2.23京浜東北線脱線転覆事故
外注化がひきおこした事故だ
外注化がひきおこした事故だ
すべて丸投げ外注化の結果
2月23日、JR川崎線付近で京浜東北線の回送電車が工事用車両と衝突し、脱線・転覆した。マスコミでは、工事担当者が「線路閉鎖」措置前に工事用車両をのせる時間を間違えたことが原因だと報道されている。
しかし、本当の原因は鉄道保守部門の全面外注化だ。JRは、作業内容が書かれた「保安打合せ票」をFAXで送信したあとは、すべて下請け会社に作業を丸投げにしている。JRは現場の作業が何人で行われているのかもわからない状態だ。その結果、本来作業を始めてはならない時間に工事用車両を線路にのせるという事態が発生したのだ。
日刊動労千葉 第7662号へのリンク