無実で獄中43年 沖縄闘争を闘った星野文昭さん、
11・14渋谷闘争を闘った大坂正明さんをいますぐとり戻そう
星野文昭絵画展
11・14渋谷闘争を闘った大坂正明さんをいますぐとり戻そう
星野文昭絵画展
アカバナーの手紙
まだ見ぬ 沖縄の海を描 く
あなたの 元に
アカバナーの 手紙が 届く
手紙は 海を越え
厚い鉄格子の とびらを開けさせ
房の中の あなたに届く
あなたは 知っているだろう
十二万の 沖縄の人々が
今 いっせいに声をあげ
死者たちの 怒りを
ヤマトに 向って 届けたことを
「日本軍が 自決を 命じた」
ふりしぼる声が そう言った時
私には 確かに 聞こえました
「地の底の骨は
家族に 会いたがっていましたよ」
「誰が 骨を 拾いに行きましたか」
六十年を 引き裂かれた苦しみで
生きた 深い 沈黙は
この日 怒りに 変わった
あなたは 知っているだろう
沈黙の先には あの戦争が あった
そして その先には
たちはだかる 基地があった
あなたが そこに 手をかけた時
牙を むき出しにした
ヤマトの姿が あった
地の底の あの戦争と
あなたが闘った 七十年
そして今
ひとつながりの 歴史の中で
消し去られる 汚れた 歴史こそ
我々のものだと
叫ぶ 人 人 人
(2007・9・29沖縄県民大会)
沖縄米軍基地に反対し、獄中43年
星野文昭さんは、1971年11月14日、沖縄の米軍基地を固定化するペテン的沖縄返還協定の批准を阻止するため、東京・渋谷で行われたデモに、リーダーの一人として参加しました。その際に機動隊員1名が重症を負い、翌日死亡した件で、星野さんは殺人の「実行犯」にデッチあげられました。無期懲役を言い渡され、現在獄中43年目です。現在再審を求めて闘っています。
星野さん、大坂さんは無実
2008年、最高裁判所はついに、星野さんを特定した根拠である「服の色」が間違っていたことを認めました。しかし、再審請求そのものは、却下。許せません。検察はウソの供述をねつ造する一方で、真実を示す証拠を隠し、現場の目撃証言すら、いまだに開示していません。星野さんは、全証拠の開示を求めて闘っています。
昨年5月には、警察は、星野さんとともにデモに参加していた大坂正明さんを、同じく殺人罪容疑でデッチあげ逮捕しました。しかし、大坂さんも無実です。
71年11・14渋谷闘争とは?
戦後、本土から切り離され、「米軍基地の島」として戦争と隣合わせの現実を強いられてきた沖縄では、ベトナム侵略戦争が激化した60年代後半、「基地のない沖縄」を求める激しい本土復帰闘争が起きました。この沖縄の仲間との連帯をかけて、何万人もの青年労働者や学生が渋谷でデモをしました。その先頭に立ったのが星野さんや大阪さんでした。
「星野を自由に!」の声を広げよう
無期懲役確定から30年。星野さんの仮釈放について、四国地方更生保護委員会(香川県高松市)が審理を始めました。星野さんの家族や弁護団は、昨年から9回の申し入れと1万を超える要望書を提出し、星野さんの即時釈放を求めています。6月3日には、全国から高松に1千人が集まり、星野さんの釈放を求める集会・パレードが行われました。
獄中にありながら「誰もが人間らしく生きられる社会をめざす」と闘い続ける星野さんを、今年中に解放しましょう。11月25日、再度、高松市内での集会が開催されます。ぜひご参加ください。
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まだ見ぬ 沖縄の海を描 く
あなたの 元に
アカバナーの 手紙が 届く
手紙は 海を越え
厚い鉄格子の とびらを開けさせ
房の中の あなたに届く
あなたは 知っているだろう
十二万の 沖縄の人々が
今 いっせいに声をあげ
死者たちの 怒りを
ヤマトに 向って 届けたことを
「日本軍が 自決を 命じた」
ふりしぼる声が そう言った時
私には 確かに 聞こえました
「地の底の骨は
家族に 会いたがっていましたよ」
「誰が 骨を 拾いに行きましたか」
六十年を 引き裂かれた苦しみで
生きた 深い 沈黙は
この日 怒りに 変わった
あなたは 知っているだろう
沈黙の先には あの戦争が あった
そして その先には
たちはだかる 基地があった
あなたが そこに 手をかけた時
牙を むき出しにした
ヤマトの姿が あった
地の底の あの戦争と
あなたが闘った 七十年
そして今
ひとつながりの 歴史の中で
消し去られる 汚れた 歴史こそ
我々のものだと
叫ぶ 人 人 人
(2007・9・29沖縄県民大会)
沖縄・アカバナーと少女
絵・星野文昭/詩・星野暁子
絵・星野文昭/詩・星野暁子
絵画展の絵は、差し入れの写真集などをヒントに文昭さんが水彩画を描き、おつれあいの暁子さんの面会のたびに渡しています。暁子さんはその絵に詩をつけています。
絵画展では、その絵と詩を展示しています。
絵画展では、その絵と詩を展示しています。
永山公民館(ベルブ永山) 3Fギャラリー (入場無料)
(多摩市永山1-5 京王線・小田急線「永山駅」から徒歩3分)
9月17日(月)~19 日(水)
17日(月)正午~午後8時
18日(火)午前10時~午後8時
19日(水)午前10時~午後3時(※午前11時より朗読会あり)
主催 三多摩星野文昭絵画展実行委員会
更生保護委員会に「今すぐ釈放」の声を届けよう!
要望書への署名にご協力ください。
要望書への署名にご協力ください。
沖縄米軍基地に反対し、獄中43年
星野文昭さんは、1971年11月14日、沖縄の米軍基地を固定化するペテン的沖縄返還協定の批准を阻止するため、東京・渋谷で行われたデモに、リーダーの一人として参加しました。その際に機動隊員1名が重症を負い、翌日死亡した件で、星野さんは殺人の「実行犯」にデッチあげられました。無期懲役を言い渡され、現在獄中43年目です。現在再審を求めて闘っています。
星野さん、大坂さんは無実
2008年、最高裁判所はついに、星野さんを特定した根拠である「服の色」が間違っていたことを認めました。しかし、再審請求そのものは、却下。許せません。検察はウソの供述をねつ造する一方で、真実を示す証拠を隠し、現場の目撃証言すら、いまだに開示していません。星野さんは、全証拠の開示を求めて闘っています。
昨年5月には、警察は、星野さんとともにデモに参加していた大坂正明さんを、同じく殺人罪容疑でデッチあげ逮捕しました。しかし、大坂さんも無実です。
71年11・14渋谷闘争とは?
戦後、本土から切り離され、「米軍基地の島」として戦争と隣合わせの現実を強いられてきた沖縄では、ベトナム侵略戦争が激化した60年代後半、「基地のない沖縄」を求める激しい本土復帰闘争が起きました。この沖縄の仲間との連帯をかけて、何万人もの青年労働者や学生が渋谷でデモをしました。その先頭に立ったのが星野さんや大阪さんでした。
「星野を自由に!」の声を広げよう
無期懲役確定から30年。星野さんの仮釈放について、四国地方更生保護委員会(香川県高松市)が審理を始めました。星野さんの家族や弁護団は、昨年から9回の申し入れと1万を超える要望書を提出し、星野さんの即時釈放を求めています。6月3日には、全国から高松に1千人が集まり、星野さんの釈放を求める集会・パレードが行われました。
獄中にありながら「誰もが人間らしく生きられる社会をめざす」と闘い続ける星野さんを、今年中に解放しましょう。11月25日、再度、高松市内での集会が開催されます。ぜひご参加ください。
絵画展・集会への賛同をお願いします。
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