2014年5月2日金曜日

日刊動労千葉 第7701号


このままでは鉄道140年の歴史の中で
築いてきた安全が崩壊する!


本日ストライキ突入!
外注化ー強制出向粉砕!反合・運転保安確立へ!


 今日、われわれは、ストライキに起ち上がった。それは、鉄道輸送にとって安全は生命だからだ。プロパー採用の仲間たちを絶対に犠牲にしてはならないからだ。
 採用から1年、JRに出向して交番検査(機能保全)に従事したのはたったの半年だ。こんな短期間で仕業検査に従事させるなどこれまでに全くなかったことだ。
 鉄道が開通して140年。鉄道の歴史は事故との闘いの歴史だった。この長年の歴史と経験の中で列車を運行し、保守するために体系が築き上げられてきたのだ。
 国鉄時代は、仕業検査を担当するまでは10年の経験が必要だった。しかし、JRやCTSは、メンテナンスコストを削減するために業務を外注化し、許せない低賃金で労働者を雇い、キチンとした教育や訓練、経験を積ませずに労働者に車両検査を行わせようとしている。そして何かあればその責任は全て当該労働者に押しつけられ、トカゲのシッポを切るように切り捨てられる。JR北海道の安全崩壊問題で解雇されたのは現場の労働者だけで、管理者は皆のうのうとしているのが現実だ。こんなことを絶対に許してはならない。

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