2016年2月18日木曜日

2・29クレオ集会への結集を呼びかけます

http://gendai-chianijihou.at.webry.info/201602/article_1.html


改憲・戦争攻撃と一体の新捜査手法を廃案に!
階級的労働運動の力を基軸に闘いの大爆発へ

2・29クレオ集会への結集を呼びかけます

 「現代の治安維持法と闘う会」は2月9日、「労働者の団結で戦争を止めよう 新捜査手法を廃案に 2・29集会」への参加を呼びかける霞ヶ関・裁判所前街宣を行いました。
 安倍政権は、アベノミクスの総破綻、甘利経済再生担当大臣の汚職による辞任等により、政権崩壊の危機に追いつめられ、一層凶暴化し、改憲・非常事態条項の新設を7月参院選を契機に行い、戦争体制の構築を急ごうとしています。
 また、総非正規職化・派遣労働者化の攻撃をさらに強め、生きるに生きられない社会となっています。しかし、これら安倍政権の新自由主義攻撃に対し、派遣法粉砕、外注化阻止・非正規職撤廃を貫いてストライキで闘う階級的労働運動が、「動労総連合」建設を中心に、ゼネストで闘う韓国民主労総や全世界の労働者との共通の闘いとして、国際連帯の力で闘いぬかれ、労働者が主人公の社会を作る闘いとして力強く推し進められています。

連続するデッチあげ治安弾圧は改憲・戦争攻撃と一体だ

 この闘いの前進に恐怖した、国家権力は、昨年の「街」デッチあげ弾圧や学生へのスパイ化攻撃をはじめとする治安弾圧を連続して加えてきましたが、完黙・非転向と団結の力でことごとく破綻させ、勝利してきました。
 今年に入ってからも、1月18日に権力は「転び公妨」で2名を逮捕し、あろうことか2月5には「免状不実記載」を口実に再逮捕まで行いました。これら一連の治安弾圧は、今国会で導入されようとして継続審議となっている「新捜査手法」の導入の先取り攻撃に外なりません。
 「新捜査手法」は、盗聴の拡大、司法取引の導入(密告制度)、証人隠し等を狙った刑訴法の大改悪であり、これらが導入されれば、権力が、今までは公然とはできなかったスパイ化攻撃や潜入捜査、盗聴なども思いのままにできることになります。この攻撃が、改憲・戦争攻撃と一体のものであり、労働組合や反戦運動を解体・壊滅させることを目的にしたものであることは明白です。これを許してはなりません。
 2月29日に行われるクレオ集会は、「新捜査手法」をはじめとする現代の治安維持法攻撃との闘いを、前進する階級的労働運動の力を基軸に大爆発させることを、大衆的に呼びかけるものです。大結集を勝ち取り、新捜査手法を廃案に追い込もう。