2016年1月7日木曜日

外注化阻止ニュース 第239号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka239.pdf



ライフサイクル 発令するな!
動労水戸が2波のストライキ

 動労水戸は12月18日と1月4日、ライフサイクル発令粉砕を掲げ2波のストライキを闘いました(写真は1月4日の勝田運輸区前)。
 「ライフサイクルの深度化」中止を求める団体交渉においてJR東日本は駅配転の業務上の必要性を説明できませんでした。さらに「全員が『運輸のプロ』にならなくてもいい」とまで 発言しました。そんな施策を8年間も現場に強制してきたのです。
 ライフサイクル発令に対してストライキを闘った動労水戸組合員の運転士・會澤さんの水郡線営業所運輸科前での訴えを紹介します。

「運転士の仕事をなめるな!」

 おかしいことにはおかしい、と反対の声を上げなければ怒りは伝わりません。
 この会社では、上の決定に支社も現場長も黙って従い、東労組の幹部は労働組合として闘うことすら投げ捨てています。
 誰も反対しないままでは仕事も職場もダメになります。労働者が労働組合として団結して声を上げることが今こそ必要です。
 ライフサイクルが始まるとき、東労組の国鉄採の人たちが「俺たちもかつて運転士になるための条件として民間会社に出向に行ったんだから、お前たちも駅に行くのは仕方ない」と言っていたのを覚えています。
 しかし、ライフサイクルは訳が違います。駅に行けば3年間もハンドルを奪われる。
 運転士の仕事は毎日同じことの繰り返しではありません。経験がものをいう仕事です。3年も乗務しなければ誰だって技術力は落ちます。本当に「運転士の仕事をなめるな!」と言いたいです。
 会社の幹部にとって、運転士の仕事など出世のための「腰かけ」かもしれません。でも、自分の仕事に責任感と誇りを持って真剣に頑張っている運転士もたくさんいます。
 ライフサイクルは今すぐ撤廃すべきです。動労水戸に加入することがライフサイクルを破綻させる力になります。
 職場から闘いを開始しJR東日本7支社すべてのライフサイクル制度を廃止に追い込みましょう。

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