2012年4月19日木曜日

郵政非正規ユニオンNEWS第6号

全国ビラ第6号

関西をはじめ全国で郵政非正規ユニオンの闘いが本格化!
雇い止め解雇撤回、4月からの継続雇用を勝ちとった!

次は5月1日メーデーに結集!
日本郵政本社に春闘要求を!

 便局ではたらく皆さん日々の激闘のなかご苦労様です。
 連日、職場でのいじめやサービス残業の強制など全国で起きている、さまざまな問題や相談、情報提供が当ユニオンに寄せられました。
 赤字の削減という納得のいくはずもない雇い止めで職場の空気はすさみ業務もまわらず、足りない人手の忙しさで毎日疲れきってしまう。
 その中でいつ自分が雇い止めになるかも分からない。一方的に突きつけられる「雇い止め予告通知書」に対しての「郵政非正規ユニオン」への連絡と対応で即時に雇い止めを撤回させ。初めて同じ職場で仲間意識が強く生まれるという事が起きています。
 その動きが特に強く現れたのは関西地区で、「捺印が薄い」「掲示板のマグネットが床に落ちていた」など注意にも値しない事柄をむりやり指摘して押印させグラフを作り、次回契約更新時での「雇い止めの」理由作りをうなど。
 これら常軌を逸した締め付けに対して怒りを爆発させた「ゆうメイト」が決起し、直ちに地域労組が対応。
 「団体交渉」を申し入れ雇い止め解雇を撤回させ4月からの雇用継続を勝ち取ったのです。
 大量の郵便物が人出不足で配達されることもなく積み重なる中で「先日には支店長が郵便物をシュレッダーにかけて証拠を隠滅!」がTVや新聞、週刊誌でもとりあげられ。
 正月の年賀ハガキを社員に強制的に買わせる「自爆営業」や自己負担で購入しなかった社員を「訓練道場」なる看板をつけた個室に監禁し複数人で取り囲んで、暴言を吐く。座らせた椅子を蹴り上げる。
 など郵政会社のめちゃくちゃぶりは呆れるばかりです。
 それら管理職のパワハラや明らかな企業犯罪・職場の環境改善、指導を行う組織が本来の労働組合の役割です。その役割を放棄し高額な組合費を頂くのが、「JP労組本部」です。
 当然ながら「JP労組本部」の彼らが一ゆうメイトの雇用問題や労働環境の健全化の為に動く事はありません。地位保全の為に危険を行わずに無事に退職することを目的化した幹部は政治家となんら変わることがないからです。
 「春闘」とは社員の賃金を始めとした様々な意見や希望を集めて会社と意見を交渉し、一年間の労働条件を決める「闘争」です。
 今回の「JP労組本部」の「春闘」での「ゆうメイト」の扱いは酷く、一時金一つとっても一般社員は決定。ですがゆうメイトは保留扱い・・。雇い止めについても「不当な雇い止めはしない」でした。
 そもそも雇い止めに「正当」も「不当」もなく、暴力事件を起こしたり郵便物を隠すなどよほどの犯罪行為でなければ、働いて暮らしていくしかない労働者にとってはすべて雇い止めはすべて「不当」です。
 「郵政非正規ユニオン」は5月1日を世界の労働者の8時間労働制を決定付けた記念日であるメーデーの日に「日本郵政本社」に「非正規ゆうメイト組合」としての「春闘要求書」を突きつけに行動します。

非正規ユニオン春闘要求

2012年度賃金引上げ等に関する要求書(要旨)
1.時給制雇用契約社員の最低賃金を時給1200円とすること。
2.契約雇用社員の時間給を200円引き上げること。
3.サービス残業の強制などを行わないこと。
4.職場でのいじめや職員によるパワーハラスメント的な行為には厳粛に対応すること。
5.スキル評価は公平に行うこと。
6.契約社員の雇い止めについては本人の同意を原則とする事を、就業規則第10条にいれること。

5月1日「郵政非正規ユニオン」のメーデー行動

5月1日メーデー「郵政非正規ユニオン」の行動スケジュール
昼間・郵政本社前にて春闘賃上げ雇い止め撤回申し入れ行動。
夕方・5・1メーデー集会とデモ
(集会夕方6時30分開始 8時デモ出発予定)
会場・文京区民センター
都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分、東京メトロ丸ノ内線「後楽園駅4b出口」徒歩5分
東京メトロ南北線「後楽園駅6番出口」徒歩5分、JR水道橋駅東口徒歩15分
都バス(都02・都02乙・上69・上60)春日駅徒歩2分