2019年9月16日月曜日

「社友会」に反対します! 2019年9月17日

http://dourousien28.kane-tsugu.com/renrakuban/190917.pdf


外注化・人員削減が復旧の最大の障害

台風15号異常時対応お疲れ様です

※職場での問題やご意見等あれば、是非お寄せください。

 8月9月に千葉に上陸した台風15号は、当初の予想を上回る被害をもたらしました。いまだに災害からの復旧は終わっていません。
 JRでの復旧が遅れた最大の原因は、JR東日本が進めてきた外注化と要員削減です。
 会社は昨年から線路設備モニタリング装置を本格導入し、「線路状態を遠隔監視できる」として徒歩による線路巡回検査を削減。
 保線部門の大幅な人員削減を行いました。
 01年には、保線・電力・信号通信・建築業務等で業務を丸投げするような外注化が強行されました。
 保線部門では当時「10保線区+18保線管理室」体制だったものを、6つの保線技術センターに統合してしまいました。1職場の業務が増えて超勤も増加し、ベテラン保線労働者が担当の線路状態を熟知していた経験と蓄積まで壊してしまいました。さらに、閑散線区の災害警備まで外注化したのです。

安全を守るため職場に労働組合を

 現場の労働者は一日も早い復旧に向けて必死に努力しています。しかし、会社は外注化で責任から逃げています。「不採算路線はタクシーに」などと深澤社長が公言する中、何日間もバス代行さえ行いませんでした。
 停電が長引いた影響で踏切の安全確認ができないなどの問題も起こりました。しかし、最大の〝障害〟はこれまでの業務外注化であり人員削減です。会社の合理化施策、労働強化や外注化と闘い、安全を守る。そのために必要なのは社友会ではなく労働組合です。

組合加入等お問い合わせは動労千葉まで

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