2013年決戦=国鉄・反原発・星野運動の
前進で安倍政権を打倒しよう!
全国協1千名建設の展望を
前半戦で切り開こう!
1~3月決戦で安倍政権を打倒しよう!
昨年12月に登場した安倍政権は、超反動の右翼政権であり労働者階級の敵です。安倍への怒りは、その施策が明らかになるなかでますますつのり、もはや社会全体をおおいつくすものとなっています。
安倍は人民の支持を得て政権についたのではない。その階級的本質は、労働者階級の決起に恐怖し、それを抑えるものとして登場したのであり、だから、その政策の一切が「大失業と戦争」をもって労働者階級へおそいかかるものとなっている。
安倍政権に対する、労働者階級の回答はひとつです。1~3月決戦で安倍政権を打倒しよう!
ジェコー労組、ショーワ・一般合同労組さいたまユニオンへの反動判決・反動棄却命令を許すな!
1月7日さいたま地裁熊谷支部は、JAM神奈川ジェコー労組の高橋美和、屋代和彦両組合員に対して、原告の訴え(解雇撤回・現職復帰)を棄却する超反動判決を下しました。
判決は、結論のみのわずか10秒たらずのものであり、法廷をうめつくした傍聴人はあぜんとすると同時に「なんだこれは!」として、逃げ去るがごとくの裁判官にむかって「逃げるな!」との怒号を叩きつけた。
記者会見と報告集会では、原告の怒りの表明と武田信義労組委員長の断固たる戦闘宣言をもって、高裁で闘うことを明らかにした。中でも、高橋組合員の「裁判長は、会社側なのかと思い非常に怒りを感じる。こんな判決を認めたら、ますます夜勤を強制されて体調を悪くする女性労働者を増やすことになる。絶対に闘っていく」との訴えは、本裁判闘争の核心をつくものとしてありました。そして、夕方からジェコー社前で「不当判決弾劾!」のビラまきを行った。「われわれは、高裁段階の闘いで、この反動判決をこなごなに粉砕し、逆転勝利をかちとる。今日を期して、JAM神奈川ジェコー労働組合は新たな闘いに入った。」(当日のビラ)
昨年10月18日、中央労働委員会は一般合同労組さいたまユニオンが申し立てたショーワ不当労働行為救済申し立て事件に対して、再審査申し立てを棄却しました。
この申し立ての核心は、派遣労働者の派遣先(ショーワ)との団交を認めよ、との要請です。つまり、現実にショーワは派遣元の労働者を、あたかも自社の「持ち物」であるかのごとくに扱い、欲しいままの搾取をむさぼりとってきた。今回の申し立ては、この事実に踏まえての当然の要請であり、これを「棄却」されたら、派遣労働者は労働者としての権利を完全にうしなうことになる。労働者として、生きていけないということです。ここで争われているのは、労働者の団結権・生存権であり、労働者階級はこの一戦に一切をかけて立ち上がらなければならない。
全国協1千名建設のチャンス到来
全国協は、1千名建設へむけ総力で立ち上がりましょう。関西生コンが3千名建設を目指して猛然と決起しています。現実に、昨年度において1千名を超える組合員を獲得しており、今年に勝負をかけようとしています。関西生コンにできることが、全国協にできないわけがありません。「組合員が本気になって、しかも1人残らず決起する」ことが教訓として出されています。
2013年中に、1千名建設を実現する条件は満ちあふれています。
ひとつは、安倍政権への怒りが渦を巻き、社会全体をおおいつくしています。
この怒りとは、労働者が生きていけない時代が来たということです。雇用の非正規職化・原発事故と再稼働・社会保障の解体・改憲動向の急展開・資本を救済し労働者を踏みにじるあり方の横行と常態化・・の進行は、もはや労働者階級の我慢の限界をこえるものとなっている。
もうひとつは、実際に労働者階級の怒りは自らを闘いへとかりたてるものへと転化しています。
1月冒頭、全国協に2つの電話がありました。郵政非正規ユニオン宛と労働相談で、前者は元旦ビラをもらい、仲間と回し読みをし「ここに書いてある通りのことが起きている」として連絡してきました、後者は退職勧奨へむけてのパワハラの開始に対して団交して闘いたいとの訴えです。
さらには、東京Aユニオンの例が新たな展開を予測させています。昨年結成したB分会で組合員が倍増したことです。職場での闘いの開始が、労働者の心をとらえ一気に拡大に転じています。
6・9国鉄闘争全国運動大集会へ、300名拡大方針を訴えます
全国協事務局として、6・9大集会までに全国300名拡大方針を提起します。内容は、東京100名・関東圏100名・全国100名で、これをバネに年内1000名建設を目指します。
なお、2013年冒頭から、1千名建設実現へむけて「全国協通信」を発行することにしました。よろしくお願いします。