2014年1月9日木曜日

外注化阻止ニュース 第102号

外注化阻止ニュース第102号

 

すべての業務と労働者をJRに戻せ
JRとCTSの双方から闘いを!

 外注化をストップさせ、すべての業務と労働者をJRに戻すため、2014年も毎週ニュースを発行します。よろしくお願いします。

 動労千葉は昨年12月、JR千葉鉄道サービス(CTS)が請け負う清掃業務において不正が行われていることを明らかにし、CTSとJR両社と交渉しました。ところが両社とも明白な不正の事実を否定し、ゴマカシに終始しています。こうした不正が検修や運転部門で行われたら一体どうなるのでしょうか。たちまちJR北海道と同じことが起きます。
 また成田空港駅における組合員の死をめぐり労災認定のための調査で、15時間拘束を日勤扱いし、夜勤明け日を休日に偽装するなどの過酷な勤務実態を暴きました。CTSは労災隠しに躍起になっていますが、この過酷な勤務実態との関係は明白です。

十分な習熟もないまま業務に

 CTSは、プロパー社員を入社1年足らずで仕業検査や構内運転士の資格をとらせて業務に使おうとしています。外注化の中で教育・訓練の期間が短縮され、十分な習熟もないまま労働者に業務させようとしているのです。CTSで働く1千人の9割が非正規雇用です。安心して定年まで働ける雇用形態ではないのです。
 鉄道と業務に従事する労働者の安全を守るためにも、外注化を今すぐ停止させ、プロパー労働者も含め、すべての労働者をJRの雇用に戻し、JRの責任で十分な教育・訓練をさせなければなりません。
 JRとCTSの双方から闘いを起こし、すべての業務と労働者をJRに戻させよう。

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