2016年3月3日木曜日

外注化阻止ニュース 第249号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka249.pdf


全労働者の権利 尊重を
CTS 雇用形態の抜本的な改悪

 JR千葉鉄道サービス(CTS)が提案した就業規則の改定は賞与減額や手当廃止など不利益変更が山のようにあります。絶対に実施させてはなりません。


◎スタッフ社員
 契約・パート社員は、スタッフ社員に名称を変更。月給制から時給制になり、定期昇給もなくなる。手待ち時間などをカットし短時間勤務に変更される可能性もある。収入減を補うためにダブルジョブも認める。

◎限定社員試験
 スタッフ社員の雇用は原則4年(例外5年)。それ以上、働くためには限定社員試験に合格しなければならない。不合格は雇い止め。合格すれば働き続けられるが、契約期間以外の労働条件はスタッフ社員と同じで時給制・定昇なし。

◎限定社員は絞り込まれる
 「受験すればみんな限定社員になれるのか」との質問に対して、CTSは「そうは考えていない。その時の雇用の状況しだい」と答えた。

◎限定社員の賞与は契約社員と同程度
 嘱託社員の賞与は現在、社員と同じ月数だが、限定社員への移行に伴い、少なくとも年間40万円程度の減額となる。

◎作業手当の大幅見直し
 深夜帯を含む15時間勤務に従事した場合は、2倍した手当を支給してきたが1勤務に対して手当は1回分の支給となり、月4回の便抜き作業に入る場合、月6000円の減額となる。ポリッシャー作業の手当なども廃止となる。

◎忌引きや災害時

 忌引きについては、現在は有給休暇の扱いだが、限定社員・スタッフ社員は無給休暇に変更。

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