2015年1月23日金曜日

集団的自衛権反対ニュース 第6号

http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/images/syudanjieinews06.pdf


「人命第一」なんて大ウソ! 人質は見殺し!
戦争に突進する安倍を許すな!


1.26国会行動へ!

 「イスラム国」による日本人拘束・身代金要求事件。その原因、責任の一切は安倍首相にある。
 昨年9月、エジプト大統領に対して、「空爆でイスラム国の壊滅を」と要求した。さらに今年1月17日、中東歴訪―エジプト訪問の際に「イスラム国と戦う周辺各国に、総額2億ドル程度の支援を約束する」と明言した。安倍が「イスラム国壊滅作戦」という名の石油のための侵略戦争を支持し、それを援助してきたのは事実である。
 「人道支援が目的」と安倍は言い訳をする。しかし、その大金が中東諸国の支配層の懐に入り、戦争と人民弾圧のために使われることは明らかだ。安倍が今回のエジプト・ヨルダン・イスラエル・パレスチナ訪問でばらまいた総額は 25 億ドル(約3000億円)。それもまた、彼らが武器を買い、警察や軍隊をやしなうための財源になってしまう。そして、同行させた 50 社の日本企業の懐に戻ってくる。2億ドルどころか 25 億ドル「支援」を撤回せよ!
 安倍政権は今春、集団的自衛権関連法の改廃や「国際平和協力法」(派兵恒久法)を制定し、自衛隊の中東派兵や朝鮮半島での戦争に踏み込もうとしている。絶対に阻止しよう。国会開会日行動を闘おう。




国会開会日の1月26日(月)正午
衆議院第2議員会館前の歩道 ※百万人署名運動の旗を目印に来て下さい。
座り込み、ビラまき、アピールなど。その後、署名提出行動

「安保」関連法阻止!
憲法改悪を許すな!
辺野古埋め立て阻止!

午後2時から内閣府で 8万の署名を提出します




「集団的自衛権」関連法を阻止しよう!    討議資料 その1

垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ→5機を購入 516億円
ステルス戦闘機F35→6機を購入 1032億円
滞空型無人機グローバルホーク→操縦システム等を購入 154億円
水陸両用車AAV7→30両を購入 203億円
早期警戒機E2D→1機を購入 232億円
強襲揚陸艦(マキン・アイランド)→導入調査費 500万円
対潜哨戒機P1→20機購入の初年度費 3504億円

これは本気で戦争だ!
15年度予算案 攻撃型武器を本格購入

 安倍政権が閣議決定(1/14)した2015 年度予算案では、集団的自衛権の行使などの軍事化路線を反映して、高い攻撃力を持つ武器の購入が本格化した。上記の写真は、その主な兵器と購入額である。ここから何が見えるか。

■自衛隊が海兵隊になる

 オスプレイや水陸両用車の購入目的は「離島防衛」とされている。オスプレイは佐賀空港(佐賀県)に配備を予定している。また、自衛隊には「水陸機動団」が新設される。
 さらに 15 年度予算案には、オスプレイや水陸両用車を搭載できる「強襲揚陸艦」を導入するための海外調査費も組み込まれた。揚陸艦は、米海兵隊などが奇襲上陸する際に使い、イラク戦争でも投入された。
 防衛省が購入を狙っているのは「マキン・アイランド」タイプで、事実上の空母である。甲板の長さが260㍍以上あり、オスプレイだけでなく戦闘機F35の発着も可能である。乗船する戦闘要員は1300人。自衛隊が所有している揚陸艦「おおすみ」(全長16 ㍍)とは格が違う。昨年7月に小野寺防衛大臣が、カリフォルニア州の海軍基地でマキン・アイランドを視察した。

■これは敵地攻撃用だ


 最新鋭ステルス戦闘機F35の6機追加購入が盛り込まれた(最初の4機は2017年度に納入される)。また、無人偵察機グローバルホークの導入も開始された。これらの兵器は明らかに敵地攻撃用であり、F35のB型は垂直離着陸の能力を持つ。新たに導入する強襲揚陸艦に搭載すれば、世界中の侵略戦争に参戦できてしまう。
 ここ数年、航空自衛隊は、米軍のB52 を護衛するアメリカでの訓練に参加している。B52 は核攻撃も可能な大型の戦略爆撃機であり、その航路確保のため空自が先頭を切って戦闘航行するという。まさに「朝鮮有事」の集団的自衛権行使を前提としたものである。

■増え続ける軍事予算

 15年度の防衛費は過去最高額となった。この3年、毎年約2千億円ずつ増加している。しかし哨戒機P1の購入は分割払い(一括だと20機で約3兆円!)で、今後の予算増加は不可避だ。戦争のための予算案を許してはならない。

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