新事実に基づき労働委員会
JR設立委員長(斉藤英四郎経団連会長)が
不採用基準の策定を指示していた
――2015年6月、最高裁が不当労働行為を認定――
JRに国鉄1047名解雇の責任あり
労働委員会は団体交渉開催の決定を!
JR設立委員長(斉藤英四郎経団連会長)が
不採用基準の策定を指示していた
――2015年6月、最高裁が不当労働行為を認定――
JRに国鉄1047名解雇の責任あり
労働委員会は団体交渉開催の決定を!
この名簿不記載基準の作成を指示したのは、新会社(JR)設立委員長である斎藤英四郎(慶田連会長)です。国鉄総裁室長(当時)で、後にJR西日本会長となった井手正敬が語っています。1987年2月12日の第3回JR設立委員会は、この不記載基準を正式に決定しました。国鉄改革法23条5項は、職員の採用について「JR設立委員の行為はJRの行為」と規定されています。
不当解雇の法的責任はJR東日本にあります。しかし、JR東日本は団体交渉の申し入れを拒否したため、現在、中央労働委員会に救済命令を求めています。この署名は央労働委員会あて、解雇撤回・JR採用に向けて団体交渉に応じる救済命令を出すよう要請する署名です。全国の皆さん、ご協力をお願いいたします。
「最高裁決定に基づき団体交渉の開催・JR採用の決定を」
解雇撤回署名
中央労働委員会に提出します
ご協力お願いします
解雇撤回署名
中央労働委員会に提出します
ご協力お願いします
〝解雇撤回まで闘い抜く〟
全国の皆さん、中労委あて署名にご協力を
全国の皆さん、中労委あて署名にご協力を
高石正博さん(動労千葉争議団)
中村仁さん(動労千葉争議団・右)
動労千葉と1047名解雇撤回闘争を支援頂いてるみなさん。物販などへのご協力ありがとうございます。
私たち動労千葉が、1047解雇撤回闘争で勝ち取り切り開いたJR不採用にあたっての最高裁の「不採用基準そのものが不当労働行為である」の確定判決は、分厚い壁をこじ開けたものでした。ところが不当労働行為の法的責任者のJR東日本は自分の責任を断じて語らず、団体交渉を拒否し続けています。
私たちは、JR東日本の団交拒否に対して千葉県労働委員会への申し立てを行いました。しかし県労委は「当委員会としては最高裁判決に反する命令はできない」と言って審理を拒否し、労働委員会の責務を放棄しました。同じく県労委審理拒否に対する裁判でも、千葉地裁は「中労委で争える」と真実から逃げ、門前払いにしたのです。
どんなに道が険しくとも、国鉄分割・民営化=国家的不当労働行為の真実は消せません。必ず真実を認めさせ、解雇を撤回させJR復帰をかちとります。皆さん、中央労働委員会あて署名へのご協力をお願いします。
小玉忠憲さん(秋田)
動労総連合1047協議会
本年はあらゆる意味で勝負どころ だと考えます。国 鉄1047名解雇撤回闘争に今年こそ勝利の決着をつけようではありませんか。
労働委員会の闘いは中央労働委員会に移行し、千葉県労働委員会の審理拒否をめぐる行政訴訟も東京高裁での控訴審となり、二正面の闘いとなります。
とりわけ中央労働委員会における闘いは現在、①動労西日本・元木さん不当解雇との闘い、②動労新潟・八代さん不当解雇との闘い、③動労神奈川・時廣さん不当解雇との闘いが不屈に継続されています。
ここに④動労東京・八潮支部の申し立てが加わり、⑤さらに動労千葉争議団・動労総連合の「JR不採用・解雇はJRによる不当労働行為と確定した事実」を 突きつけ、「JRは団交に応じろ!」という闘いが開始されるのです。
動労総連合1047協議会は、その先頭で闘いますので、全国のみなさまの御 協力をよろしくお願いします。
成田昭雄さん(北海道)
動労総連合1047協議会
国鉄分割・民営化が強行されたとき、私は、仲間の泣く顔を見たくない、子ども達につらい思いさせたくない、交通弱者を作りたくない、鉄道を利用する北海道の人たちを交通弱者にしてはいけないという気持ちがありました。
国鉄分割・民営化は、国民をだまして、経営者や政治家のために新自由主義的立場でやったものです。嘘八百で赤字を作った人間が赤字を理由に国民の責任にした。この矛盾は絶対に許せない。俺達は何十年も言ってきたたことは間違いじゃないと確信を持っています。
動労千葉の中野前委員長が「あなたたちがいるから動労千葉は闘いに専念できるんだって」と言ってくれた。私たちは2010年の政治和解を蹴っ飛ばしました。解雇撤回がまったくない。不当労働行為への謝罪もない。あんな和解はない。
あらためて被解雇者の立場で北海道に帰って、労働組合の原点に立って闘おうと動労総連合・北海道をつくった。分割・民営化は間違っていたと訴えたい。
羽廣憲さん(九州)
動労総連合1047協議会
2010年の政治和解では、これまでの人間関係、家族も巻き込んで和解を飲ませるオルグが繰り広げられました。九州では私と石崎さんが和解拒否を決断して国鉄闘争全国運動に合流しました。
労働運動の根本的な危機にどう立ち向かっていくか。悩みましたが「解雇撤回・原職復帰」を目指して闘うための団結が必要だと考え、動労総連合・九州の結成を決断しました。
JR九州は株式上場(完全民営化)に踏み込み、107本減便や駅無人化、車掌業務の非正規職化、検査・修繕部門の外注化・非正規職化などを全面的に展開しています。そういうことに現場から声を挙げていくことが重要です。
新幹線の建設、無人運転導入の試験強硬などが焦点です。利益を最優先にして鉄道業務を放棄し、安全と地域社会を破壊するJR資本に対して、労働組合が先頭に立って闘います。
これからも労働者として全力で闘い続けていきたいと思います。
署名用紙へのリンク