2015年4月3日金曜日

外注化阻止ニュース 第171号

http://www.geocities.jp/siensurukai_santama/index.html#%E5%A4%96%E6%B3%A8%E5%8C%96%E9%98%BB%E6%AD%A2%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9


CTS超勤代
ごまかさずに支払いを
休憩時間変更の指示なければ労働時間

 JR千葉鉄道サービス(CTS)は3月30日に「社員のみなさまへ」と題するCTS管理本部長名義の文書を職場に掲示しました。
 この文書によれば、まるで時間外労働などなかったかのようです。
 しかし実際には、16時45分~18時の休憩時間中に時間外労働が行われてきたのです。CTSはこんな文書でごまかずに、ただちに超過勤務代を支払うべきです。

「休憩時間変更」の指示は一度もない

 文書内では、「休憩時間を変更して取得してもらい……」とあります。しかし、そのような指示は一度として行われていません。
 実際、幕張事業所では4月1日から時間外労働、休憩時間変更の確認を日々行うとの指示が出されました。このことは、これまでは休憩時間の変更は確認されてこなかったことを意味します。
 たとえ作業を行っていなくても、「待機時間」は労働時間です。それを休憩時間に変更するには、管理者からの明確な指示が必要です。
 待機時間をかってに後付けで休憩時間と言い張り、賃金を支払わないのは違法行為です。管理者からの指示もなく「休憩時間を変更で対応した」とするのは違法行為そのものです。
 これは会社が考え出した後出しジャンケンの屁理屈です。

ごまかさず、ただちに超勤代を支払え

 掲示された文書には、疑義があれば「具体的な内容を管理者まで申告してください」とされています。しかし、会社は問題になっている休憩時間中の作業について「どの労働者がいつあたったのか」をすべて知っているはずです。
 この期に及んで労働者に圧力をかけて黙り込ませようとするやり方は許されません。
 CTSはウソとごまかしをやめ、ただちに超勤代を支払うべきです。