2017年1月5日木曜日

外注化阻止ニュース 第295号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka295.pdf


外注化と転籍反対
雇用と安全を守ろう
団結すれば職場の状況は変えられる

 JRとJR関連職場で働く労働者の皆さん、2017年も『外注化阻止ニュース』をお届けします。今年もよろしくお願いします。
        
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 JR東日本は、鉄道業務の水平分業=分社化へ突き進み、JRとグループ会社で働く現場労働者を全面的な転籍へと追い立てようとしています。3月ダイ改では「今までの延長線上にない視点に立った業務の見直し」として
(1)グリーンスタッフ(契約社員)採用停止―駅別会社への動き
(2)秋葉原・北千住駅などの大規模駅の外注化
(3)3月ダイ改での内房線館山~千葉直通運転廃止などの系統分離
(4)CTS就業規則改悪―グループ企業の大再編
(5)スマホ・トイレ等で乗務員への締め付け
――などの施策を矢継ぎ早に進めています。

選択と集中で線区切り捨て

 さらには「戦略的ダウンサイジング」「選択と集中」と言い始め、国鉄分割・民営化以来の大規模な地方ローカル線の切り捨てに踏み出しています。
 すでにJR北海道は全路線の半分1200㌔超が維持困難と発表しました。先月のNHKクローズアップ現代は〝鉄道縮小時代〟を特集し、JR全体で3割の線区の廃止が予想されています。
 JR東日本は〝選択と集中〟と称して東京から70~80㌔圏外の〝系統分離〟を狙っています。
 JR四国は社員数が発足当初の半分となり、駅の8割は無人化されました。JR九州は株式上場しても新幹線駅さえ無人化する状況です。JR貨物は長期債務が1800億円になり、破綻的経営に陥っています。

職場の状況を変えることはできる

 これらが雇用と安全の破壊に向いています。何より重大事故の危機が深まっています。多くの人が危機感を持っています。
 労働組合を甦らせ「労働者同士の競争をやめ団結して会社と闘おう」が合言葉となったとき職場の状況を変えることは可能です。
 動労千葉―動労総連合は2017年も外注化に反対します。共に闘いましょう。

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