2020年2月27日木曜日

外注化阻止ニュース 第468号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka468.pdf 

木更津支部長の処分撤回へ
労働組合破壊を許すな
動労千葉に加入し共に闘おう

 
 JR千葉支社は2月15日、動労千葉の木更津支部長に対し、賃金半日分の減給、JR千葉鉄道サービス(CTS)への3月1日付の強制出向の処分を行いました。
 処分の理由は職場内で発生した社員間のほんの些細なトラブルであり、処分にも値しない問題です。明らかに支部長を狙い撃ちした職場外しであり、労働組合への組織破壊攻撃です。
 直ちに行われた団体交渉で会社は「出向は処分ではない」「今回の件とは関係ない」と言い逃れしました。ならばなぜ運転士を強制出向する必要があるのか?
 会社は「出向は本人のためのステップアップだ」と回答しました。40年の経験がある運転士を乗務から降ろすことがなぜステップアップなのでしょうか。
 発端となったトラブルは、通報されて来た警察官でさえ事情を聞いてあきれて帰ったものです。暴力行為と呼べるような問題は一切ありません。これを処分に利用することはまったく卑劣です。
 結局、労働組合の職場の中心である支部長を職場から追い出すことが目的なのです。会社は 東労組解体に乗り出し「今後は社友会を通して 施策を進める」と宣言しました。今回の件も動 労千葉の組織破壊に利用したのです。
 動労千葉は処分に負けるような労働組合ではありません。仲間を守るために最後まで闘います。それが労働組合です。

動労千葉は断固反撃に立ちます

 会社は、「運転士」「車掌」職名廃止や、鉄道業務を丸ごと外注化する攻撃をかけようとしています。これは矛盾に満ちた施策です。だからこそ労働組合を職場から一掃して、職場の声を抑え込もうとしているのです。
 黙っていれば会社の思うままです。しかし職場から声をあげて団結して反撃にたてば状況を変えることはできます。
 動労千葉は、断固として不当処分と闘います。動労千葉に加入して共にジョブローテーションー運転士・車掌の職名廃止反対、外注化粉砕の声をあげよう。

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