2015年4月15日水曜日

外注化阻止ニュース 第177号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka177.pdf


働きやすい職場つくろう
みんなは一人のために、一人はみんなのために

職場に労働組合があれば

 誰でも働いていれば「おかしいな」「もっと良くしたい」と思うことがあるはずです。きちんと労働組合があれば会社と対等に交渉を行って労働条件を改善できるはずです。
 1人にとって働きやすい職場をつくることは、ほかの人にも働きやすい環境をつくることにつながります。
 職場は生存競争の場でもないし、同僚はライバルではありません。労働者が団結して労働条件の改善に向けて動き出す――これこそが労働者をめぐる状況に変化を生み出すはずです。
 近年、残念ながら労働者をめぐる状況は厳しくなっています。貧困や格差、不平等が拡大し、最低限の法律も守らないブラック企業が増えています。
 一人では難しくてもみんなで力を合わせることで新しい力が生まれるはずです。

労働組合を身近な存在に

 一世代前まで労働組合はもっと身近な存在でした。春闘になれば日本全国で賃上げを要求して闘いました。工場や職場に赤旗がひるがえりストライキも行われました。
 公務員もストを行いました。現在の民間準拠型の公務員賃金も、1964年の全国ストライキを背景に池田首相と合意したものです。労働組合にはそれだけの力がありました。
 日本国憲法28条は、労働組合の存在を保障し、団結権・団体交渉権・団体行動(争議)権の労働三権を明記しています。
みんなは一人のために、一人はみんなのために。これが労働組合の基本です。
 動労千葉は今年の春闘でJR東日本やJR貨物、CTSに大幅賃上げを要求し、超過勤務手当の未払い問題や労災について団体交渉などで追及してきました。力を合わせて働きやすい職場をつくろう。

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