2018年6月21日木曜日

日刊動労千葉 第8471号

国鉄闘争全国運動7・1全国集会に大結集を!

https://doro-chiba.org/nikkan_tag/8471/

JRは解雇を撤回せよ! 団体交渉に応じよ!
今こそ改憲阻止の先頭に国鉄闘争の旗を!
国鉄1047名解雇撤回! 国鉄闘争全国運動7・1全国集会
7月1日(日)13時30分(13時開場)
江戸川区総合文化センター 大ホール

 7月1日、国鉄闘争全国運動の呼びかけで、「国鉄1047名解雇撤回!国鉄闘争全国運動7・1全国集会」が開催される。この集会を新たな国鉄闘争の本格的前進の出発点として、大結集で成功させよう。

すべての真実は明らかになった

 30年以上にわたって国鉄分割・民営化と対決し抜く中、われわれは重大な真実を暴き出してきた。〝当初、採用候補者名簿には動労千葉組合員を含めて載っていた〟〝名簿からの排除を指示したのは葛西職員局次長(現JR東海名誉会長)〟―国鉄職員局補佐だった伊藤嘉道の証言は衝撃的なものだった。
 この証言をきっかけに、東京地裁、高裁、最高裁に不採用の基準そのものが〝不当労働行為意思のもとに策定された〟と明確に認めさせた。その基準の策定を指示したのが、JR設立委員長であった斎藤英四郎であり、87年2月12日の第3回JR設立委員会で正式に決定されたことも暴き出した。さらに、現JR東日本社長の深澤祐二が実際に名簿から外す作業に手を下したことも明らかになった。
 JRに不当労働行為の責任があることが完全に明らかになりながら、会社はわれわれの4度の申入れにも、「当事者ではない」と団交を拒否し続けている。労働委員会のあっせんまで拒否した。5月28日に千葉県労働委員会へ行った団交開催・解雇撤回を求める不当労働行為救済申立ては、会社の不当極まる対応に対し、新たな国鉄闘争を開始する闘いだ。

闘う労働運動を復権しよう

 現在、安倍政権は自らの腐敗を次々に暴かれ、醜い姿をあらわにしながら、2020年新憲法施行―9条解体へ突き進んでいる。「働き方改革」の名のもとに、労働者の権利を根本から破壊する重大な攻撃を開始している。
 だからこそ、われわれは国鉄闘争の新たな闘いを決断した。国鉄分割・民営化が戦後最大の労働運動解体攻撃であり、膨大な労働者が権利を奪われ、非正規職に突き落とされる出発点だったからだ。国鉄分割・民営化反対闘争は、まさに現在の課題そのものだ。
 これは、単に動労千葉組合員だけの問題ではない。最後まで民営化に反対して解雇された1047名の仲間と、全労働者の権利と未来がかかった闘いだ。闘う労働組合を蘇らせ、改憲・戦争を阻止する闘いだ。
 新たな国鉄闘争の本格的発展を全国の仲間とともにかちとろう。千葉県労働委員会署名を集めよう。7・1全国集会に結集しよう。

6/17動労総連合青年部第2回定期大会開催
新体制確立し青年部運動の発展へ闘う


 6月17日、動労総連合青年部は第2回定期大会を開催し、新たな執行体制と闘いの方針を確立した。
大会では、北嶋青年部長(動労千葉)が「僕たちの僕たちにしかできない闘いを拡げて行くことができたらと考えてきた。総連合青年部は、不安や不満を抱える青年労働者の助けになれると思う」と挨拶した。
 その後、討論を経て方針を採択し、會澤新青年部長(動労水戸)をはじめとした新執行体制が確立された。會澤青年部長は新執行部あいさつで、「青年部のみんなと一丸となって活動していきたい」と決意を述べた。
 最後に、會澤青年部長の団結がんばろうで第2回大会は締めくくられた。

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