2014年10月16日木曜日

外注化阻止ニュース 第144号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


労働条件の抜本的改善が急務
成田空港事業所
労基署は労災認定せよ

CTSは労働条件をただちに改善し、希望者全員を正社員に

 相次ぐ労災事故が示すように、外注化は、職場環境や安全を破壊しています。
 動労千葉は、とりわけCTSの仲間がきちんと経験を積み、誇りをもって安全に働くことを「外注化反対」のスローガンに加えて10月1日にストライキを行いました。
 CTSにおける劣悪な労働条件の改善は急務です。

ダイヤ改正のたびに業務増

 昨年、CTS成田空港事業所内で急死した動労千葉組合員の労災認定に関連して、同じ職場で働いてきた組合員が成田労働基準監督署で聴取を受けました。
 組合が提出した新たな資料は、ダイヤ改正のたびに清掃する列車が増やされてきたことを示しています。
 清掃要員の数が変わらないのに列車本数だけがどんどんと増えて労働強化が行われてきたのです。
 すでに労基署は成田空港事業所の調査も行い、専門医の意見をあおぐ最終段階に入っています。

次々と人が辞めていく

 成田空港駅の職場では現在、要員不足が深刻となっています。最近採用した4人のうちすでに3人が辞めています。これから定年などでさらに退職者が予定されています。本来は早急に人を増やさなければならない状況なのです。
 これほど人が辞めるのは、労働条件の悪さが大きな原因です。
 将来設計や生活維持もままならない低賃金。泊まり勤務で5万歩も歩かされる。社員になれるのはほんの一握り。ダイヤ改正のたびに仕事 量が増えるのに賃上げはほとんどない。
 要員不足の解消のためにも、CTSは労働条件をただちに改善し、希望者全員を正社員で雇うべきです。
 何よりも責任はJRにあります。人件費の削減のために外注化し、働く者を低賃金や非正規雇用に突き落とす張本人はJR東日本です。
 JRは今すぐ外注化を撤回し、すべての業務と労働者に責任を取れ!

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