11・4労働者集会に根こそぎの結集を!
労働者の国際連帯闘争で新自由主義攻撃と闘おう!
この間、独島(トクト、日本名「竹島」)、釣魚台(日本名「尖閣諸島」)をめぐり「領土問題」で日本と中国、韓国の間で対立が煽られ、排外主義が台頭している。
この問題をめぐっては東京都知事の石原(当時)が「尖閣諸島を都が買い取る」と発言し、大阪市長・橋下は「慰安婦」問題は存在しない旨の発言を行うなど、政治家やマスコミも含めて「日本の領土を守れ」との国益主義・国家主義が煽られている。
帝国主義国家が「領土問題」を持ち出す時、それは領土の再分割をかけた侵略戦争の突破口に他ならない。とくに、国益主義や排外主義は、労働者階級の団結を破壊しようとする支配階級の攻撃だ。
しかし、支配階級が「自国の領土」を叫ぶ時、われわれ労働者階級は同じ立場に立つわけにはいかない。労働者階級がとるべき道は、「戦争に反対し、平和を守るための労働者の闘いに国境は存在しません。新自由主義に反対し、労働者・農民の生存権をかちとる闘いのために国境を廃棄します。国境をのりこえる苛烈な連帯闘争で、労働者・農民が真の主人公となる世の中を作ってゆきます」(2006年の11月労働者集会に参加した民主労総ソウル地域本部代表のあいさつ)との決意にこたえ、労働者の階級的団結で帝国主義打倒の闘いにたちあがることだ。
11・4労働者総決起集会に、職場から根こそぎで決起しよう!
11・3労働者国際連帯集会を成功させ、労働者の国際連帯で新自由主義と闘おう!