。しかし、現場労働者は「業務優先」でないがしろにされてきました。とくに感染リスクの高い清掃職場も、ずっと無視されてきました。職場からは清掃職場で自宅待機扱いが行われないことへの怒りの声があがっていました。
今回の改善は、現場の怒りを労働組合として会社に突きつけて闘ったことの成果です。
CTSは5月7日、緊急事態宣言の延長にも関わらず特別清掃等を復活させ、通常の勤務を指示しました。理由は、「延長決定が連休中で、本社の役員が休みで決定できなかった」からです。現場で働く労働者をなんだと思っているのか!
「見せかけだけ」「管理者だけ」
JRは鉄道会社です。列車が動いている以上、現場で働く労働者は感染の危険があっても出勤し、働かざるを得ません。業務中や待機室など常に感染のリスクがあります。「持病を持っている」「高齢の家族の介護があるのに、感染したら…」――職場には不安が渦巻いています。「自分が感染することも覚悟している」と語る乗務員もいます。
その中で、管理者だけは半数を自宅待機にして、出勤しても広い事務所に少人数です。車両の消毒は「通常清掃の範囲内」だけ。つり革の消毒は、そもそもJRが発注さえしていません。
組合の力で感染対策・賃金補償を
感染者が確認された車両の消毒作業が、何の対策もなく現場に強制されたことも重大です。組合の追及でマニュアル作りは始まりました。しかし、また現場にだけ危険を押し付けるようなど絶対に許されません。
JRもCTSも感染対策は「管理者だけ」「見かけだけ」です。現場で働く労働者のことも乗客のことも、まともに考えようとしていません。会社に労働者の命と健康を守るための感染対策と、生活を守らせる賃金補償を行わせる力は労働組合です。すべての働く労働者の皆さん、労働組合に入ってともに闘おう!
工場現場 団体交渉で感染対策を実現へ
業者の出入りも多く、たえず感染リスクがある工場現場。対策を求めても取りあわない会社に対して緊急の団体交渉を行った。
「マスクの着用。事務所や工場、トイレの消毒。石鹸、除菌剤の設置。感染リスクの高い業務の中止。危険手当の要求と休業時の賃金全額保証」などを要求。当初、社長は驚いたものの、感染対策は行われた。要求が実現され、職場は「労働組合の力ってすごいですね」と実感。
動労千葉はJR東日本とグループ会社の労働者で組織する労働組合です。
1987年の国鉄分割・民営化に対しては、2波のストライキを闘いました。現在も「国鉄1047名解雇撤回」を掲げて闘っています。
JR移行後の職場では、外注化と非正規職化に反対し、外注化を12年間にわたり完全に阻止しました。
レールが次々に破断する事態には危険箇所で速度を落とす安全運転闘争で160㌔のレール交換を実現させました。闘いの場をグループ会社の労働条件改善にも拡大し、闘う労働運動復権にむけて奮闘しています。
ホームページはこちら→https://doro-chiba.org/
ニュースへのリンク
日常清掃以外の業務中止と自宅待機を確認
4月28日、動労千葉はJR千葉鉄道サービス(CTS)との団体交渉を行いました。CTSは清掃業務等を外注化されているJR東日本グループ会社です。
団体交渉では、緊急事態宣言の期間である5月1~6日まで、日常清掃以外の特別清掃等を中止して、作業担当の労働者を自宅待機とすることが確認されました。団体交渉の翌日から、各事業所で自宅待機を含む勤務の通知が始まりました。
現場の怒りと労働組合の闘いの力
これまで管理者には自宅待機等の感染防止対策が取られてきました。しかし、現場労働者は「業務優先」でないがしろにされてきました。とくに感染リスクの高い清掃職場も、ずっと無視されてきました。職場からは清掃職場で自宅待機扱いが行われないことへの怒りの声があがっていました。
今回の改善は、現場の怒りを労働組合として会社に突きつけて闘ったことの成果です。
◇動労千葉はJR・CTSに感染防止対策を要求してきた。4月28日の団体交渉で通常清掃を除く特別清掃を中止して、対象の労働者を自宅待機にすることを確認。
◇CTSは臨時休校に伴い勤務を「免除」できる制度を導入。しかし、現場では「人員が足りない」と取得させなかった。
→形だけ取り繕おうとする会社を組合が追及。取得できることを確認させた。
◇4月14日、コロナ感染疑いに伴う快速列車の消毒作業が行われた。本社は専門的な消毒のノウハウ、指導体制はないと回答。
→感染者が出た車両のための消毒は、本来なら感染症対策の専門的知識や訓練が必要。感染症の専門家もおらず、防護体制も教育訓練もない。それで現場に危険な作業を行わせてはならない。団交で追及し闘いへ。
「闘いなくして安全なし」
労働組合に入って闘おう!
労働組合に入って闘おう!
CTSは5月7日、緊急事態宣言の延長にも関わらず特別清掃等を復活させ、通常の勤務を指示しました。理由は、「延長決定が連休中で、本社の役員が休みで決定できなかった」からです。現場で働く労働者をなんだと思っているのか!
「見せかけだけ」「管理者だけ」
JRは鉄道会社です。列車が動いている以上、現場で働く労働者は感染の危険があっても出勤し、働かざるを得ません。業務中や待機室など常に感染のリスクがあります。「持病を持っている」「高齢の家族の介護があるのに、感染したら…」――職場には不安が渦巻いています。「自分が感染することも覚悟している」と語る乗務員もいます。
その中で、管理者だけは半数を自宅待機にして、出勤しても広い事務所に少人数です。車両の消毒は「通常清掃の範囲内」だけ。つり革の消毒は、そもそもJRが発注さえしていません。
組合の力で感染対策・賃金補償を
感染者が確認された車両の消毒作業が、何の対策もなく現場に強制されたことも重大です。組合の追及でマニュアル作りは始まりました。しかし、また現場にだけ危険を押し付けるようなど絶対に許されません。
JRもCTSも感染対策は「管理者だけ」「見かけだけ」です。現場で働く労働者のことも乗客のことも、まともに考えようとしていません。会社に労働者の命と健康を守るための感染対策と、生活を守らせる賃金補償を行わせる力は労働組合です。すべての働く労働者の皆さん、労働組合に入ってともに闘おう!
工場現場 団体交渉で感染対策を実現へ
業者の出入りも多く、たえず感染リスクがある工場現場。対策を求めても取りあわない会社に対して緊急の団体交渉を行った。
「マスクの着用。事務所や工場、トイレの消毒。石鹸、除菌剤の設置。感染リスクの高い業務の中止。危険手当の要求と休業時の賃金全額保証」などを要求。当初、社長は驚いたものの、感染対策は行われた。要求が実現され、職場は「労働組合の力ってすごいですね」と実感。
ちば合同労組
コロナ関連労働相談はこちら
労働相談ドットコム
https://rodo931.com
03-6231-5031
info@rodo931.com
動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)とは?
動労千葉はJR東日本とグループ会社の労働者で組織する労働組合です。
1987年の国鉄分割・民営化に対しては、2波のストライキを闘いました。現在も「国鉄1047名解雇撤回」を掲げて闘っています。
JR移行後の職場では、外注化と非正規職化に反対し、外注化を12年間にわたり完全に阻止しました。
レールが次々に破断する事態には危険箇所で速度を落とす安全運転闘争で160㌔のレール交換を実現させました。闘いの場をグループ会社の労働条件改善にも拡大し、闘う労働運動復権にむけて奮闘しています。
ホームページはこちら→https://doro-chiba.org/
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