2016年9月17日土曜日

闘いなくして安全なし No.090

https://drive.google.com/file/d/0B6_MNKzi3eCFTFVNZVhxOHBzdEU/view?usp=sharing


千葉支社  「冷房設置の計画ない」「行路分割しない」
動労千葉 9・13指名スト突入!

 動労千葉は、9月13日から千葉運輸区工臨488行路を対象とした指名ストライキに入りました。なんと会社はその488行路に3人もの組合員を指定してきました。スト回避したら「3人で乗務してもらう」というのです。こんな対応は聞いたことがありません。

命よりコストを優先するのか!

 このストライキをめぐる団体交渉が、9月8日に開催されました。そこで会社はDLへ の冷房設置について、「冷房設備を整備する計画はない」「1千万円以上かかる」と回答しました。
 新型車両導入の目安は2020年です。それまで、冷房なしで乗務しろというのです。
 「それならば行路を2つに分割して負担は軽減しろ」という組合の要求にも、「作業効率が落ちる」「現段階で行路の分割はしない」というのです。
 臨時列車の行路なので、通常行路との兼ね合いもなく変更できるはずです。結局、コストが増えるから、冷房設置も行路分割もやらないといっているのです。すでに工臨の担当 者が倒れる事態が相次いでいます。命よりコ ストを優先するなど、絶対に許せません。

明け行路を緩和しろ!

 さらに動労千葉は、千葉日報に掲載された「体調チェックは徹底している。睡眠時間も確保されており問題ない」という千葉支社のコメントについて追及しました。
 「睡眠時間は具体的に何時間確保しているのか」とうい追及に、会社は「ルールの中で、必要な時間は可能な限り確保する」というだけで、まともに回答できませんでした。
 実際には、3時間ほどしか寝れない場合もあります。その中で、12時をすぎる明け行路が次々に増やされているのです。
 この追及の中で、会社自身が「行路のバランスが悪い」「甲が短く乙がすごく長い行路がまだまだある」と認めざるを得なくなり「次期ダイ改に向け検討する」と回答しました。
 ストにたつ動労千葉ともに、行路緩和、高齢者対策、DLへの冷房設置を実現しよう。

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