2016年9月15日木曜日

外注化阻止ニュース 第280号

http://www.doro-chiba.org/ga/gaityuuka280.pdf


動労千葉 指名ストに突入
過酷な労働条件  CTS就業規則改悪 打ち破ろう

 動労千葉は、千葉運輸区工臨488行路(9月13・16・27・29日)を対象にした指名ストに突入しました。
 工事列車で使用するDL(ディーゼル機関車)は冷房もなく真夏の運転台は50℃近く。しかし会社は「冷房設置の計画はない」と回答。動労千葉は、負担軽減のために行路の2分割を提案しました。これも会社は 拒否しました。
 本線運転士の乗務する行路は限度を超えています。前日からの泊勤務で翌朝も昼13時近くまで乗務することもあります。実 質4時間の睡眠時 間の確保も困難な状況です。マスコミも続発するオーバーランの原因として乗務員の疲労を指摘しています。
 過酷な労働条件により泊勤務中に脳梗塞で倒れた組合員など、心臓・脳疾患で乗務を降りた組合員も複数います。「夏場は暑くてたまらない」「会社は俺たちをなめている」「これ以上、犠牲者を出させない」との声が上がっています。今回は、組合員の怒りを代表する指名ストです。

CTS就業規則の改悪を許すな

 JR千葉鉄道サービス(CTS)の各事業所では、就業規則改悪についての職場説明会が始まりました。
 提案された修正案は、法律では無条件で無期雇用となる勤務5年を前にして面接で選別するものです。しかもその賃金は千葉県の最低賃金ギリギリ、定期昇給もない時給制です。
 CTSは団体交渉で、30円の賃上げは12年分の賃上げ前払いと説明しています。しかし、うち25円分は10月1日から最低賃金のアップに伴うもので、当然のことです。
 JR・CTSの労働条件・雇用・賃金を改善するため動労千葉と共に闘おう。

◎CTS組合員の声(9月12日の集会での発言)

 食べたい物も食べられず、やりたいこともできず、欲しい物もガマンして働いている仲間たちの職場です。契約社員も待遇がさらに低下し、退職する人が続出するような状況です。正社員も例外ではありません。去るも地獄、残るも地獄です。職場から声をもっとあげて会社を動かしたい。(CTS幕張事業所で働く組合員)

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