東労組本部ジョブローテーション提案
裏切り妥結徹底弾劾!
裏切り妥結徹底弾劾!
われわれは断固闘う!ともに反対貫き闘おう!
8月30日、JR東労組本部はジョブローテーション提案を裏切り妥結した。JRで働くすべての労働者、そして何より、現場で会社の露骨な脱退強要に耐えている組合員への重大な裏切りだ。われわれは腹の底からの怒りを持って弾劾する!
現場組合員を裏切るな!
職場ではあからさまな不当労働行為が横行している。それでも職場や労働組合について真剣に考えている組合員や社友会を拒否している仲間がいるのだ。
ジョブローテーション提案についても、現場からは「なぜ車掌や運転士の職名を廃止しなければならないのか」「安全レベルが低下しない根拠がわからない」「生活設計がたてられない」「任用の基準は信用できない」「来年4月以降、どこに配転されるのか」といった怒りと不安の声があがっている。
この現場の苦闘と怒りや不安を尻目に、東労組本部は会社の作ったスケジュール通りに一目散に妥結へと走った。しかも、会社は組合要求に対しては完全な〝ゼロ回答〟だった。現場の怒りや不安は何一つ解決していない。
東労組幹部は、自分たちの保身のためだけに妥結に走り、会社の前にひれ伏して許しを請うているのだ。現場組合員の怒りを裏切り、労働者の権利と鉄道の安全を売り渡しているのだ。こんな裏切りをもう許してはならない!
幹部の保身で権利売り渡すな!
会社は昨年2月以降、東労組解体に本格的に乗り出した。それは乗務員勤務制度改悪―ジョブローテーション提案を現場に認めさせ、無制限なワンマン拡大・車掌の大幅削減・消滅化のためだといって過言ではない。現場の団結を破壊しなければ、こんな攻撃は成立しないからだ。
乗務員には会社施策への怒りや不安が渦巻いている。だが、東労組本部は交渉過程から「施策を担い、つくりだしていく」と〝あくまで施策を受け入れよ〟と現場に強制していった。「会社は異常なまでの危機感を持っている」「反対だけでは展望は開けない」「時代に取り残される」と、会社とともに現場の怒りを押さえつける道を選んだのだ。絶対に許せない!
そもそも、かつて東労組が推進したライフサイクルこそジョブローテーション提案への道を開くものだった。
運転士をたらい回しにするライフサイクルという矛盾だらけの制度が成立したのは、東労組が会社に〝逆提案〟してまで率先協力したからだ。会社が「こんなものまで呑んでくれる組合は他にない」というほどの裏切りだ。この裏切りで、運転士をたらい回しにすることが既成事実になり、ジョブローテーション提案の前提を作ったのだ。
東労組幹部は同じ裏切りに手を染めるのか? ジョブローテーションにも手を貸すのか? 会社はその先に間違いなく乗務手当廃止を準備している。こんなことを繰り返してはならない!
闘う労働組合こそ攻撃打ち破る力
ジョブローテーションは矛盾だらけだ。「自動運転できる技術があるから運転士などいらない」はペテンだ。シーサイドライン事故やこの間の踏切事故でも明らかになったように、最後に安全を守るのは現場の運転士であり車掌だ。
「もう車掌や運転士という職名も試験も必要ない」「同一担務は最大10年で異動」「これからは生涯乗務員ではなく多様な経験」
現場労働者が団結を守り反対を貫く限り、こんな無茶苦茶な提案は成立しない。必ず打ち破ることができる。だからこそ、職場に必要なのは闘う団結と労働組合だ。
そこにこそ会社施策を止める力がある。実際、ライフサイクル提案時も東労組の青年運転士たちの激しい怒りで、会社もいったん実施を延期せざるを得なかった。検修部門の外注化は01年時点で「7~8年で最終段階」と言われたが、われわれの闘いで未だに完成していない。
すべての仲間に訴える。ジョブローテーション反対を貫き闘い抜こう。団結して反撃にたちあがろう。職場に闘う労働組合を甦らせよう。
何より大事なことは決して諦めず、団結を守って闘うことだ。われわれは断固として反対を貫き闘い抜く。すべての仲間はともに声をあげ、闘いにたちあがろう!
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8月30日、JR東労組本部はジョブローテーション提案を裏切り妥結した。JRで働くすべての労働者、そして何より、現場で会社の露骨な脱退強要に耐えている組合員への重大な裏切りだ。われわれは腹の底からの怒りを持って弾劾する!
現場組合員を裏切るな!
職場ではあからさまな不当労働行為が横行している。それでも職場や労働組合について真剣に考えている組合員や社友会を拒否している仲間がいるのだ。
ジョブローテーション提案についても、現場からは「なぜ車掌や運転士の職名を廃止しなければならないのか」「安全レベルが低下しない根拠がわからない」「生活設計がたてられない」「任用の基準は信用できない」「来年4月以降、どこに配転されるのか」といった怒りと不安の声があがっている。
この現場の苦闘と怒りや不安を尻目に、東労組本部は会社の作ったスケジュール通りに一目散に妥結へと走った。しかも、会社は組合要求に対しては完全な〝ゼロ回答〟だった。現場の怒りや不安は何一つ解決していない。
東労組幹部は、自分たちの保身のためだけに妥結に走り、会社の前にひれ伏して許しを請うているのだ。現場組合員の怒りを裏切り、労働者の権利と鉄道の安全を売り渡しているのだ。こんな裏切りをもう許してはならない!
幹部の保身で権利売り渡すな!
会社は昨年2月以降、東労組解体に本格的に乗り出した。それは乗務員勤務制度改悪―ジョブローテーション提案を現場に認めさせ、無制限なワンマン拡大・車掌の大幅削減・消滅化のためだといって過言ではない。現場の団結を破壊しなければ、こんな攻撃は成立しないからだ。
乗務員には会社施策への怒りや不安が渦巻いている。だが、東労組本部は交渉過程から「施策を担い、つくりだしていく」と〝あくまで施策を受け入れよ〟と現場に強制していった。「会社は異常なまでの危機感を持っている」「反対だけでは展望は開けない」「時代に取り残される」と、会社とともに現場の怒りを押さえつける道を選んだのだ。絶対に許せない!
そもそも、かつて東労組が推進したライフサイクルこそジョブローテーション提案への道を開くものだった。
運転士をたらい回しにするライフサイクルという矛盾だらけの制度が成立したのは、東労組が会社に〝逆提案〟してまで率先協力したからだ。会社が「こんなものまで呑んでくれる組合は他にない」というほどの裏切りだ。この裏切りで、運転士をたらい回しにすることが既成事実になり、ジョブローテーション提案の前提を作ったのだ。
東労組幹部は同じ裏切りに手を染めるのか? ジョブローテーションにも手を貸すのか? 会社はその先に間違いなく乗務手当廃止を準備している。こんなことを繰り返してはならない!
闘う労働組合こそ攻撃打ち破る力
ジョブローテーションは矛盾だらけだ。「自動運転できる技術があるから運転士などいらない」はペテンだ。シーサイドライン事故やこの間の踏切事故でも明らかになったように、最後に安全を守るのは現場の運転士であり車掌だ。
「もう車掌や運転士という職名も試験も必要ない」「同一担務は最大10年で異動」「これからは生涯乗務員ではなく多様な経験」
現場労働者が団結を守り反対を貫く限り、こんな無茶苦茶な提案は成立しない。必ず打ち破ることができる。だからこそ、職場に必要なのは闘う団結と労働組合だ。
そこにこそ会社施策を止める力がある。実際、ライフサイクル提案時も東労組の青年運転士たちの激しい怒りで、会社もいったん実施を延期せざるを得なかった。検修部門の外注化は01年時点で「7~8年で最終段階」と言われたが、われわれの闘いで未だに完成していない。
すべての仲間に訴える。ジョブローテーション反対を貫き闘い抜こう。団結して反撃にたちあがろう。職場に闘う労働組合を甦らせよう。
何より大事なことは決して諦めず、団結を守って闘うことだ。われわれは断固として反対を貫き闘い抜く。すべての仲間はともに声をあげ、闘いにたちあがろう!
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