2018年7月27日金曜日

闘いなくして安全なし No.176

https://doro-chiba.org/ga/tn176.pdf


CTS職場代表選挙―幕張事業所で
動労千葉 関副委員長が代表に選出

 7月上旬から始まったCTS(千葉鉄道サービス)各事業所での職場代表選挙に、動労千葉の組合員が幕張事業所、京葉事業所、津田沼事業所、千葉事業所で立候補しました。
 7月23日には幕張事業所で動労千葉の関道利副委員長の信任投票の開票が行われ、有権者総数229名のうち信任147票で職場代表に選出されました。

労働者の立場にたった代表者を

 JR東日本の深澤新社長は就任にあたって〝グループ会社の再編〟〝JR東日本とグループ会社の役割分担を見直す〟〝乗務員をはじめ勤務制度を変える〟と踏み込んだ発言をしています。
 乗務員勤務制度改悪や、別会社化・転籍を含むグループ会社全体の大再編を行うという宣言です。
 動労千葉が職場代表に立候補したのは、会社が攻撃を構える中だからこそ、労働者の立場に徹底的に立った職場代表が必要だからです。おかしいことに「おかしい!」と誰もが言える職場をつくることが必要だからです。

闘う組合を職場に取り戻そう


 とりわけ、乗務員勤務制度改悪は絶対に認められない提案です。乗務員への激しい労働強化と人員削減をもたらし、乗務員勤務そのものの解体に踏み出すものだからです。JR・グループ会社で働くすべての労働者の権利を奪いつくそうという攻撃だからです。
 就業規則改悪を含むこの提案を、職場代表が何の抵抗もなく受け入れてしまえば、攻撃をさらに加速させることになりかねません。
 JRでの職場代表選挙でも、動労千葉以外の組合員や組合未加入の仲間から動労千葉の候補者に多くの投票がありました。必要なのは、会社の力に依存するのではなく、現場の労働者自身の力で会社施策と闘う組合です。
 現場労働者の日々の仕事抜きには、一本の列車だって走らせることはできません。労働者の団結した力には、現場労働者が職場の本当の主人公になれる職場、定年まで安心して働ける職場をつくる力があります。動労千葉とともに、闘う労働組合を職場に取り戻そう。

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