本線運転士の高齢者対策を行え!
動労千葉がJR東日本本社、千葉支社に申入れ
動労千葉がJR東日本本社、千葉支社に申入れ
動労千葉は、7月15日、JR東日本本社と千葉支社に対して、本線運転士の高齢者対策を行うよう申し入れました。
千葉には定年退職が近い本線運転士が多くいます。それにもかかわらず、外注化で身体を壊しても本線から降りる職場が奪われています。
しかも毎年のダイ改ごとに乗務員の労働は強化されています。乗務員からは、「体力的に限界だ」という声さえ上がっています。実際に千葉運転区では、運転士が乗務中に倒れて入院する事態まで発生してしまいました。
千葉支社以外では、本線運転ができなくなった運転士の多くが辞めざるを得ない状況に追い込まれています。本線運転士の高齢者対策は、これ以上放置できない差し迫った課題です。
65歳まで働ける労働条件を
また、動労千葉はエルダーの再雇用に関する申入れも行いました。
今年度退職者の中には再雇用先が決まらないまま雇用契約だけ締結した人さえいる状況です。来年度以降の再雇用が確保できるのかも疑問です。
労働者をギリギリまで追い込むほど労働強化し、本線から降りる職場も再雇用先も奪うなど許せません。
JRが外注化を撤回し、年金が支給される65歳まで定年を延長すれば、問題はすべて解決します。
JRは定年を延長し、65歳まで働き続けられる労働条件を早急に確立しろ!
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千葉には定年退職が近い本線運転士が多くいます。それにもかかわらず、外注化で身体を壊しても本線から降りる職場が奪われています。
しかも毎年のダイ改ごとに乗務員の労働は強化されています。乗務員からは、「体力的に限界だ」という声さえ上がっています。実際に千葉運転区では、運転士が乗務中に倒れて入院する事態まで発生してしまいました。
千葉支社以外では、本線運転ができなくなった運転士の多くが辞めざるを得ない状況に追い込まれています。本線運転士の高齢者対策は、これ以上放置できない差し迫った課題です。
65歳まで働ける労働条件を
また、動労千葉はエルダーの再雇用に関する申入れも行いました。
今年度退職者の中には再雇用先が決まらないまま雇用契約だけ締結した人さえいる状況です。来年度以降の再雇用が確保できるのかも疑問です。
労働者をギリギリまで追い込むほど労働強化し、本線から降りる職場も再雇用先も奪うなど許せません。
JRが外注化を撤回し、年金が支給される65歳まで定年を延長すれば、問題はすべて解決します。
JRは定年を延長し、65歳まで働き続けられる労働条件を早急に確立しろ!
本線運転士の高齢者対策等に関する申し入れ
1.千葉運転区で泊勤務中に脳梗塞を起こす事態が発生したことについて、甲行路の乗務中から停止位置不良が度重なる等多くの異常が把握されていたことを考えると、対処が適切であったのか。今後の対策として生かしていかなければならない課題であると思われるが、会社の考え方を明らかにすること。
2.定年退職年齢に近い運転士が多い状況に踏まえ、高齢者交番の設定等、本線運転士の具体的高齢者対策を早急に講ずること。
3.本線運転士については、本人の希望により一定の年齢で降りることができる職場を制度的に確保すること。
また、外注化を中止し、検修・構内職場を運転士の高齢者対策の場として確保すること。
4.「ライフサイクル」を中止し、その分の要員を、行路緩和等運転士の高齢者対策に振り向けること。
5.現在、各区で運転士が過員状況にあるが、この現状と今後の要員需給の展望について、会社の考え方を明らかにすること。
6.上記に関連して、①今後10年間の年毎の運転士の退職者数、②各年の運転士登用予定数、③この間の各年の本線運転士からそれ以外の職種への異動者数について明らかにすること。
7.地域の声を無視して地方のローカル線の削減が進められているが、「東京から70~80km圏全線直通運転」「経営資源の集中」政策の中で、千葉支社管内の列車運行をどのように構想しているのか明らかにすること。
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