戦後労働運動をどう乗り越えるか
伊藤晃氏講演(全支部活動者研修会)
第20回全支部活動者研修会が1月22~23日、上諏訪で開催された。
一日目は、田中委員長による「階級的労働運動の復権をめざして とりまく情勢と外注化阻止闘争」、長田書記長による「外注化、基地統廃合決戦と3月ダイ改、12春闘を中心とした当面する取り組みについて」が提起され、渦中の外注化阻止闘争、基地再編攻撃阻止闘争を皮切りに組織拡大闘争に打って出ることが確認された。
二日目は、伊藤晃氏(労働運動研究家)による「戦後労働運動史と国鉄労働運動」と題する講演を受けた。この講演は、昨年11月の韓国における日韓理念交流での講演を元に、動労千葉の反合・運転保安闘争を戦後労働運動の歴史のなかに位置づけて論じられ、初日の闘争方針に大きな確信を与えるものとなった。