全国水平同盟杉並支部書記長 狩野正幸
8月30日、東京・杉並区内において、全国水平同盟杉並支部結成大会がかちとられました。7月14日の全国水平同盟結成大会に続く東京・関東での旗揚げです。杉並支部員、関東のきょうだい、東京西部の労働者など85名の仲間が集いました。
議長の松田副支部長の開会挨拶の後、主催者挨拶にたった田中支部長が「本日をもって全国水平同盟杉並支部を結成します」と高らかに宣言。連帯の挨拶のはじめに、全国水平同盟の平沼事務局長が「西郡闘争の地平の上に、いよいよ新自由主義と闘う部落解放闘争が開始された。西郡、杉並に続いて水平同盟の発展をかちとろう」と訴えました。関東選出の小川執行委員は、「労働者階級に根ざした水平同盟の運動に人生を賭ける」と決意を語りました。
杉並支部とひとつになって闘う
さらに、部落解放東日本解放共闘岩本事務局長、合同・一般全国協小泉事務局長、西部ユニオン吉本委員長、東京NAZEN北島邦彦さん、星野再審全国連絡会議から星野暁子さん、在本土沖縄労働者会議宮里委員長が連帯の挨拶。それぞれの立場から杉並支部とひとつになって階級情勢を切り開いていく決意を述べました。また議長から、西郡支部、動労千葉、動労水戸など多くのメッセージが届いていることが紹介されました。
新自由主義と闘う部落解放運動をつくる
議案提起を狩野書記長がおこない、20年におよぶ全国連杉並支部としての差別糾弾闘争を、階級闘争から切断された血債主義・糾弾主義として総括。その中で、全国連本部との路線闘争に勝利し、西郡とともに新自由主義とたたかう部落解放運動をつくることを選択したこと、支部の闘いの中から階級的団結を掴み、自ら転換をかちとって全国水平同盟に結集したことを具体的かつ核心的に報告しました。そして、非正規職撤廃を正面課題に闘うこと、狭山闘争を発展させること、国鉄決戦に勝利すること、西郡住宅闘争に勝利することなどの闘いの方針を提起しました。また、全国水平同盟規約が議長から提起され、確認されました。
ユニオンの発展と水平同盟の発展はひとつのもの
議案提起をうけた討論では、支部員から「ユニオンの発展と水平同盟の発展はひとつのものだ」「星野さんの再審をかちとろう。狭山闘争に勝利しよう」「職場闘争に取り組んでいるが、もっと仲間つくる」「血債主義は階級の団結を阻む内なる壁だった。敵の激しい攻撃はチャンス。青年を組織して闘う。」など自信あふれる発言が続きました。群馬から参加したきょうだいは「水平同盟結成報告集、今日の杉並の議案を読んで感動した。共に闘う」と述べました。
杉並支部は「非正規職撤廃・国鉄決戦勝利!組織拡大!」で闘いぬく!
議案・会計報告・人事案などを大きな拍手で一括採決。田中支部長が、新執行部を代表し「杉並支部は非正規職撤廃・国鉄決戦勝利!の闘いを貫き、組織拡大で次の世代に闘いを繋いでいく」と決意表明。団結ガンバローのあとインターナショナルを全員で斉唱して大会を締めくくりました。全国水平同盟の歴史的発展を共にかちとりましよう。