新一般職(=限定正社員)導入・新人事給与制度反対
を掲げる!
8月20~22日JP労組全国大会において、結成以来初めてともいうべき事態が起こりました。中央本部が提案した運動方針に、なんと3割近くもの反対票が投じられたのです。大会当日、郵政非正規ユニオンは「新一般職」導入・新人事給与制度を進める本部方針に対して、弾劾の大情宣行動に決起しました。地元信越地本の青年労働者の発言を紹介します。
「新人事・給与制度」に絶対反対!
地元信越から来ました組合員です。大会参加のみなさん、おつかれさまです。
われわれが訴えたいことはひとつ。新人事・給与制度、この議案に絶対反対しましょう。
現場の仲間はなんにも知りません。知らないうちにこんなふざけたものが通されるなんてことは許せません。職場で、非正規の若者たちとしっかり議論したでしょうか。本当にこの中身に自信があるなら、なぜ堂々と職場集会を開かなかったのか。現場の仲間は怒っています。
時給780円!若者の気持ちがわかりますか
役員の皆さん!780円で働かされる若者の気持ちがわかりますか?10円20円の賃下げが生きるか死ぬかの問題になっているんです。皆さんは1千万円近い収入があるじゃないですか。そんな人たちに、1000円以下でこきつかわれている若い組合員を獲得できるんですか。
それと、なんば奨二、さだみつ!誤配だとか事故だとか、自爆営業とか、人が足りない、そんなの一切無視して、選挙に没頭し、何億もの組合費を使った責任を取れ!
若い人が気持ちを一つにする組合を
なにが、「心一つに」だ。どっち向いて言ってるんだ!組合員と心一つにだったら、職場で闘え!それと、現場に執行権を戻せ!分会の闘いで職場の力関係は変わります。
皆さん、会社の顔色をうかがう組合じゃなくて、現場のとりわけ若い人が気持ちをひとつにした運動をつくっていこうではありませんか。
職場の切実な問題を解決する闘いを
議案では、事故だとかそういう問題は一切触れていません。組合員の期待は、そういった職場の切実な問題を少しでも解決してくれることを願ってるんです。
皆さん!自信をもってください。皆さんのうしろには、若い人がたくさんいます。その意見を代弁するような討論をしてほしいと思います。現場は絶対腐りません。
本気で団結すれば生きていける
その道を示しているのが、国鉄闘争です。かつて動労千葉という組合は、組合員が脱線事故を起こして有罪になったときも本気で団結して守り抜きました。本気で団結すれば労働者は生きていけるんです。職制や管理職がいなくても、職場は回ります。なぜなら、職場を回しているのは現場の私たち組合員です。現場がしっかりしていれば、経営なんて関係ないんです。
郵便局でも絶対反対で闘いましょう!
労働者はひとつになって闘いましょう。国鉄闘争を見習って、郵便局でも絶対反対の闘いを巻き起こしましょう。世の中絶対変わります。そして、福島の皆さん、世界中の労働者と一緒になって闘いましょう。