6月23日郵政非正規ユニオン第3回定期大会報告!
50名結集で大成功!
郵政非正規ユニオン執行委員 大畠公彦
6月23日郵政非正規ユニオン第3回大会が開催され、50名の結集のもと大成功しました。
大会の成功は合同・一般労働組合全国協議会、全国労働組合交流センター、各労働組合の皆さんのご支援によるものと感謝しています。
第3回大会議案については、齋藤委員長が総括・情勢・方針全般について一括提案を行ないました。総括については、12年度は郵政資本の東京多摩局、晴海局、目黒局を始めとしたユニオン潰しの雇い止め・解雇をめぐる激しい攻防戦として闘い抜かれ、こうした闘いの中でユニオン建設の土台として、鉄の団結が形成されたことが明らかにされました。また東京多摩局の19名雇い止め・解雇撤回の東京都労働委員会闘争について、年内にも判定が予想されるが、ユニオンは原状回復、職場復帰を目指す闘いとして貫くことが明確にされました。
反合・運転保安闘争路線については、新自由主義による合理化攻撃が、コスト削減安全無視の外注化と非正規職化であり、外注化と非正規職(労働)撤廃の闘いを一体のものとして闘うことが重要であることが提起されました。
首都圏13局にユニオンの旗が立つ!
具体的闘いの総括としては、東京多摩局から始まった郵政非正規ユニオン建設が、12年度は東京・関東の13局にユニオンの旗が立ち、二桁の組合員を組織化したこと。その組織化の核心として、毎月2回のユニオン発行のビラ撒きと職場オルグを各地区の仲間と一体で、進めることで組織拡大が成功したことが報告されました。
情勢については、安倍政権の成長戦略の攻撃でもある労働コストの削減、終身雇用制の解体を目的とした解雇自由の「準正社員」化との闘いが重要であることが述べられ、郵政資本の来年4月から導入が目指されている「限定正社員」化攻撃が、安倍政権の「準正社員」化を先取りした攻撃であること。JP労組がその先兵にたって8月長野大会で「限定正社員」化の導入を決めようとしていることが明らかにされました。
8月JP労組大会―「限定正社員」化導入めぐる決戦へ
13年度方針については、9・25反動判決阻止!動労千葉「鉄建公団訴訟」勝利へ4か月決戦と一体で、8月JP労組大会での「限定正社員」化導入を阻止する闘いが決定的であること。「限定正社員」化は、正規の非正規化であると同時に非正規労働者への分断攻撃でもあり、正規職と一体で闘うことの重要性が強調されました。
生きるために非正規労働者は団結し労働組合をつくって闘おう!
最後に13年の最大の課題として、非正規にさせない闘いと同時に、現に存在する2500万とも言われる非正規労働者、とりわけ低賃金と使い捨ての奴隷労働に落とし込められている青年労働者の組織化に全力をあげること。そしてその現実を打開するためには、どんなに困難でも「団結」し、労働組合に自らが参加し「人間らしく生きるために」鉄の団結をもって闘いぬく事が熱烈に訴えられました。以上の議案提起に対して熱烈な討議を行い、全体で確認して大会は終了しました。