2013年7月13日土曜日

7月12日 ワンマン運転反対! 木更津駅情宣

7月12日7時から8時15分にわたって、木更津駅前で久留里線ワンマン運転反対のビラまき情宣。
動労千葉支援する会千葉と地元木更津の仲間8名と動労千葉木更津支部6名が合流し、1時間15分で750枚のビラをまいた。

 

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久留里線ワンマン運転強行から4カ月
地域から反対の声を
列車の遅延・安全無視・運転士への負担増

ワンマンでの運行は実質不可能

 3月16日のダイヤ改正で千葉県内の久留里線にワンマン運転が導入されて約4カ月となります。動労千葉を支援する会は6月23日、実際に久留里線に乗車してみました。
 最初に驚いたのは、ワンマンではなくツーマン(2人乗務)だったことです。運転士とは別に指導員が事実上「車掌」として乗客に対応していました。降車ドアは前方の一カ所しか開かず、指導員は清算のために整理票とお金を受け取るのです。
 乗客が半数以下になる横田駅までツーマンでした。それは事実上、2人乗務でしか対応できないことを示しています。ならば正式にワンマン乗務を廃止し、きちんと車掌を乗せるべきです。
 横田駅以降はワンマン運転です。
 小櫃駅の乗車口とホームの段差に驚きました。小さなお子さんやお年寄りが乗降する場合は特に大変です。祇園駅のホームは細く大人2人が交差するのも危険です。ラッシュ時にはホームから落ちるかもしれません。久留里駅のホームはカーブしていて、2両編成では運転席からは乗客の確認ができません。夜や雨の日はもっと大変です。ワンマン化によって久留里線の安全が脅かされています。

運転士の車掌兼務は無理がある

 横田駅以降ワンマンになった途端に、駅に着くたびに運転士が運転席を離れて反対向きになり車掌として乗客に対応します。整理券と運賃を受け取るだけならまだいいのですが料金清算は大変です。スイカやパスモで乗車してきた客には「清算できない」と証明書を一枚一枚書くのです。大勢いれば、もちろん列車は遅れます。運転するだけでも大変なのに車掌兼務の負担は尋常ではありません。

JRはただちに2人乗務に戻せ

 久留里線のワンマン化は、安全無視や列車の遅延、運転士への負担増、そしてローカル線の切り捨てにつながる重大な問題です。
 JR千葉支社は、久留里線のワンマン運転を直ちにやめてツーマンに戻すべきです。久留里線の利用者のみなさん、地域のみなさんからもぜひ声を上げてください。

ビラへのリンク