2013年6月29日土曜日

日刊動労千葉 第7529号

市東さんへの農地強奪判決阻止!
7.14三里塚全国集会 

千葉中央公園に全力結集を
◆7月14日 (日)13:00 
◆主催:三里塚芝山連合空港反対同盟 

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いよいよ決戦の時

 6・9国鉄闘争全国運動の集会で反対同盟事務局長の北原さんは、次のように訴えた。
「 三里塚もいよいよ決戦の時を迎えた。身が震えます。7月29日の判決で千葉地裁は市東さんの農地を奪おうとしている。こんなことを許しておいて日本に未来はありません。三里塚は今まで多くの犠牲を出して来ましたが、この闘いこそが今の日本の行く末・将来を決める大事な役割を担っていると考えています。
 戦争に向かう時代でいいのか、それを問うのが三里塚です。労働者と農民が一体となれば政治は変えられます。皆さんが7・14集会へ結集されんことを心から訴えます」。
この反対同盟の訴えに応え、千葉中央公園に全力で結集しよう!

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2013年6月28日金曜日

日刊動労千葉 第7528号

1・1箇月の超低額回答弾劾!
貨物会社は再回答しろ

日貨労の裏切り妥結許すな!

貨物会社回答

1、基準額は、基準内賃金の1・1箇月分とする。
2、支給日は、7月10日。
3、55歳に到達した社員の取り扱いは、従前どおり。

 貨物会社は、6月26日、2013年度夏季手当について「1・1箇月」という超低額回答を強行した。この超低額回答を怒りをこめて弾劾する。
 さらに日貨労は、この超低額回答をその場で受け容れ妥結した。この超低額回答を容認した日貨労を弾劾する。

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2013年6月27日木曜日

外注化阻止ニュース 第76号

外注化阻止ニュース第76号

 

JRは契約を開示せよ
JRがすべて段取り、CTSは人の配置だけ

7月3日、東京地裁で強制出向無効確認の訴訟

 東京地裁で7月3日、外注化に伴う強制出向の無効を求める裁判が行われます。3回目の裁判です。焦点は〈請負契約の開示〉です。
 JRは、下請会社にJRが直接指示するという明白な偽装請負についても「契約上問題ない」と主張しています。ならば〈その契約内容を明らかにせよ〉ということです。
 仕業・構内業務は、JRの管理者が交番検査や仕業検査などを列車の運行計画から拾い出し、それに伴って列車の清掃や出入区に伴う転線のデータを拾い出す。それを計画担当に渡して翌日の仕業・構内での業務を「指示書兼発注書」に記入します。
 この指示書兼発注書を、JR監督員がCTSの作業責任者に渡し、CTS作業責任が受け取り印を押した段階で「発注・受注」が完了します。
 その後、CTSの作業責任者は、作業担当者の担務を「指示書」に記入し、コピーした「指示書」を各作業責任者に配布します。
 しかし実際には、この一連の流れの中でCTSが行っているのはJR監督員から受け取った指示書兼発注書に「指示書」の判子を押し、それを担当者に配布するだけなのです。

典型的な偽装請負

 実際に、仕業・構内の具体的な作業の中身をつくっているのはJRです。厚生労働省告示37号では「発注者が作業の内容、順序、方法等に関して文書等で詳細に指示し、そのとおりに請負事業主が作業を行っている場合……偽装請負と判断される」と明確に規定しています。
 前回の裁判でJR側はその契約内容を明らかにすることを頑なに拒否しました。労働者を強制出向までして働かせておきながら、契約内容さえも明らかにできない。ふざけた対応です。激しい追及によって裁判長は次の裁判において契約書の開示を検討させました。その回答が7月3日です。
 外注化は百パーセント偽装請負です。契約書を開示させ、すべての外注業務をJRに戻させよう!

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三里塚 署名ニュース第2号を発行

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 少し遅くなりましたが、一昨日、緊急3万人署名ニュースの第2号を発行しました。
第1回目の一斉行動以降の取り組みや、各地・各団体から寄せられてくる署名の取り組みの一端を紹介しています。昨日おこなわれた2回目の一斉行動に踏まえ、近々に第3号を発行します。
署名の取り組みを進めていただくために、ぜひご参照・ご活用下さい。

署名ニュース第2号へのリンク

三里塚芝山連合空港反対同盟サイトから転載

2013年6月26日水曜日

日刊動労千葉 第7527号

7・3出向命令無効確認請求訴訟に全力で結集を!

JRが全ての段取りを行い、CTSは人を配置するだけ!
ストライキを「不測の事態」と称して争議権を否定!
これこそ偽装請負の典型だ!

 7月3日、14時から、東京地裁・527号法廷において、「出向命令無効確認請求訴訟」の第3回弁論が行われる。出向させられている組合員を含めて、全支部から全力で結集しよう!

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久留里線ワンマン化反対 6.23現地調査

6月23日、木更津支援する会(準)、ちば支援する会の合同で「久留里線ワンマン運転反対!」の切実さを肌で感ずるため、総勢11名で現地調査を行いました。
本当に「百聞は一見にしかず」でした。

私たちの現地調査は、乗客のあまり多くない日曜日の昼時でした。それでも、この運転をワンマン化するなど、現場の状況を完全に無視したとんでもない施策であることを強く感じました。

ちば支援する会
事務局

2013年6月25日火曜日

動労水戸 JR水戸支社、再びK544運用を計画

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原発再稼働と帰還強制にJRは加担するのか

 みなさん!動労水戸のストライキと職場の仲間の怒りで使用停止になり、一昨年から勝田車両センターに留置されているK544編成が再運用されようとしています。会社は内部被曝の危険についてなんら回答もせず、放射能対策もないままで7月16日に交検を行い、17日入場整備、18日に郡山工場への移送を強行しようとしています。この暴挙が発覚することを恐れた会社は、わが組合に計画を通知しませんでした。委託業務に携わるMTS労働者にも一切知らされていません。労働者の命と安全を何だと思っているのか!会社による被曝労働の強制を私たちは絶対に許しません。こうした暴挙を黙認する他労組幹部も同罪です。K544の交検・移送を阻止し、内部被曝から労働者・住民を守りましょう。常磐線竜田延伸で、高線量地帯への帰還と補償と命の切り捨てを進める国とJRに対し、組合を越え鉄道労働者の誇りと使命にかけて団結し対決しよう!

団交でも説明できない会社の「安全の根拠」

 6月12日、私たちはは職場における放射能問題をめぐり水戸支社と団交を行いました。
 この場で会社が「安全の根拠」として用いたのは、経産省の「年間20ミリシーベルトの基準について」という資料です。この資料では「広島・長崎の原爆被爆者の疫学調査の結果からは、100mSv以下の被ばくによる発がんリスクは他の要因による影響によって隠れてしまうほど小さいとされています」と放射能の害を過小評価し「チェルノブイリ事故における避難措置等は過度に厳しいものだった」「強制的な移住により、移住先での住環境や人間関係等に適応できず、精神的なストレスを引き起こすケースが多かった」などと主張しています。原発事故に際して、自らの責任で避難や放射能対策の強化を通して労働者や住民を守るという考え方は皆無です。そもそも原発政策を進めてきた経産省の言うことが信用できるでしょうか? 会社は都合のいい「基準」を謳う資料を持ち出しつつ、答えに詰まれば「国(経産省)が安全と言っている」「わが社に専門知識を持つ人間はいないので」と逃げることに終始しました。自らの責任で社員や旅客を守るという気概すらありません。

放射性物質の管理も労働者の安全も投げ捨てる

 今回の団交では、昨年夏の大子でのラジエータ清掃後の「溜めマスの汚泥」の行方についても会社を追及しました。会社は「汚泥そのものの線量は測らず、空間線量だけを測った。産廃業者に引き取らせるには乾燥させる必要があるので内原に運んだ」と回答。とんでもない話です。そもそも1㌔当たり8000ベクレルを超える物質は「放射性廃棄物」として厳重に管理・処理しなければなりません。汚泥の線量を測らなかったのは、仮に8000ベクレルを超える汚泥という事実が発覚すれば大変な問題になることを恐れたからに他なりません。「隠ぺい」以外の何物でもありません。
 同様に、組合が要求している「水郡線沿線の線量測定」「車両・構内の線量測定」も「避難区域になっていないから測定はしない」と逃げの回答に終始。車両のホコリを浴びた組合員が体調を崩した事実についても、「病院に行ってもらったのでそれ以上のことはしない。原因の究明も必要ない」との回答。被曝労働で何が起ころうとも、会社は一切責任を取らないということです。こんなことを許せるはずはありません。

被曝強制し強行突破図るJRとの全面対決を

 放射能問題に対して労働者と旅客の命を守るという公共交通機関としての責任をJRは投げ捨てています。K544の運用強行は、「新安全基準」の下で原発の再稼働を狙う動き、常磐線竜田延伸で避難区域再編と補償切り捨て、避難者へ帰還を強制することと一体で進められています。国や電力会社の「放射能は問題ない」「避難者は故郷に帰れ」という施策を、JRは労働者に被曝を強制するという形で協力しようとしています。事故から2年、福島では甲状腺ガンが増加し、生物の異常も報告されています。「住民の帰還を進めるため」として行われている除染作業も、効果が上がらない中で無防備な被曝労働が行われている一方、下請け業務による労働者のピンハネが横行し、ゼネコンだけが儲かるという構造になっています。このような現実から目をそらせ、原発事故を居直り、被曝の影響を無視し続ける国と電力会社。そして、そのお先棒を担ぐJR。経済産業委員会所属の自民党・高市早苗が「原発事故で死んだ人はいない」と発言したように、政府にも企業にも責任感のかけらもありません。政府と同じく職場の声と放射能汚染の現実を無視して「強行突破」を図るJRを私たちは絶対に許しません。
 3・11原発事故以降、私たちは放射能の脅威と故郷を奪われた人々の悲しみと怒りに向き合ってきました。鉄道労働者と労働組合としての責任において、被曝労働阻止の闘いをとことん貫こう!命と安全を守るために共にストライキに立ち上がろう!

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2013年6月23日日曜日

日刊動労千葉 第7525号

夏季手当低額回答打破!
大幅賃下げを許さないぞ!

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貨物総決起集会開かれる

 6月20日現在、いまだにJR貨物は、夏季手当について結論が出ていない情況だ。こうしたなか6月17日「夏季手当低額回答打破!貨物総決起集会」が開催されました。

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2013年6月22日土曜日

日刊動労千葉 第7524号

国鉄闘争全国運動
6・9全国集会へのメッセージ

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韓国民主労総ソウル地域本部

 動労千葉の国鉄民営化反対闘争を積極支持します。
 いま韓国でも公共部門の民営化問題が続けざまに起こっています。鉄道のKTX民営化が進められようとしていることに対して鉄道労働者たちも民営化反対闘争を展開しており、民営化の風が電気・ガス・水道などほかの公共部門に拡大して行くだろうというのが韓国労働者たちの考えです。
 民営化が進行すれば、安全性の問題、公共料金の引き上げ、労働者の整理解雇が予想されており、民主労総でもこのような問題を国民に知らせ、ともに行動することを提案する闘争を進めています。
 日本の国鉄民営化は、多くの労働者たちを死に追いやり、数多くの労働者たちが大量失業と非正規職に落としこめられ、現場での労働組合活動をすることが難しい状況にまでなりました。
 しかし、同志たちのやむことのない闘争で勝ち取った、JRに採用されなければならなかった組合員が、使用者側が差別的再雇用という意図的な排除をしたことについての不当性を、裁判でも認定したのなら、当然に原職復帰されなければならないと思います。
 労働組合の原則を守り、新自由主義反対闘争を闘っている動労千葉の同志たちを支持します。
 解雇された労働者たちが、堂々と原職復帰し、労働組合の活動も、現場において活気に満ちる日が来るであろうと考え、民主労総ソウル本部も同志たちの闘争を支持し、多くの組合員たちに知らせ、支持、連帯します。

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会報・国鉄闘争全国運動第37号

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会報・国鉄闘争全国運動第37号(2013年6月16日)が発行されました。

2013年6月21日金曜日

日刊動労千葉 第7523号

第69回定期委員会の成功をかちとろう

 動労千葉は、6月30日、第69回定期委員会を開催する。6・9全国集会は、1800名を、結集し大成功を勝ち取った。全国で外注化・非正規職化に反対す。る闘いが前進し、沖縄や福島など国鉄闘争と連帯して闘う報告がなされた。そして9月25日の鉄建公団訴訟の判決日と10・1外注化阻止へ向けた4ヶ月間の方針が確立された。全国の仲間とともに、10・1計画業務の外注化阻止、貨物の賃下げ攻撃粉砕、組織拡大へ前進しよう。第69回定期委員会で闘いの方針を決定しよう。

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7.3東京地裁前へ大結集を!

7・3裁判

 

7・3強制出向無効確認訴訟
同意・協定なき出向は無効
委託契約の内容を明らかにせよ

東京地裁前へ大結集を!

 東京地裁527法廷で7月3日、動労千葉―動労総連合の強制出向無効確認訴訟が行われます。外注化阻止の重大な法廷闘争です。多くの方の結集を訴えます。
 前回5月8日の裁判では、動労水戸の石井委員長が意見陳述を行い、動労千葉・動労総連合は、民営化や外注化に反対して26年間闘い続け、出向協定を動労千葉は1度も結んでいないことを突き付け、本人の同意も組合との協定もなく、会社が勝手に決められる就業規則だけで労働者を出向に強制することはできないことを明快に述べました。
 さらにJRが発注書兼作業指示書を作成して、それを鉄道サービスに横流ししているだけの偽装請負の実態を追及しました。これに対してJR側は、委託契約に基づき指示しているとしながら、その契約内容については団交の場でも法廷でも明らかにしないというふざけきった態度をとり続けています。
 幕張車両センターにおいては、清掃業務に就いていたエルダー社員を士業・構内業務の見習いに就け、今年10月1日からの計画業務の外注化に向けた攻撃が始まっています。動労千葉幕張支部は直ちに反撃の闘いに立ち、現場組合員の抗議・追及によって見習いについては粉砕しました。動労西日本の赤松副委員長は、5波のストライキを含む闘いによって、外注会社レールテックからJR原職復帰の大きな勝利をかちとっています。
 裁判の場においても、早期結審策動を許さず、JRと司法権力を徹底的に追及し、強制出向粉砕へ闘おう。

第2回署名提出行動へ

 同日13時より、「動労千葉・鉄建公団訴訟、解雇撤回・JR復帰の判決を求めるための東京高等裁判所あて署名」の第2回提出行動を行います。6月19日現在で2万3700筆の署名が寄せられています。第1回提出分1万6958筆から約7千筆が集まりました。1筆でも多く集約して裁判所に迫ります。全国のみなさん、よろしくお願いします。
 動労千葉・鉄建公団訴訟は、前回5月8日の裁判で難波裁判長が結審を強行し、9月25日が判決です。6・29判決を出した白石裁判長は更迭され、右陪臣も青森へ飛ばされる異例の事態の中で、難波裁判長は一切の事実調べを拒否して裁判を終わらせようとしているのです。
 動労千葉と弁護団は、JR設立委員会と国鉄が共謀して不採用基準の策定と名簿作成を行っていたことを示す証拠を提出し、国鉄分割・民営化の真相を暴き、追及しています。9月25日まで3カ月余となりました。全力と尽くして闘います。署名の取り組みとともに裁判・提出行動への参加を訴えます。

ビラへのリンク

◆本部ニュース466号発行!

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2013年6月20日木曜日

日刊動労千葉 第7522号

東労組「業職種限定社員」逆提案
解雇自由に手を貸すな

安倍・成長戦略「民間活力の爆発」は全面的な民営化と雇用破壊・規制緩和

東労組の申し入れ内容

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日刊動労千葉 第7522号へのリンク

外注化阻止ニュース 第75号

外注化阻止ニュース第75号

あわや高圧感電事故
幕張車両センター交番検査で

これが動労千葉排除と業務外注化がもたらした安全崩壊の実態

 幕張車両センターで6月7日、あわや高圧感電事故という重大事態が発生しました。
 10年前の感電事故以来、高圧下ではピット作業はしないことになっていました。
 しかし交番検査が大幅に時間延長となり、さらに209系の転線もできない状況を回避するために、通常とは異なり、空ノッチ終了後にセクション「入」の手配が行われ、パンタグラフを上げてメイン抵抗の交換作業を行うという事態が発生したのです。(事態に至る状況については6月11日付け『日刊・動労千葉』を参照して下さい)
 作業手順も勝手に変更し、安全対策も不十分なまま、行ってはならないはずの作業を高圧が生きている状況の中で行ったのです。しかも、助役や技術管理らがいたにもかかわらず誰も止めようとしなかったのです。
 なぜこのような事態が起きるのか。
 何よりも、動労千葉をはじめとしたベテラン労働者を交番検査から排除したため、安全を守るという考え方そのものがなくなってしまったからです。
 会社は「平成採だけで作業できる」と言って動労千葉やベテランを排除し、ほとんどを外注化で出向に追いやりました。さらに、その前段では幕張支部の役員を次々と強制配転しました。
 ベテランがしっかり配置され、その中で平成採に対して安全に対する考え方が伝えられていれば、今回のような事態は発生していないのです。さらに、業務外注化が行われていなければ、CTS側の作業に左右されることもなかったはずです。
 すべては、動労千葉に対する組織破壊と不当労働行為、そして業務外注化が根本的な原因であることは明白です。

反合理化・運転保安の闘い

 今回は、感電事故には至らず事なきを得ましたが、安全に関する考え方自体がJRによって崩壊させられている状況の中で、あらためて動労千葉の反合・運転保安闘争のもっている位置が重要になっています。動労千葉に結集してともに闘おう!

ニュースへのリンク

動労千葉を支援する会ニュース261号

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動労千葉を支援する会ニュース261号へのリンク

◆本部ニュース465号発行!

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↑この画像をクリックすることで、本部ニュース第465号のページへジャンプすることができます。

2013年6月19日水曜日

「共に闘う国労の会」会報No.36

「共に闘う国労の会」会報No.36 (2013年6月17日)が発行されました。

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「共に闘う国労の会」会報へのリンク

2013年6月18日火曜日

500名で大間原発反対現地デモ!

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6月15~16日の二日間、大間原発直近で「大MAGROCK」が開かれ、16日にはなんと500名の参加で集会と町内デモが行われました。また、広島長崎反戦反核闘争全国統一実行委の主催で15日には六ヶ所核燃サイクル施設や建設中の核廃棄物中間貯蔵施設などへの抗議行動が行われました。写真速報です。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2013年6月15日土曜日

日刊動労千葉 第7521号

解雇撤回、外注化阻止・非正規職撤廃へ
6・9全国集会に1800名が結集!

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 6月9日、東京・文京シビックホールに全国から1800名が結集し、国鉄闘争全国運動の全国集会が意気高くかちとられた。

日刊動労千葉 第7521号へのリンク

2013年6月13日ILWUへのロックアウトやめろ!丸紅本社申し入れ行動

首相官邸前金曜行動、6.14も元気よく!

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梅雨が上がりきらない中でしたが、金曜行動に出発。
経産業省前テントひろばはいつものように賑わっていました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

◆本部ニュース464号発行!

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↑この画像をクリックすることで、本部ニュース第464号のページへジャンプすることができます。

2013年6月14日金曜日

日刊動労千葉 第7520号

京葉線-ドア開扉のまま100km/h運転問題
検査派出への出動要請も行わず、
運行優先で故障列車を運転

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西船橋~東京間、往復48kmもドア開扉のまま運行
「組合の指摘は受け止める」と言わざるを得ない状況

5月24日、JR千葉支社において、京葉線においてドア開扉のまま100km/hで列車を運行した事態に関する団体交渉が行われた。

日刊動労千葉 第7520号へのリンク

2013年6月13日木曜日

日刊動労千葉 第7519号

あわや高圧感電の重大事態が発生!
-幕張車両センター交番検査において-

作業終了前にセクション「入」、パンタグラフを上げて抵抗の交換作業を実施
これが、動労千葉排除と業務外注化がもたらした安全崩壊の実態だ!

 6月7日、幕張車両センターにおいて、あわや高圧(1500ボルト)感電事故になりかねない重大事態が発生した。

日刊動労千葉 第7519号

外注化阻止ニュース 第74号

外注化阻止ニュース第74号

 

動労千葉幕張支部青年部のアピール
動労千葉に入って闘おう

6月7日付け「日刊・動労千葉」の〈座談会・外注化と闘う青年部〉を紹介します。

外注化は団結を破壊する

内山 10・1外注化強行後、CTSに行かされた若い人は前よりこそこそしてる。出世というか、CTSの中でよく思われて自分だけでもJRに戻りたいみたいな雰囲気がある。
渡辺 口では外注化反対っていっても会社の言うことばっかり聞いてると、自分だけ戻ろうとしているのかとも思う。そういうやりとりは遠くから見ていてもわかる。
内山 明らかに会社側がおかしい時に何も言わないっていうのは、自分で自分の首を絞めているようなものなのに。
木科 現場がステップアップの場にされてるんじゃないか。支社とか指令、あわよくば本社に行くための。幕張が外注化されたとしても、自分が上にいければいいみたいな。個人の出世とか金とかいう方向にむかされる。
渡辺 今のJRに残っている若手からも、CTSにいった人もいるけど自分たちは残っているからいいやというのを感じる。
木科 CTSのプロパーの人は本当はJR採用で構内運転士になるべき人。それが賃金も抑制されている。それでも自分がよければみたいになっている。プロパーが入ってきて自分が戻れるなら何も問題ないってね。
渡辺 それじゃ外注化自体はそのまま。そことの闘いを俺らはやっていると思う。
内山 JRに残ってハンドル持っている人で、CTSに希望出している人がいる。会社のためって。会社が良く見てくれると思うのかもしれないけど、実際はいいなりになれば上手くいくってことはない。そういうのは、この間の会社の動きを見てれば分かると思う。

皆の為に闘うのが組合

渡辺 昇進でも結局競争させられている。全員が所長や副所長、助役になったら現場の人がいなくなっちゃう。俺は、この会社で定年まで勤められればいい。給料は確かに上がってほしい。でも、それは昇進であがるより、全員が均等にあがってくれればと思っている。
内山 俺は別に昇進したいと思わない。お金はほしいけど。現場での実力ある人が昇進してないで、実力ない人が上にいってる。試験とかじゃなくて、現場が認める人が上にいってもいいんじゃないか。あの人は凄いって、現場からもっと声をだしていくとか。
木科 昇進試験もちゃんと受けて、組合差別があるならそれと闘って、動労千葉も受かるってのを見せたほうがいいんじゃないか。
渡辺 昇進にこだわるより、JRで定年までいられることにこだわりたい。全員が例えば一万円の賃上げを要求をすればいい。そうすれば会社だって上げざるをえない。現状は一律賃上げをやってるのはうちだけ。他がやらないから、自分だけ昇進すればってなる。でも、それで全員の賃金が上がるわけじゃない。労働組合なら会社と結託するんじゃなくて、全員の賃金を上げるようにするべきだ。

外注化を撤回させよう

木科 若い人が一番不安がるのは、動労千葉だと昇進できないんじゃないかってこと。動労千葉のいうことは良く分かるって奴はいるし、組合費もそう変わらない。やっぱり一番のネックはそこじゃないか。現状で昇進制度があって、俺たちは組織拡大をしなきゃいけない。その壁になっているのは、昇進の問題だと思う。
内山 やっぱり、外注化自体をやめさせないと。いずれはJRに戻れなくて、転籍にされていくかもしれない。JRに戻っても、外注化されたままじゃ俺たちの仕事がない。
木科 たぶん俺たちの言ってることをみんな理解はしてる。ただ会社に逆らうこと自体がNGだと思ってる。
内山 半々だと思う。外注化賛成っていってる人もいる。会社のためにはこうしたほうがいいんだよって。
木科 会社側の立場にたって考えちゃうからだよね。あんたが経営者なら分かるけど、そうじゃないだろうと。
内山 働いている人の為に考えてほしい。自分たちの子どもだって入るかもしれない。ここで潰しとかないともっと厳しくなる。正社員なんていなくなっちゃう。仕事だって、発注書とか作業指示書とかないと出来なくて、でロスが大きい。
渡辺 入出区なんか特にね。乱れていると、携帯で連絡したりしている。
内山 やっぱり勉強会したほうがいい。なんで外注化に反対するのかとか、なんでこんなことになるのかとか。若い人の意識を変えないと。動労千葉の組織拡大して、外注化を撤回させるためにも。
木科 動労千葉が他と違うのは仲間は絶対に守るってこと。誰かがミスって首といわれた時、他労組じゃおかしいって言うと会社ににらまれるから言えない。ミスした奴が悪いってなっちゃう。動労千葉は仲間を守って闘う。東労組でダメだと思ったら、いつでも動労千葉に来て下さい。

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2013年6月12日水曜日

日刊動労千葉 第7518号

JR貨物 夏季手当の超低額回答を許さないぞ!

 6月6日、JR貨物と夏季手当に関する団体交渉が行われた。

 超低額を公言
 会社側は現時点での考え方として「平成24年度は4億円の黒字を計上することができた。しかし、鉄道部門は赤字が増大し関連事業で穴埋めしている。貨物物件の減少、開発用地の減等、もう限界がきている。鉄道部門の黒字化が求められているが、国内物流の減、コスト削減も限界である。今年度は鉄道部門の収支改善が大使命である。厳しい状況だ。したがって現段階では、平成13年度、14年度(注・2001、02年度に年間3・0箇月、各期1・5箇月に切り下げられた)を切り込まざるを得ない」と、超低額の回答を事前に公言している。

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ぺーエックス労働委闘争完全勝利!

この勝利を武器に組織拡大へ!

東京西部ユニオン書記長 大西文夫

130603_4peex1-200x112  5月23日、東京都労働委員会は「杉橋(副委員長)に対する再雇用拒否は不当労働行為である、2009年12月1日から再雇用したものとして取扱い、職場復帰までの間の賃金相当額を支払え」、「(再雇用拒否後の)雇用関係がないことを理由とした団体交渉拒否は、正当な理由がない」という完全勝利の命令書を交付しました。

都労委に申し立て

 2009年11月30日に定年を迎えた西部ユニオン副委員長の杉橋さんに対し、稲城市の産廃会社ペエックスは、2007年10月のビラの社内での配布を就業規則違反として譴責処分とし、翌2008年3月に再雇用の嘱託規定を改正し「過去3年に懲戒処分受けてない者」を加え、これを適用し、2009年11月30日定年後の再雇用を拒否し、その後の3度にわたる団交申し入れに対しても「雇用関係にない」として拒否して来たことにたいし、不当労働行為は許さないと、労働委員会に申し立て争ってきました。

勝利の判断かちとる

 命令における労働委員会の判断は、譴責処分は正当な組合活動であるビラ配布を規制したもの。正門前のビラ配布禁止の就業規則改正の会社の意図は危険防止のためでなく、ビラ配布の規制である。そして嘱託規定の改定では、「会社は少なくとも杉橋だけが嘱託規定の改正によって、再雇用されなくなることは認識していたものであり、同人の譴責処分後に追加された規定を適用して同人を再雇用しないことの相当性に疑問を持たなかったことは不自然といえる」
 さらに05年の自治労公共サービス労組時の解雇問題で杉橋さんに問題があるかのように評価したり、同僚に組合勧誘をしたことを、同僚との和を乱したと会社が評価したことなどを考えれば、会社は、一貫してその活動を嫌悪していたものとみることができる。
 よって「以上の点を総合的に勘案すれば、杉橋に譴責処分歴があることは口実にすぎず、同人の再雇用を拒否した会社の真の意図は、同人の組合活動を嫌い、唯一の組合員である同人を会社外に排除するためであったとみざるを得ず、それは同人に対する不利益取扱いに当たるとともに、社内から組合の影響力を排除しようとした支配介入にも当たる。」というまともな、完全勝利の判断でした。

やったー! 団結の勝利です

 組合の団結した力がもぎりとった、団結の勝利そのものです。さらに公共事業の外注会社での11年にわたる闘いにおける、民営化攻撃、自治労解体攻撃の中で、民間会社で奮闘して得た貴重な勝利であり、鈴コン分会田口さんの定年口実にした不当な雇い止め解雇の撤回闘争にとっても大きな勝利です。
 団結して闘えば勝てる、ということが証明されました。
 この勝利を武器に、国鉄闘争4カ月決戦(~9・25鉄建公団訴訟控訴審判決)
を全力で闘い、なんとしても組織拡大を実現しましょう!

合同・一般労組全国協議会サイトから転載

DC通信No.176 2013/6/10

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トルコの国際労働者連帯協会(UID-DER)からのメッセージです。

Dear friends of Doro-Chiba,
動労千葉の仲間のみなさん、

Thanks for your solidarity message. As you are following, there are
anti-government demonstrations being held everyday in many cities,
Istanbul, Ankara and Izmir in particular. In Istanbul demonstrations
have spread over many neighbourhoods. Overall, hundreds of thousands
have been taking part in the mobilisation.
連帯メッセージありがとうございます。ご指摘のように、反政府のデモンストレーションがイスタンブール、アンカラ、イズミルなど多くの都市で連日展開されています。イスタンブールでは、デモは郊外地にまで拡大し、数十万の民衆が街頭に出ています。

Tens of thousands of public workers joined the strike action announced
by KESKon 5 June. This strike was also supported by D?SK.
数万の公務員労働者が、6月5日にKESKが指令したストライキに参加しました。DISKもこのストライキに合流しています。

It is clear that this wave of mass protests will have a serious impact
in the period ahead.
この大衆的な抗議行動は、巨大なインパクトをもって最後まで闘われるでしょう。

Let’s spread the struggle of the working class across the world to
overthrow capitalism.
資本主義の打倒まで、労働者階級の闘いを世界に拡大するため奮闘しましょう。

In struggle and solidarity,
闘いと連帯の中で、

UID-DER
国際労働者連帯協会(UID-DER)

DC通信へのリンク

◆本部ニュース463号発行!

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2013年6月11日火曜日

2013年6月10日月曜日

速報 6.9国鉄闘争全国運動全国集会 1800名

7・14全国総決起集会

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■日時 7月14日(日)
  12:00~ ライブ
  13:00~ 集会
  15:00~ デモ

■場所 千葉市中央公園
  (千葉市中央区中央1-12-1)

■主催 三里塚芝山連合空反対同盟

ビラへのリンク

◆本部ニュース462号発行!

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2013年6月9日日曜日

日刊動労千葉 第7517号

08年、09年不当家宅捜索国賠訴訟
組合側証人尋問で家宅捜索の不当性を立証!

権力・警視庁公安1課による動労千葉への不当弾圧ーフレームアップを絶対に許さず、闘う労働運動の全国ネットワークをつくりあげよう!

 5月28日と6月3日の両日、東京地裁において、家宅捜索国賠訴訟の証人尋問が行われた。
 5月28日は、13時30分から、東京地裁526号法廷において、「09年不当家宅捜索国賠訴訟」が行われた。
 さらに、6月3日には、14時から、東京地裁615号法廷において、「08年不当家宅捜索国賠訴訟」が行われた。

日刊動労千葉 第7517号へのリンク

市東さんの農地を奪う判決許すな! 緊急3万人署名

 緊急署名の取り組みを各地で進めてもらうために、署名ニュースを発行しました。

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ニュースへのリンク

◆本部ニュース461号発行!

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2013年6月8日土曜日

国鉄闘争全国運動 6.9全国集会へ

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日刊動労千葉 第7516号

青年に訴える ② 幕張支部 青年部
<座談会:外注化と闘う青年部>
動労千葉に入って闘おう

n7516 
外注化は団結を破壊する

日刊動労千葉 第7516号へのリンク

さようなら原発6・2集会と国会大包囲!

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少し遅くなりましたが、6月2日(日)に行われた反原発大行動の写真報告です。東京の芝公園には7500人、明治公園には1万8000人が集まり、首都圏反原発連合の呼びかけた夕方からの「反原発☆国会大包囲」には6万人が合流しました(主催者発表)。原発を推進する安倍を許さないという怒りが渦巻いていました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2013年6月7日金曜日

都営交通24時間運行を阻止しよう!

20130605西東京バスビラ

都営バスの次は西東京バスだ!
労働強化を許すな!
都営交通24時間運行を阻止しよう!

猪瀬都知事が「都バス24」時間化を提唱

 4月17日、安倍首相が議長を務める産業競争力会議は、竹中平蔵(株式会社パソナグループ会長、慶應大学教授)の提案により「国家戦略特区(アベノミクス特区)」と「都営交通24時間運行」を打ち出した。東京都知事・猪瀬直樹も15日、ニューヨークで「都バス24時間化、地下鉄も検討」と発言。さらに猪瀬は、維新の会都議選候補とのポスターで「地下鉄維新」「眠らない東京へ24時間ノンストップ運行」とぶち上げている。竹中自身が17日、「猪瀬知事や大阪の橋下市長とも連絡を取り合って、今日の提案を行った」と述べているように、安倍、猪瀬、橋下、維新の会が一体となって襲いかかってきたことを軽視してはならない。東交(東京交通労働組合)労働者はもちろん、東京の全労働者にとって決定的な決戦が到来したのである。

全面屈服へと走る組合幹部

 世界恐慌下、帝国主義な延命をかけて全反動勢力が密集して東京の地下鉄の一元化=民営化(都営地下鉄を民営化し東京メトロと統合する)に突撃し始めた。これは資本家の徹底したボロ儲けのための全民営化であり、原発と並ぶ鉄道のパッケージ型輸出であり、労働者、労働組合への全面攻撃である。真正面から対決して粉砕しよう。東交幹部をはじめとする労組幹部の中では「できっこない」との声が振りまかれ、東交委員長は早々と「協議には応じる」と表明している。しかし、国鉄分割・民営化の時も、郵政民営化の時も、多くの労組指導部が「できっこない」と称し闘いを構えずに敗北の道を歩んだことを絶対に忘れてはならない。猪瀬自身も認めているように、保守点検などの安全を考えれば、複々線にしない限り「完全な24時間化」は不可能である。それでも猪瀬は「始発を早め、終発を遅くすれば可能」などと、安全を無視することを公言している。大恐慌と3 ・11情勢の中、そこまでしなければ脱落日帝が生き延びられないからである。安全がどんなに崩壊しようが、労働者がどんな目に遭おうが、社会を崩壊させることになろうとも強行する、それがアベノミクスだ。日帝ブルジョアジーは、現在の極限的な労働強化と長時間労働でも飽きたらず、全労働者を24時間働かせる以外にないところに行き着いたのである。
 戦略特区攻撃は、道州制の先取りでもある。猪瀬は、橋下が大阪の公的財産を全部ブルジョアジーに差し出そうとしているのと同じように、東京の資産を資本家連中の好き放題にさせようとしている。それが地下鉄の一元化=民営化であり、「世界一ビジネスのしやすい事業環境をつくる」ということである。

利益優先・安全無視・労働強化

 そもそも東京の地下鉄は老朽化の上に3 ・11大震災でひび割れだらけで、水漏れ・崩落事故が続発している。要点検箇所は都営三田線だけで8百ヵ所、都営浅草線にいたっては3千ヵ所と言われている。「目視」だけの不十分な点検だけでも6月までかかると言われ、現状深夜2時間しかない作業時間で、三田線の補修には20年はかかるという絶望的な状況である。今でさえ補修費用が足りずまともな対策が行われない中で、一元化=民営化によって利益優先・安全無視は極限的に進むことになる。猪瀬が「維持管理費3割削減」を叫んで強行した道路公団の民営化は、笹子トンネル崩落事故という重大事故を引き起こした。東交労働者に過酷で危険な労働を強制するとともに、大事故に直結する「地下鉄24時間化」を東交・都労連、東京の全労働者の怒りで粉砕しよう。
 今こそ動労千葉や動労水戸が切り開いた反合理化・運転保安闘争路線の威力を発揮する時である。11年3 ・11の翌日、当時の都知事・石原は「一番早く動いた」という宣伝のためだけに、トンネル点検も終わっていないにもかかわらず都営地下鉄の運転再開を強行した。当然にも各所で労働者の自発的な運行拒否が起こった。まさに東交労働者の誇りをかけたやむにやまれぬ決起だった。今も人員削減やワンマン化によって事故が頻発し、当局がこれを労働者のせいにしようとすることに現場の怒りが噴き出している。合理化・安全無視との対決-ここに勝利の道がある。攻撃の最大の目的は東交を始めとする労働組合の解体である。猪瀬は6月都議選で日本維持の会と組んで、大阪・橋下と同様の労働組合破壊と雇用破壊、賃金破壊を東京でやろうとしている。

現場から抵抗を広げよう

 猪瀬は年初に、「メトロの賃金を下げて、都営の賃金は下げないから組合は協力を」と述べ、卑劣な分断で東交の屈服を迫った。しかしこの言辞は東交を組み伏せるためのまったくのうそっぱちである。同時にそこには東交・東労連労働者の反乱への恐怖がある。昨秋29分ストに立ち上がった都労連の闘いは猪瀬に底深い恐怖を与えている。大阪でも、大交(大阪交通労組)・大阪市労連執行部の全面屈服をのりこえて、青年を先頭に下からの反乱が猛然と広がり、橋下・維新の会の凋落が始まっている。橋下にひれ伏して自ら解体・敗北の道を歩む大交・市労連幹部の道を拒否しよう。東交でも現場から青年の抵抗が広がっている。今こそ東交・都労連の底力を発揮して、猪瀬打倒に立ち上がろう。闘う労働組合を取り戻そう。
 全国自治体にかけられている安倍首相による7 ・8パーセント賃下げ攻撃に対して、必死で4・26ストライキ情勢を切り開いた全国の自治体労働者とともにストライキで闘おう。この闘いは、国鉄1047名解雇撤回、外注化・非正規職化阻止、被曝労働拒否の国鉄闘争と一体となって闘う時に真に威力を発揮する。実際多くの東交・都労連傘下の労働者や組合が「解雇撤回・JR復帰」10万筆署名に次々と応え始めている。6 ・9大集会に結集し、団結して安倍・猪瀬打倒へともに闘おう。

資本家の「首切り自由」で労働者は地獄だ

 政府の産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)は、竹中平蔵(人材派遣業のパソナグループ会長、慶應義塾大学教授)や長谷川閑史(やすちか・武田薬品工業社長、経済同友会代表幹事)らを筆頭に、「アベノミクス戦略特区」(高度規制改革・税制改革特区)を掲げ、東京・大阪・愛知の3大都市圏などを例に掲げて、官製市場打破、官業の民間開放、政府資産の売り渡しと労働法制改革をぶちあげた。地下鉄の一元化や都営交通(バス・地下鉄)の24時間化、ハローワーク民間開放(東京)、法人税大幅引き下げ、公設民営学校の解禁、上下水道・地下鉄などの統合・運営民営化(大阪)や労働時間規制緩和(未来型雇用特区)、農業拠点特区、医療ツーリズムなど、その具体例は全面的だ。「世界一ビジネスのしやすい事業環境を先行して実現する」と称し、「雇用制度など全国展開できない場合は特区で先行する」と公言している。憲法と現行法体系すら踏みにじり、資本家にとって天国、労働者にとっては地獄となる社会への大転換を狙っている。雇用制度、労働条件などは、国際先端テストを行って最も低い最先端基準に合わせ、必要な規制制度改革を早急に実施するという。まさに首切り自由であり、最低賃金制すら解体される。「24時間眠らない街」(猪瀬直樹東京都知事)と称して、労働者は24時間、死ぬまで働かされることになる。
 こんな新自由主義政策がまかり通ったら労働者は生きていけない。都営交通の24時間運行を絶対阻止し、労働者の団結で安全運行を確保しよう。
 国鉄1047名解雇撤回、外注化・非正規職化阻止の闘いは、われわれの闘いと一体だ。6 ・9集会に結集を!

24時間化で命を削られるのは、われわれ労働者だ!

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2013年6月6日木曜日

日刊動労千葉 第7515号

n7515

動労千葉を支えるOB会へ
動労千葉OB会第26回総会開催

 梅雨間近を告げるような曇り空で、少し蒸し暑さを感じた5月26日、DC会館において第26回動労千葉OB会総会が開催されました。一時間位前から一人、また一人とOBの方がDC会館の階段を上ってきます。OB、各支部代表含め総勢34名の参加がありました。

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外注化阻止ニュース 第73号

外注化阻止ニュース第73号

 

計画業務10月外注化阻止!
CTS幕張事業所津田沼事業所 見習策動を粉砕

 JR千葉支社と千葉鉄道サービス(CTS)は、計画業務の外注化10月実施へ向けて攻撃を始めています。
 CTS幕張事業所では、エルダー社員で清掃業務に就いていた労働者を仕業・構内業務の見習に付け、スト破りと計画業務外注化のための要員をつくろうと画策していました。
 職場で怒りの抗議・追及が行われ、見習については中止に追い込みました。
 検修・構内業務外注化粉砕の第2ラウンドの緒戦における大きな勝利です。
 職場では、計画業務を委託したら誰が計画を立てるのかなど、「実際の作業を考えたら委託なんかできない」との声が管理者も含めて出ている状況です。

請負契約書を明らかにせよ

 昨年10月に強行された外注化の実態は本当にデタラメです。どの業務を委託するのかが毎朝JRから出される「発注書」によって決まるのです。
 動労千葉のスト破り対策のために、包括的な基本契約があって、具体的には日々発注する業務を決める方法です。動労千葉がCTSでストライキに入れば「今日はその業務は発注しなかった」として、委託したはずの業務にJRがスト破り要員を送り込むのです。
 偽装請負などの重大問題に加え、労働者のストライキ権を卑劣なやり口で破壊する重大な憲法違反です。ストを回避するために偽装請負を悪用しているのです。
 こういう状況下で、JRは、今年10月1日に構内計画業務を委託するとしていますが、日々の発注書を作成しているのは計画担当なのです。発注書の作成は言うまでもなく発注主が行なう行為ですが、なぜそれを委託できるとしているのか。
 JRとCTSは、今すぐ請負契約書のすべてを明らかにしろ! すべての外注化施策を白紙撤回せよ!

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2013年6月5日水曜日

郵政非正規ユニオンNEWS24号

16日全国ビラ24号

全国に郵政非正規ユニオンの旗を立ち上げよう!
郵政本社へ春闘要求闘争勝ち取る!

5・1メーデー新宿デモをやりきった!

 郵便局で働く皆さんご苦労様です。
 5月1日郵政非正規ユニオンは、午前中郵政本社前に30名で登場し、春闘要求の申入れ行動を行ないました。午後は、新宿中央公園の動労千葉・動労総連合の呼びかけの、5・1メーデー全国集会に参加し、JR本社を始め「アルバイトのクズ」と、言い放った元東京多摩局大工原課長の勤務する新宿局へのデモを行ないました。
 今年の「本社春闘要求」はこの2年間で力をつけ、現場組合員が合流するなかでたくさんの要求が出されました。
 要求項目は「郵政非正規ユニオン」として、「期間雇用社員でも労働者として正規・非正規の雇用形態による差別は認めない」という内容で迫りました。
 内容の一部として「期間雇用社員の一律200円の時間給の賃上げや期間雇用社員にも冠婚葬祭等を有給とすること。スキルダウンによる賃下げを行わないこと。一時金を正規社員と同額とすること。そして期間雇用社員への一方的な雇い止めは行わないこと。」などです。
 私たちは仕事をして賃金を得る。それによって生計を立てる。それは誰もが同じ立場です。正規雇用であればこれまでのたたかいによって守られ相応の対価を安定して獲得できている。しかし非正規というだけで雇い止めされ職場を追われる。退職強要や自爆営業はやりたい放題。スキルダウンによる大幅な賃下げで、泣くなく辞めざるをえない状況に追い込まれます。
 私たちお選別しているのは経営の側であり、私たち自身が互いに正規・非正規の壁を作っているわけではありません。
 期間雇用社員の労働者としての「春闘要求」を労働組合として行う意義は、そのような支配の構図を認めないこととして示す必要があるのです。
 非正規社員の労働組合を認めたくないのか、それとも「郵政非正規ユニオン」という労働組合が結成され本家本社に要求行動をする事実を恥とするのかはわかりません。
 しかし、「春闘要求は受ける・・しかし本社へ入場するときは労働組合の腕章やゼッケンは禁止である!抗議行動は無届集会として警察を呼ぶ!その条件がのめなければ要求は受けない!」という言葉にすべてが現れています。
 労働組合は労使対等であり、それは労働組合法によって定められている人としての労働者の権利です。
 団体交渉の部屋には椅子が4つあり、事前に組合同席者は代表として3人と協議したにも関わらず「3人という話はしていない!どうしてもというなら一人は横で立っていてください!」このような屈辱があるだろうか?
 そして交渉終了後には「組合の方は裏口の通用門からお帰りください・・」といってのける始末。
 私たちは正面玄関から堂々と出てきた先には、戦勝を祝うかのように5・1メーデーの長蛇の隊列とユニオンの大将旗の巨大な「団結」が風にはためき、そのことが5月1日が8時間労働制を勝ち取ったたんなる祝いの日ではなく「労働者の闘争の日」として座った証明です。
 郵政非正規ユニオンは人は人であり、誇りをすててまで金の奴隷とはならない!と主張出来る労働組合です。すべての郵政労働者は郵政非正規ユニオンの旗を全国に立ち上げ一千・一万の現場の怒りでもって闘おう!

今こそ共に立ち上がろう!
郵政総体40万の総決起を!

腕章をはずせ!代表団に椅子が2個しかないから1人は立っていろ!
交渉終了後裏口から帰れ! これが労使対等な団体交渉か

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日刊動労千葉 第7514号

国鉄闘争全国運動
6・9全国集会へ

国鉄1047名解雇撤回!    
外注化阻止・非正規職撤廃!
賃金・雇用破壊にストライキで反撃を!

6・9全国集会の成功をかちとり、外注化粉砕の闘いへ決起しよう

 JR東日本千葉支社は、10月1日の計画業務の外注化に向けて動き出してきた。清掃業務に就いていた者を仕業・構内業務の作業の見習につける。CTSでは、今年度に採用した大卒者7名と清掃業務についていた5名を検修、構内業務につけるように養成をおこなおうとしている。

 


国鉄闘争全国運動
6・9全国集会
日 時 6月9日(日)13時
場 所 東京・文京シビックホール
主 催 国鉄闘争全国運動

日刊動労千葉 第7514号へのリンク

6.2さようなら原発1000万人アクション

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6月2日 原発ゼロを求め、東京・芝公園で開かれた集会に7500人が集まった。
この後、東電、日比谷公園に向けデモ、夕方国会包囲

2013年6月4日火曜日

日刊動労千葉 第7513号

計画業務の「10月実施」を絶対に阻止しよう!

CTS幕張事業所・津田沼事業所での見習策動を粉砕!
外注化粉砕へ、組織拡大闘争に全組合員が総決起しよう!

 JR千葉支社と千葉鉄道サービスは、計画業務外注化の「10月実施」に向けた攻撃を始めている。
 この間、CTSは、幕張事業所においてエルダーで清掃業務に就いていた者を仕業・構内業務の見習に付け、スト破りと計画業務外注化のための要員を作ろうと策動していた。
 こうしたCTSのやり方に対して職場での怒りが噴き出し、抗議・追及が行われる中で見習については中止させるところまで追い込んだ。検修・構内業務外注化粉砕の第2ラウンドの緒戦における大きな勝利だ。

日刊動労千葉 第7513号へのリンク

労働運動ニュース第45号を発行しました!

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労働運動ニュース第45号へのリンク

◆本部ニュース460号発行!

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2013年6月3日月曜日

2013年6月2日日曜日

晴海局・奥野さんに労災認定!晴海郵便局は「雇い止め」を撤回せよ!

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 5月7日付けで中央労働基準監督署は、交通災害で療養リハビリ中の晴海郵便局郵便部奥野明子さんに、13年2月1日にさかのぼって、労災認定を決定しました。加害者側の三井住友海上保険会社は1月31日をもって、整形外科医の診断書を無視して「症状固定」の社内決定を強行したため、2月以降は、奥野さんは保険会社との交渉によって生活費を前払いさせるやりくりをしてきました。
 しかし今回中央労働基準監督署は、専門医の診断を尊重し保険会社の決定を覆しました。2月1日以降は交通災害による休業とリハビリ治療が労災として国の法律で認められているのです。
 今回の労災認定を受け療養中の奥野明子さんを「雇止め」した晴海郵便局の違法性と人権侵害はよりいっそう明らかになりました。わたしたちは、晴海郵便局が責任を取り奥野さんに謝罪し直ちに「雇止め」を撤回することを要求して闘っています!

3月末、「雇い止め」強行

 晴海郵便局は、昨年8月下旬奥野さんに「(療養中の)あなたがいると人を雇えないから辞めろ」(田中郵便副部長)と退職強要してきました。8月末の団体交渉でそれは撤回させましたが、今年2月には再び自主退職させようと、北澤郵便部長が個人宅への直接訪問と面会を申し入れてきました。立会人を要求すると「『雇止め』は決定済みだ」と話し合いも説明もせず、「雇止め予告通知」の郵送を強行しました。3月の2回の団体交渉においても、「就業規則10条」にしがみつき事実上
「非正規に人権なし」と強弁するだけでした。労働基準法や関係法令への恐るべき無理解をさらけだしました。追い詰められた晴海郵便局は理由も説明できずに団交を打ち切って3月末の雇止めを強行したのです。

5月1日、郵政本社抗議行動へ決起

 もともと奥野さんは郵政非正規ユニオンの組合員ではありませんでした。始末書など書いたこともなく一生懸命働いてきたごく普通の労働者です。お母さんから「宗教と組合には関わるな」と言われて生きてきた(労働運動に)ズブの素人です。ところが、あまりの人権無視の晴海郵便局のやりかたに立ち上がらざるを得なったのです。そして怒りを爆発させて8月以降とりわけ2月から5月までの闘いすべてで晴海郵便局を圧倒してきたのです。5月1日にも郵政本社に「直談判」し、「雇止め」を撤回するよう堂々と要求してきました。

JP労組本部を打倒し労働組合を再生しよう!

 極限的な人減らしと合理化の攻撃である「郵政グループビジョン2021」を率先推進しているJP労組本部を許さず闘いましょう! JP労組本部を打倒し、労働組合を再生する闘いは、「2021」攻撃を粉砕することと一体の闘いです。
 「新人事・給与制度」による大合理化攻撃を労働者の「生存権」と「安全」をかけて粉砕しよう!強制配転阻止!非正規職撤廃!「雇止め」阻止!を労働組合を再生する闘いとして闘いましょう!
 皆さん! 雇止め解雇を撤回させましょう。ご支援よろしくお願いします。(郵政非正規ユニオン・秋山信幸)

合同・一般労組全国協議会サイトから転載

◆本部ニュース458号発行!

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2013年6月1日土曜日

日刊動労千葉 第7512号

久留里線のワンマン運転を
これ以上続けることは、
運転保安上、絶対に無理だ!

列車の遅延、ホームが暗い、ミラーが水滴で見えない、
久留里駅ホームの曲線、駅の段差、
そして何よりも業務量増による運転士への負担!
直ちにワンマン運転を撤回しろ!

 久留里線にワンマン運転が導入されてから2ヶ月が経過するが、職場からは、ワンマン運転をこれ以上続けたら重大な事故になりかねないとの声が次々に上がっている。

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