CTSがベアゼロ回答
外注化による経費増を理由に
外注化による経費増を理由に
JR千葉鉄道サービス(CTS)が4月13日、新賃金に対する回答を行いました。
回答は、ベースアップ(基本給部分の底上げ)を拒否し、定期昇給のみを実施し、時給820円以下・基本給額13万1200円以下の労働者のみ
20円だけを加算するというものです。
CTSは、駅業務の受託などで2014年営業収益は6%増となったものの、若年出向などが多かったために人件費が増え営業利益が前年比6%減となったことがベアゼロの理由だとしています。
千葉県の最低賃金は昨年10月から798円となっており、800円のままでは、文字通り最低賃金になるところでした。
賃上げと労働条件の改善を
ベアゼロ回答の一方で、CTSは「清掃出来ばえの向上」などを掲げ、品質向上をめざすとしています。
冗談ではありません。これまで賃上げをまともに行わず、夏になれば労働者が熱中症で倒れて救急車で病院に運ばれるような労働条件で働かされてきたのです。
清掃の出来ばえに関しても、担当者の後ろから背面監視まで行って労働強化を行ってきました。
労働者をここまで追い込んでおきながらベアゼロを回答し、仕事はこれまで以上に働けというのです。
CTSで本格的な生活賃金の確保と労働条件の改善は大きな課題です。
動労千葉に加入しともに闘おう。
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回答は、ベースアップ(基本給部分の底上げ)を拒否し、定期昇給のみを実施し、時給820円以下・基本給額13万1200円以下の労働者のみ
20円だけを加算するというものです。
CTSは、駅業務の受託などで2014年営業収益は6%増となったものの、若年出向などが多かったために人件費が増え営業利益が前年比6%減となったことがベアゼロの理由だとしています。
千葉県の最低賃金は昨年10月から798円となっており、800円のままでは、文字通り最低賃金になるところでした。
賃上げと労働条件の改善を
ベアゼロ回答の一方で、CTSは「清掃出来ばえの向上」などを掲げ、品質向上をめざすとしています。
冗談ではありません。これまで賃上げをまともに行わず、夏になれば労働者が熱中症で倒れて救急車で病院に運ばれるような労働条件で働かされてきたのです。
清掃の出来ばえに関しても、担当者の後ろから背面監視まで行って労働強化を行ってきました。
労働者をここまで追い込んでおきながらベアゼロを回答し、仕事はこれまで以上に働けというのです。
CTSで本格的な生活賃金の確保と労働条件の改善は大きな課題です。
動労千葉に加入しともに闘おう。
CTS新賃金回答 (4月13日)
(1)職務給の昇給
1 4月1日現在、在職する社員。
2 職務給の昇給実施。昇給額は4号俸。
※平均昇給額は2040円
(2)契約社員の基本給改定
1 4月1日現在、在職する59歳以下の契約社員。
2 基本給の改定実施。改定額は4号俸。
※平均改定額は380円
(3)その他
1 時間額820円以下のパート社員について
820円に引き上げ。※20円の加算
2 基本給額13万1200円以下の社員等(嘱託
及び契約社員を含む)について13万1200
円に引き上げ。
※現行800円×月160時間=12万8000円
回答820円×月160時間=13万1200円
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