2011年9月26日月曜日

9月22日スズキ自動車東京支社に抗議行動

JS63

 9月22日昼、動労千葉と全国労組交流センターの呼びかけで東京・四谷にあるスズキ自動車東京支社に抗議行動を闘いました。動労千葉を先頭に東京西部ユニオン、なんぶユニオン、東京交流センター女性部、全学連、婦人民主クラブなど約30人が怒りのこぶしをたたきつけました。
 現在、インドの乗用車市場シェアの50%を握っているスズキ自動車は、インド人労働者を月7000~8000円という低賃金で奴隷労働を強いています。
 マルチ・スズキ自動車工場の労働者(正規職1000人、非正規職1500人)は、闘わない御用労組から分離独立し、自分たちでMSEU(マルチ・スズキ従業員労働組合)を組織するために6月4日から13日間のストライキに入りました。しかし、会社側は弾圧を強め、8月29日に2工場をロックアウトし、解雇11人、停職38人! さらに「善行誓約書」なるものにサインしなければ解雇するという暴挙に出てきました。この攻撃を団結して跳ね返すMSEUに連帯し、同じグルガオン工業地域のスズキ工場(2輪車など)の労働者が9月14日から連帯ストに決起! 4輪車と2輪車の全生産をストップさせる大闘争になりました。その攻防の中、18日には労組委員長ら3人が逮捕されたのです(20日釈放!)。
 動労千葉は先日、マルチ・スズキ労働者に連帯声明を送り届けました。今回、「日本であれインドであれ秩序が必要」とうそぶく鈴木修社長あてに、①ロックアウト解除と「善行誓約書」強要の中止②被解雇者・被処分者の職場復帰③告訴状廃棄④正規職化⑤労組認定⑥逮捕弾劾・即時釈放を要求しました。
 不誠実な応対をした東京支社次長に最後は要請書を受け取らせ、怒りをこめて「インドの労働者だけの問題ではない。国際連帯で闘う」と宣言しました。社前ではスズキ労働者にともに闘おうと呼びかけました。

動労千葉を支援する会サイトから転載