2020年2月28日金曜日

闘いなくして安全なし No.249

https://doro-chiba.org/ga/tn249.pdf


木更津支部長への不当処分
絶対に許さない!

2・20緊急行動に多くの仲間が結集

 2月15日、千葉支社は木更津支部長に、平均賃金1日分の2分の1の減給及び千葉鉄道サービス(CTS)への3月1日付の強制出向処分を通知しました。動労千葉はこの不当処分に対し、2月20日に緊急抗議行動を行い、多くの組合員や地域の仲間が結集しました。

強制出向が「ステップアップ」?!

 同日行われた団体交渉で、会社は処分の理由もまともに説明できませんでした。「出向は処分ではない」「今回の件とは関係ない」と言い逃れようとしました。
 それならば、なぜ運転士を清掃職場に強制出向する必要があるのか? 労働者を出向させるには「出向4要件」などの条件があります。
 しかし、会社は「任用の基準」「総合的な判断」などと繰り返すばかりで理由の一つも示せませんでした。
 挙句の果てには、「出向は本人のためのステップアップだ」とまで回答したのです。40年近く運転士を続けてきた労働者を、希望から離れた職場に出向させることが「ステップアップ」? ふざけるのもいい加減にしろ!

動労千葉は仲間を守り反撃にたつ!


 そもそも口実にされているのは、職場の些細なトラブルです。処分に値するようなものですらありません。それをことさらに〝重大事〟として扱い、処分に利用するなど卑劣極まりない行為です。断じて許せません!
 結局、この処分は木更津支部の中心である支部長を職場から追い出すためだけのものです。会社はジョブローテーション―運転士・車掌の職名廃止に向けて組合破壊を企んでいます。だから、組合運動の先頭に立ち、職場改善のために闘っている支部長を追い出すために今回の件を利用したのです。動労千葉の組織破壊に利用しようとしたのです。
 動労千葉は、「われわれは、処分に負けるような組合ではない。不当処分は絶対に許さない。仲間を守るために最後まで闘う」と闘いの宣言をあげています。動労千葉とともに、職場からジョブローテーション―運転士・車掌の職名廃止反対の声をあげよう。

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