2014年10月28日火曜日

日刊動労千葉 第7792号

戦争と民営化に突き進む
安倍政権を打倒しよう!
11月労働者集会へ総結集しよう!

集団的自衛権の行使容認決定を許すな!

 7月1日、安倍政権は集団的自衛権の行使容認の閣議決定を強行した。「国権の発動たる戦争は永久にこれを認めない」「国の交戦権はこれを認めない」と定めたはずの憲法は完全に踏みにじられた。
 全ての戦争は自衛の名の下に始まる。一旦その扉を開けたら破滅の道に落ちるまで進むことは明らかだ。「戦争する国」への転換は、これまでの社会のあり方を全て破壊していく、外への戦争と内に向かっての労働者への弾圧が一体となって進む。労働者の勝ち取ってきた権利や思想及び良心の自由、集会・結社・表現の自由や教育や学校のあり方、社会保障制度のあり方も何もかもが「戦争をする」ことを前提に変えられていく。
 そしてアメリカ・オバマによってはじめられたシリア・イラクへの侵略戦争に対しても支持を表明し、中東に対する侵略戦争へ突き進もうとしているのだ。
 日米安保のガイドラインの改定では、自衛隊の海外派兵の歯止めを外し、米軍と共にどこへでも行くところに舵を切ろうとしている。
 戦争に踏み込むことでしかこの危機を突破できない安倍政権を労働者の団結した力で打倒しなければならない。

日刊動労千葉 第7792号へのリンク